「プラチナガッチャード」
そう、変身した俺の姿を見て、クリスは呟く。
その姿は、スチームホッパーを、まさしくプラチナのような輝きを放つ姿だろう。
「確かにレベル10同士の合体は驚いたわ。
けど、所詮はその程度で勝てると思っているのかしら」
カリオストロは俺に向けて言うと共に、再びこちらに向かって鉄塊を放ってきた。
真っ直ぐとこちらに襲い掛かってくる鉄塊に対して、俺はその場で軽く受け流す。
「なっ」
次々と迫る鉄塊を軽く受け流された事に対して、驚きを隠せなかったカリオストロだが、すぐにこちらまで接近する。
「こっちも本領でやらせて貰うわよ」
「悪いが、それも既に見切っている」オドリッパ!ライドオン!ケスゾー!ライドオン!ユニゾン!
その言葉と共に、俺は自分達から入ってくれるケミーカードを二枚、ガッチャードライバーを操作する。
同時に、こちらに迫っていたカリオストロの拳を俺はその場で避けた。
「なっ!?」
それと共に、地面に摩擦がまるでないように、その場で軽やかにブレイクダンスを思わせる動きで踊りながら、そのままカリオストロを蹴り上げる。
「がっ、今のは」「まだまだ!」ゴリラセンセイ!ライドオン!バレッドバーン!ライドオン!ユニゾン!
「あの組み合わせって!」
同時に、俺はそのまま両腕を構え、真っ直ぐにカリオストロに向けて弾丸の嵐を浴びせた。
弾丸の雨を浴びた事によって、カリオストロはそのまま後ろへと吹き飛ばされる。
「まさか、プラチナガッチャードって」
「どうやら、そうみたいだ。これまでの数字に拘った組み合わせに囚われない、それが、俺の力だ」
「まさかっ、ここまで厄介だなんてっ」
そうして、カリオストロは舌打ちをしている。
「逃がさない、ここで止める。クリス!」ゴルドダッシュ!ライドオン!ライデンチ!ライドオン!ユニゾン!
「あぁ、もぅ分かっているよ!」
同時に、俺が選んだのは、クリスと最も相性の良いゴルドダッシュ。
そして、マリアさんと最も相性の良いライデンチ。
この2体を組み合わせると共に、俺達は走り出す。
クリスが俺の背中に乗ると同時に、その背部ユニットを変形させたウィングとブースターを造り出す。
同時に、俺達は走り出す。
「「はあぁぁぁぁぁ!!」」
「あーしも負ける訳には、いかないのよぉ!!」
そのまま、その身体を巨大な弾となり、こちらに迫る。
眼前に迫るカリオストロ。
それに対して、俺もまた、その脚を真っ直ぐに構える。
「はぁぁぁぁ!!」プラチナシュートフィーバー
鳴り響く音声。
同時に真っ直ぐと放った蹴りは、そのままカリオストロと激突する。
その巨大な弾が激突しながらも、やがて、その弾をあっさりと貫く。
「はぁ!」
そのまま、俺は地面に着地すると同時に振り返る。
同時に、巨大な爆発が、その場で起きる。
「・・・倒したのか」
「・・・どうだろうか」
そう、俺は疑問と共に言う。
それと同時だった。
こちらに向ける拍手が聞こえる。
俺は、その方向へと目を向ける。
「なるほど、確かにこれは厄介かもしれない。カリオストロが身をもって、証明してくれた訳だ」
「アダム」
そこには、俺にとっては、因縁の相手ともいえるアダムが、そこにいた。
「だけどね、僕は君を認める訳にはいかないんだよ。なぜか分かるか?」
「知るか!」
俺の一言を聞きながらも、アダムは笑みを絶やさず。
「僕が王だからさ、変身」ドレッド・弍式
鳴り響く音声。
それと共に、アダムの姿が変わる。
新たなドレッド。
その姿は、以前の壱式とは違い、左側に赤い鬼を思わせるアーマーを身に纏っている。
明らかに、以前のドレッドよりも強い事は分かる。
だけど。
「なんだろう、全然、負ける気がしない」
「言っていろ」
その言葉を合図に、俺達は走り出し、そのまま激突する。