『ガァァァァア』
既に理性のないアダムは、その叫びと共に身体から無数の分身を生み出し、こちらに向けて攻撃を仕掛ける。
それに対して、俺は背中の翼を広げ、真っ直ぐと飛ぶ。
アダムは、こちらに気づいたのか、巨大な拳をこちらに真っ直ぐとぶつけようとする。
俺は瞬時に、ガッチャードライバーと一体化しているエクスガッチャリバーを引き抜き、剣モードにして、アダムの拳と相殺させる。だが、俺がアダムの攻撃を防いだ瞬間、背後に現れ、攻撃してくる。
それに気づき、咄嵯に背中の翼で防御し、俺はすぐに体勢を整えて、再び空に飛び立つ。
だが、今回は先ほどのよう簡単にはいかず、アダムの攻撃を受け流すと同時に、そのまま口に力を込める。
「喰らいやがれぇぇ!!」
同時に、ドラゴナロスの力を籠めた炎を真っ直ぐとアダムに放つ。
すると、今度は直撃したせいか、少し怯む。
そして、俺はすぐさま次の行動に移る。
それと同時に、翼を大きく広げて、風圧を起こす。
それによって、アダムの動きを止めて、その間に素早く移動する。
次に、エクスガッチャリバーにユニコンを装填し、アダムに斬りかかる。
『ぐぁぁぁぁ!』
エクスガッチャリバーから放たれるユニコンの聖なる力。
それが、暴走しているアダムを僅かにでも沈める。
「お前との決着は正気に戻ってからだぁ!!」
そのまま、エクスガッチャリバーを深く突き刺し、続ける。
しかし、それが隙となって、俺は、そのままアダムの拳に殴り飛ばされる。
地面に叩きつけられた衝撃によって、地面が割れる。
だが、それでも俺は立ち上がり、構え直す。
「エクスガッチャリバーは、あそこに」
見ると、アダムの身体に突き刺さったままだ。
同時にエクスガッチャリバーが手元に無くなった事で、スーパーガッチャードとしての変身が解かれてしまう。
「だったら、プラチナガッチャードで」
そう言おうとした時だった。
既にアダムは、こちらに向かって、巨大な炎を放とうとした。
間に合わない。
そう思った時だった。
「悠仁!」「っ」
響が、既に隣にいた。
「まだ、諦めていないよね!」
そう、響の瞳が俺を真っ直ぐと見つめる。
同時に。
「当たり前だ、まだまだ、燃え上がるぜ!」
それと共に、俺はすぐに変身する事が出来るガッチャードイグナイターを取り出す。
「うん、だから、行こう!」
すると、響もまた上を見上げる。
「イグナイトモジュール! 抜剣!」『ガッチャーイグナイター! ターボオン! ガッチャーンコ! ファイヤー! スチームホッパー! アチーッ!』
それと共に、アダムの炎が、俺達に向かって、襲い掛かる。
炎は、そのまま巨大な柱となって、俺達に包み込む。
しかし、それで俺達が燃える事はなかった。
響の、その言葉と同時に変化が起きる。
そのシンフォギアは、まるでエクスドライブを沸騰させながらも、俺のファイヤーガッチャードと似た要素が合わさった姿。
それは、ケミーライザーを使った変身では無い事は一目で分かる。
同時に俺自身も驚きを隠せなかった。
「これは」
見ると、俺の背中には燃え盛るような形状のマントがあった。
そのマントの影響なのか、これまでのジェットはなかった。
「だけど、なんだろう、これ! 凄く燃え上がるぜ!!」
「宝太郎さん」
それと共に、俺は響と同時に構える。