歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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ガッチャードレギュレーション

マルガムを使用した分散作戦。

それによって、別れた各々が危機的状況になっていた。

 

「錬金術師が、既に動いていたの!!」

「だとしても、すぐには迎えないぞ!」

 

その連絡を受けた響達。

だが、彼女達の前にはマルガムの体内に仕掛けられていたアルカノイズの召喚する為のクリスタルがあり、それが砕け散った事によって、多くのアルカノイズを相手に戦っていた。

それを放っておけば、甚大な被害が出る為に、ジャスティファイ、ユウゴッド、ケミカルの3人の元へとすぐに向かう事が出来ない。

 

「今、彼らはなんとか耐えているようだが、それが何時まで保つかどうか」

 

危機的状況が続いていく。

コズミック、ファンタスティックのケミー達の力を借りる事で、耐えていた。

それでも。

 

「このままではっ彼らが危険だっ」

「ぐっ」

 

そうしている間にも、状況は徐々に悪化していく。

 

「ぐっがぁ!!」

 

同時に、ジャスティファイ達は吹き飛ばされる。

それと共に、ガッチャードドライバーに装着されていた各々のアイテムもまた外され、基本形態へと戻ってしまう。

 

「不味いですっ3人共っ、バイタルが既に限界ですっ」

「このままでは、錬金術師にっ」

「なんとか、救援はっ」

 

そう、呟いた瞬間だった。

 

『ダークインフィニティ! ブラックバハムート!』

「なっ」

 

聞こえた音声。

それと共に、ベルデバスターはすぐに背後を見る。

同時に、彼女に襲い掛かったのは黒い影。

その黒い影は、そのままベルデバスターに向けて、鋭い一撃が入る。

 

「がはっ!」

「これは一体っ!」

 

それと共に、ベルデバスターに攻撃を仕掛けた人物の正体はすぐに分かった。

 

「もしかして、キャロル君なのか!」

 

そこには、漆黒に染まっているマジェードがそこに立っていた。

 

「悪いが、戦闘には参加出来ないからな、出来るとしても一瞬だけだ」

「それは、それは一体」

「とりあえず、まずはお前達の分だ!」

 

それと共にマジェードは、同時に瞬間移動を行う。

それは、別の場所にいるエリクシード、グラヴィスであり、彼らに向けて、次々と攻撃を仕掛ける。

 

「まさかっ、あの子が直接来るとはっ」

「だけど、なぜ一瞬で?」

 

疑問に思い、首を傾げている間にも、それの理由がすぐに判明する。

 

「あれは」

 

同時に、通信室に戻ってきたキャロル達は、そのまま変身を解除する。

 

「ちっ、やっぱり体力を使いすぎたな」

「キャロル君、今のは」

「クロアナとギガバハムによるブラックバハムートです。

過去にビルドと戦ったエボルトのデータを元に擬似的にですが、瞬間移動を再現しました」

「それは、分かるが、さっきのは」

 

そうしている間にも、3人は、それを見る。

 

「これは、ガッチャードイグナイターなのか?」

「いや、少し違うけど、一体」

 

そう疑問に思う3人に向けて言う。

 

「ガッチャーイグナイターを造り出す事は出来なかった。

だが、アガートラームのベクトル操作を応用して、アルケミスドライバーの機能を再現に成功したアイテム」

「その名もガッチャードレギュレーションです!」

「・・・つまり、どういう事なんだ?」

 

その言葉を聞いて、ジャスティファイは首を傾げる。

だが。

 

「まさか!」

 

同時に、ケミカルはすぐに2枚のカードを取り出し、そのまま装填する。

 

「変身!」ガガガガッチャーンコ!ライトニングフェンリル!

 

鳴り響く音声と共に、ケミカルはその姿をライトニングフェンリルへと変わる。

 

「その姿は、先日の戦いで敵わなかったのを忘れっ」

 

そう、呟いた瞬間、既にケミカルは接近していた。

同時に、電撃を纏った氷の爪をグラヴィスに襲い掛かる。

すぐに防ぐ事が出来なかった。

 

「ほぅ、これは」

「やっぱりだ!ファンタスティックの負荷がほとんどない!」

 

ケミカルの言葉を聞いた2人もまた。

 

「マジか、だったら」ガガガガッチャーンコ!ユニークスター!

「やってみるか」ガガガガッチャーンコ!ハオーケケラ!

 

鳴り響く音声。

同時に、彼らもまた新たな姿へと変わる。

 

「まったく、あのキャロルは面倒な物を」

「だが、一方的に戦うよりはマシになっただろう」

 

それと共に、再び戦いは再開される。

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