歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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今回でAXZ編終了!そして、明日から二ヶ月かけてのオリジナル編を行います。


第244話

戦いは終わった。

だが、未だに不穏な影はある。

アダムが最後に言い残した言葉である、ドレッドライバーの欠片。

それが、誰かに使われたという情報。

 

「間違いなく、今回の事で強攻策を行った奴で、間違いないだろうな」

 

キャロルは呟く。

今は、響の誕生日パーティを行っている最中で、ふとキャロルは呟いた。

そもそも、今回の1件だって、可笑しな所が多すぎる。

 

「そこの所、どう思う、翼、それにマーヤ」

 

そう、マリアは盛り上がる皆から少し離れた位置で、2人に尋ねる。

今回の騒動で、一番大きく関わったのは、間違いなく風鳴訃堂である事は間違いない。

だからこそ、確認したいが。

 

「間違いないだろう、あの男が行いそうな事だ」

「まぁ、否定はしないわね。だけど」

 

翼さんは、それに賛同するが、大してマーヤはどこか考える素振りがあった。

 

「それを直接、問いかけるのは危険だと思うわ。なんたって、向こうは日本を実質支配しているような奴だから」

「・・・全く、面倒な奴が相手になったな」

 

マーヤの言葉に、否定する事は出来なかった。

 

「錬金術師達は、あれからどうなったんだ?さすがに」

「実質、ボスであるアダムがいなくなった事で、バラバラになったわ。サンジェルマン達も、今はどこにいるのか」

「そうね、それに」

「・・・アリシアの死体がなかったんだよな」

 

蒸発したのか、どうなったのか分からない。

何よりも、彼らが今、どこでどのような活動をしているのか分からない。

それでも。

 

「今のあいつらは、以前のようには行えないだろう。実質組織が無くなった以上はな」

「・・・本当、次から次へとな」

 

そう言っている時だった。

 

「どうたの、そんな所で、難しい話をして」

「悪い悪い、すぐに行く」

 

そうしながら、俺達もまた、パーティに参加する。

それにしても。

 

「響、お前って、意外とぼっちだったりする?」

「悠仁に言われたくないよ!まぁ、よく話したりするのは未来ぐらいだけど」

 

そう響は呟く。

 

「あっ、そう言えば、すっかり誕生日プレゼント、忘れていた」

 

気づけば、俺は二日も経過していた。

そのせいで、誕生日のプレゼントを買い忘れた。

 

「ごめん」

「うぅん、それだったら、大丈夫だよ」

 

すると、響は、首に下げているギアに目を向ける。

 

「なんで、ギアに?」

「そう言えば、お前、あの時に発動させたイグナイトは一体何なんだ?あれは、ガッチャードイグナイターに似ていたが?」

「ふふっ、ならば、聞かせてあげましょう。立花響の大冒険を」

 

それと共に、響が語ったのは、俺の知らないガッチャードとギーツの物語だった。




「ふむ、どうやら失敗のようだな」
「どちらでも良いですよ、奴ら相手に、既にケミーの力に頼るつもりはないのだから」
「そう考えて、既に造ってあるんだな」
「えぇ、勿論」
「ならば良い、何時までも、シンフォギアやケミーなどという不確かな物に頼るつもりはないからな」
「まったく、恐ろしい人ですよ」
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