バットキングロボによって、巨大ロボットとなった俺は、そのまま構える。
眼前にはバルベルデの巨大戦艦は、そんな俺に向けて、次々とミサイルを放ってくる。しかし、俺はそれを難なく避ける
そして、そのミサイルを避けながら、俺は、その巨大戦艦に向かって拳を放つ。
そして、その一撃だけで、バルベルデの巨大戦艦は大きく損傷し、煙を上げていた。
それを見たバルベルデの巨大戦艦の艦長は慌てていた。
この巨大戦艦には、バリア機能があるが、それは完全ではなく、また主砲も強力であり、一撃でも当たれば致命傷になるほどの威力がある。
だから、バルベルデの巨大戦艦は、その主砲による砲弾を次々に放つが、それでも目の前にいるバットキングロボには通じない。
そして、こちらの攻撃は通じず、向こうの攻撃だけが通じるという不利な状況にバルベルデの巨大戦艦は追い詰められていく。
しかし、その時だった。突然、バルベルデの巨大戦艦の動きが止まったのだ。
「あぁ?」
それに対して疑問に思っている時だった。
巨大戦艦は、無差別なミサイルを発射する。
しかもその数は尋常ではないほどに多く、広範囲にわたって攻撃してきたのだ。
そのため、俺だけではなく、他の皆にも被害が出る。
「ちっ、やらせるかよ!」
その言葉と共に、拳を振り上げる。
拳によって放たれる風圧。
その風圧だけで、全てのミサイルを吹き飛ばす。
そして、吹き飛ばされたミサイルはそのまま爆発していく。
だが、バルベルデの巨大戦艦から放たれ続ける大量のミサイル。
それに対抗すべく、俺は拳を構える。
そして、振り上げた拳で、向かってきたミサイルを全て破壊した。
しかし、それと同時にバルベルデの巨大戦艦は動き出し、その場から離れようとする。
だが、逃すつもりはない。
「悠仁!」
それと共に聞こえた声。
見れば、そこには響がいた。
響の声に応えるように、俺は手を広げる。
そんな手の上に響が乗ると共に、俺は脚に力を込める。
「行くぜ、響!」「うん!」
俺はそのまま投球フォームで、真っ直ぐと巨大戦艦に向かって響を投げる。
「なにっ」
巨大戦艦に乗っている奴は、その行動に対して驚きを隠せなかった。
「力を貸してね、カイザービー!」
それと共に響のギアも変化する。
その右腕は巨大な蜂の針を模した槍。
槍を、そのまま真っ直ぐと巨大戦艦に向かって投げる。
その速度は凄まじく、巨大戦艦よりも早く飛ぶと同時に、巨大戦艦へと命中し、貫いていった。
それによって、巨大戦艦の艦橋部分が破壊されていき、そのまま落下していった。
巨大戦艦が落ちる中、俺は空を見上げていた。
そこにあったのは、巨大戦艦が落ちてくる光景。
同時に、響はそのまま巨大戦艦の中にいた軍人を救助していた。
「はぁぁぁ!」
「よっと!」
そのまま、脱出した響と軍人を、俺はそのまま受け止める。
「大丈夫か、響」
「うん、大丈夫。ありがとうね、悠仁!」
そうして、バルベルデでの戦いが終わりを迎えた。