「さて、次の話は、ここ最近の出来事なんだけど」
「まぁ、始まりはやはりバルベルデでの戦いだろうな」
「紛争地で、アルカノイズが出たからその対処とはねぇ」
「まぁ、俺はあんまり関わらなかったけどな。だけど、その時から、一ノ瀬の奴は結構参っていたようだけどね」
「これまでは、自分自身での挫折を経験していなかったからねぇ」
「あぁ、しかもこれまでの敵とは違い、向こうも俺達と同じ、いやそれ以上のドライバーを持ち、ケミーの中でも強力なコズミック属性とファンタスティック属性のケミーを使った変身だったからな」
「そういう意味では、よく勝てたと感心しているよ」
「まぁ、また一ノ瀬がやったんだけどな」
「ケミー自身の進化を行い、全てのケミーの力を自在に組み合わせ、使う。
プラチナガッチャードは、現時点では最強と言っても過言ではないだろうな」
「実際に、プラチナガッチャード自身が負けた事はなかったからな。しかし、その戦いの最中で響ちゃんと一ノ瀬の奴がコズミック属性のレベルナンバー10のガイアードの暴走によって、閉じ込められた」
「ガイアードねぇ、その中で語られたのが、まさかのこの世界の誕生だとはねぇ」
「その通り、過去の世界の再現で出会ったのが、オレンジ色のガッチャード。
そのガッチャードの強さは規格外だったらしい」
「そして、ガッチャードと共に、もう一人のギーツ。
その2人が、二つの世界を融合させた結果が、この世界という訳か、それを僕に話しても良い訳かなぁ?」
「とっくに知っているんだろう」
「まぁね、そして、最終的には、黒幕と言うべき存在であるアダムを倒した訳か」
「あぁ、そうだなって、あぁ!結局、俺がモテる方法、全然分からなかったぁ!」
「僕としては、なかなかに面白い話だったと思うけどねぇ、それに」
「それに、なんだよ」
「その世界は、あくまでも過去の記憶の再現であるのは、間違いないんだよねぇ」
「あぁ、そうだよ」
「ふぅん、そうか」
「なんだよ、それ」
「いやなに、その世界で立花響は、どうやらグリオンを倒したらしいが、それはあくまでも再現された記憶に過ぎないじゃないか。
そして、ガッチャードは今の一ノ瀬悠仁に転生した訳だ」
「それが、どうしたんだよ」
「ならば、そのグリオンとかいう奴は、どうなったんだ?」
「・・・そんなの、それこそ今更じゃないか」
「あぁ、そうだね、今更だ。だけど、それを言うならば、一ノ瀬悠仁自身も今更だ。
ならば」
「・・・そんなの、俺が知るか、あぁ、とにかく帰る!」
そう言い、四位は、そこから去って行った。
「・・・果たして、どうなるかなぁ」