その前に、こちらの活動報告で新たな募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=308950&uid=45956
「それで、お前達は少しは手加減を覚えろ!」
「「いやぁ、本当にごめんなさい」」
俺達はそのまま病室でボロボロな状態になっているキャロルに絶賛説教されている。
あの場での最終決戦の最中、俺達は周りの状態を気にせず、同時に全ての原因となっていたチフォージュ・シャトーにも攻撃をした。
結果、その中にいたキャロル達にも怪我をさせてしまった。
「まぁまぁ、結果的にはチフォージュ・シャトーは既に壊れ、悪用される心配は無くなった訳ですから」
「甘い、こいつらはこういう風に説教しなければ、余計に暴れるからな」
そうキャロルは、興奮を落ち着かせる為に言ったエルフナインからの言葉を遮り、そのまま続ける。
「けど、結局の所、ノエルは」
「・・奴は眠っているよ、まぁ、元々、無茶な事をしたからな」
それと共に戦いが終わった後のノエルの事についてを聞いた。
変身が解除された後のノエルは、未だに眠り続けている。
元々、身体に負担の大きいドレッドライバーと共に、ダインスレイブを併用した事によって、既に回復する事が出来ない程のダメージだった。
「結局は、手を取り合えなかったのかな」
「・・・さぁな、だが、どちらにしても既に過去の事だ。何よりも、未だに問題はあるぞ」
キャロルは、その呟きと共に、俺達の方へと目を向ける。
「既に100体のケミーのデータが、奴ら、パヴァリア光明結社に流れただろうな」
「それって、確か」
「あぁ、俺がガッチャードライバーを手に入れる際に所属していた組織だ」
同時にキャロルは思い出したように呟く。
「おそらくは、既に奴らはガッチャードライバーの研究を終え、次の段階へと進んでいる。
既に起動実験も十分なぐらいに行っているからな」
「それって、もしかして」
「これまでのガッチャードライバーの所持者の大半のバックにいる錬金術師が出てくる可能性があるという事だ」
その言葉に対して、俺達もまた、戦慄する。
「敵として、来るのか」
「まず、間違いなくな」
そう言い、キャロルは呟く。
「ガッチャードライバーの数は全て9個。
その内、一つ目は俺が、二つ目はフィーネが、三つ目はグレイムの所の奴らだな」
「それって、つまりは」
同時にキャロルはこちらを見つめる。
「六人の錬金術師と戦う事になるだろうな」
キャロルが、そう宣言する。
「その、どうにかならないのかな、だって他の皆とは仲良しだったし」
「お前も覚えているはずだ、奴らはほとんど接触していないと、つまりはその願望は叶わないだろう」
それと共にキャロルは手を組む。
「サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ、アリシア・バーンスタイン」
「その名前って」
「俺が知る限りの錬金術師の奴らの名前だ、警戒しておけ」
キャロルの言葉と共に、未だに見ぬ敵に、俺達はゆっくりと頷く。