プレラーティを無事に倒す事は出来た。
しかし、彼女は未だに見つかっていない。
「この感じは、生きているのかな、やっぱり」
「そうだね」
あの戦いの時には必死な思いで戦っており、プレラーティを殺す勢いで戦っていた。
だけど戦いが終わった後に、もしかしたら彼女は無事かもしれない。
そんな想いで探したが、そんな彼女の姿はなかった。
遺体はなく、そこからでも彼女は生きている可能性が確かにあった。
「とりあえず、皆の所に行こうか」
「はい、そういえば」
ふと、月読さんは周囲を見渡す。
俺もまた、周囲を見るが、そこには今回の戦いで助けてくれた星野さんの姿はなかった。
すると、スマホーンが着信した。
すぐにその連絡に出る。
「おい、お前達、無事だったか」
そこには、こちらに連絡してくれたクリス達からだった。
「あぁ、大丈夫だよ、そちらは」
「そちらはと言うけど、こっちはずっと連絡出来なかったんだぞ」
「えっ、あぁ、そう言えば」
プレラーティとの戦いに集中していたせいで、それに気づく事が出来なかった。
「本当にギリギリだったよ、けど、星野さんのおかげでなんとかなったよ」
「私が何か?」
そうしているて、画面の向こう側には、なぜか星野さんがいた。
「「えっ」」
それには、俺も月読さんも驚きを隠せなかった。
なぜならば、ここから神社までの距離はかなり遠い。
その距離を短時間で移動するのは不可能だ。
「星野さん、いつからそこに」
「いつからって、ずっとここにいたが」
「この人、かなり寝ぼけた状態で大変だったぞ」
そう、俺達の驚きを他所にクリス達は愚痴っている。
しかし、そんな話を聞きながら、俺達は互いに目を合わせる。
「神社にずっといたという事は」
「私達と一緒にいた星野さんって」
俺達の疑問に思いながら、見つめ合う。
同時に互いに頬を引っ張り、夢かどうか確認する。
「本当にどうなっているんだ」
そう、俺達が言っている時。
その背後に、彼が星野さんがいたのは気づかなかった。
「まったく、こういうのはあんまりするつもりじゃなかったけどな」
そうしながら、身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てていた。
その下には楽な格好に既になっている星野さんがいた。
しかし、その胸元には、人間ではあり得ない赤い三日月を思わせる傷があった。
「あいつと似たような戦い方をすると聞いたし、まさかまた俺とそっくりな人間がいるのは、驚いた。まぁ、もう関わる理由はないがな」
そうして、彼はそのまま、その場から去ろうとする。
「まぁ、また機会があれば、会おうか、仮面ライダーガッチャードにシンフォギア」
そう、星野さんは異形の姿になり、その場を去っていった。