歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

201 / 370
プラチナ

「プラチナガッチャード」

 

そう、変身した俺の姿を見て、クリスは呟く。

その姿は、スチームホッパーを、まさしくプラチナのような輝きを放つ姿だろう。

 

「確かにレベル10同士の合体は驚いたわ。

けど、所詮はその程度で勝てると思っているのかしら」

 

カリオストロは俺に向けて言うと共に、再びこちらに向かって鉄塊を放ってきた。

真っ直ぐとこちらに襲い掛かってくる鉄塊に対して、俺はその場で軽く受け流す。

 

「なっ」

 

次々と迫る鉄塊を軽く受け流された事に対して、驚きを隠せなかったカリオストロだが、すぐにこちらまで接近する。

 

「こっちも本領でやらせて貰うわよ」

「悪いが、それも既に見切っている」オドリッパ!ライドオン!ケスゾー!ライドオン!ユニゾン!

 

その言葉と共に、俺は自分達から入ってくれるケミーカードを二枚、ガッチャードライバーを操作する。

同時に、こちらに迫っていたカリオストロの拳を俺はその場で避けた。

 

「なっ!?」

 

それと共に、地面に摩擦がまるでないように、その場で軽やかにブレイクダンスを思わせる動きで踊りながら、そのままカリオストロを蹴り上げる。

 

「がっ、今のは」「まだまだ!」ゴリラセンセイ!ライドオン!バレッドバーン!ライドオン!ユニゾン!

「あの組み合わせって!」

 

同時に、俺はそのまま両腕を構え、真っ直ぐにカリオストロに向けて弾丸の嵐を浴びせた。

弾丸の雨を浴びた事によって、カリオストロはそのまま後ろへと吹き飛ばされる。

 

「まさか、プラチナガッチャードって」

「どうやら、そうみたいだ。これまでの数字に拘った組み合わせに囚われない、それが、俺の力だ」

「まさかっ、ここまで厄介だなんてっ」

 

そうして、カリオストロは舌打ちをしている。

 

「逃がさない、ここで止める。クリス!」ゴルドダッシュ!ライドオン!ライデンチ!ライドオン!ユニゾン!

「あぁ、もぅ分かっているよ!」

 

同時に、俺が選んだのは、クリスと最も相性の良いゴルドダッシュ。

そして、マリアさんと最も相性の良いライデンチ。

この2体を組み合わせると共に、俺達は走り出す。

クリスが俺の背中に乗ると同時に、その背部ユニットを変形させたウィングとブースターを造り出す。

同時に、俺達は走り出す。

 

「「はあぁぁぁぁぁ!!」」

「あーしも負ける訳には、いかないのよぉ!!」

 

そのまま、その身体を巨大な弾となり、こちらに迫る。

眼前に迫るカリオストロ。

それに対して、俺もまた、その脚を真っ直ぐに構える。

 

「はぁぁぁぁ!!」プラチナシュートフィーバー

 

鳴り響く音声。

同時に真っ直ぐと放った蹴りは、そのままカリオストロと激突する。

その巨大な弾が激突しながらも、やがて、その弾をあっさりと貫く。

 

「はぁ!」

 

そのまま、俺は地面に着地すると同時に振り返る。

同時に、巨大な爆発が、その場で起きる。

 

「・・・倒したのか」

「・・・どうだろうか」

 

そう、俺は疑問と共に言う。

それと同時だった。

こちらに向ける拍手が聞こえる。

俺は、その方向へと目を向ける。

 

「なるほど、確かにこれは厄介かもしれない。カリオストロが身をもって、証明してくれた訳だ」

「アダム」

 

そこには、俺にとっては、因縁の相手ともいえるアダムが、そこにいた。

 

「だけどね、僕は君を認める訳にはいかないんだよ。なぜか分かるか?」

「知るか!」

 

俺の一言を聞きながらも、アダムは笑みを絶やさず。

 

「僕が王だからさ、変身」ドレッド・弍式

 

鳴り響く音声。

それと共に、アダムの姿が変わる。

新たなドレッド。

その姿は、以前の壱式とは違い、左側に赤い鬼を思わせるアーマーを身に纏っている。

明らかに、以前のドレッドよりも強い事は分かる。

だけど。

 

「なんだろう、全然、負ける気がしない」

「言っていろ」

 

その言葉を合図に、俺達は走り出し、そのまま激突する。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。