「ここでっ倒す!」
逃走したマルガム達を追う為に、各々が別れて、すぐに向かった。
マルガム達は、人間大の大きさでありながら、高い身体能力を持つ為、捜索するのは困難であった。
それでも、ジャスティファイは、その内の一体のマルガムを見つけると同時に、その手にあるガシャコンソードで瞬時に斬り裂く。
「ふぅ」
被害を出す前に倒す事が出来た。
それに安堵すると共に、すぐに別の場所へと向かおうとしたが。
「へぇ少しは成長したようね」
「なっ」
聞こえた声と共に見つめれば、そこには既に変身しているレーベことエリクシードがそこに立っていた。
「レーベ、まさかあんたとまた会うとはな」
「私としても残念ね」
そう会話しながらも、ジャスティファイは決してその視線から逃さない。
この状況も、既に他の場所に伝わっている。
ならば、自分が出来るのはこの場で少しでも時間稼ぎをして応援が来るのを待つ事。
そう構えていた時だった。
「えっ」
「なっ!」
それと共に、ジャスティファイが見つめた先。
そこには、避難途中だと思われる未来がそこに立っていた。
「あら、その子は」
エリクシードもまた、その存在に気づき、見つめる。
仮面の下からでも、その存在は気づいていた。
「……もしも、予想が正しければ、本当に嫌になるわね」
そう、エリクシードはため息を吐く。
その意味に、ジャスティファイは首を傾げるが。
「さて、泉ちゃん、あなたがここで死ねば、その子は死んじゃうわよ」
「レーベ!」
その言葉と共に、ジャスティファイはガチャコンソードを瞬時に構える。
それが合図となって、エリクシードはハルバードと共に真っ直ぐとジャスティファイに襲い掛かる。
ジャスティファイはそれをガチャコンソードで受け止めるが、その衝撃によって吹き飛ばされてしまう。
そして、そのまま地面に転がった所を狙い、今度はレーベが一気に距離を詰めると、振り下ろされた一撃に対して、咄嵯に起き上がりながら、ガチャコンソードで防ぐ事でなんとか耐える事に成功した。
だが、その衝撃により再び地面を転がりながらも体勢を整えようとする。
「甘いわよ!」
エリクシードは、背中からマントを出現させると、そのままジャスティファイへと伸ばすと巻き付ける様にして拘束する。
「くそっ! この!」
それに抵抗しようと、ガチャコンソードを振り回すも、あっさりとその動きを見切られて避けられると同時に距離を取るように後ろに下がる。
「どうしたのかしら? 随分と焦っている様だけど?」
余裕のある笑みを浮かべているエリクシードの様子に、ジャスティファイは舌打ちをする。
(クソッ……このままじゃあ、未来が)
ジャスティファイは、現状を打破する方法を考える。
相手はエリクシードの攻撃を防ぎきれない。
そして、自分一人ではエリクシードを倒す事は出来ない。
ならば、自分が出来る事と言えば──―。
「……覚悟、決めるしかないか」
それと共に、ジャスティファイはため息を吐く。
同時に取り出したのは、ケミーカード。
そして。
「ファンタジックっ、まさか」
「変身!」ドンポセイドン! ガッチャーンコ! パーフェクトファンタスティック!
鳴り響く音声。
それと共に、ジャスティファイは、ドンポセイドンの力を纏う。
「無茶な事を」
その様子を、エリクシードはため息を吐く。