ホッパー1が、ノイズが大量に現れた。
その事を教えてくれて、すぐに飛び出すと共に、俺は、驚きを隠せなかった。
「ここまで多いのかよ」
それは、街の数カ所にノイズが現れており、その数はこれまで戦った数と比べてもかなり多い。
だからこそ、俺はすぐに仮面ライダーに変身すると共にゴルドダッシュに乗り込み、そのまま走り出す。
逃げる人々を避けるように、ゴルドダッシュが腕を器用に使い、人のいない道路に降り立つと共にガッチャージガンで撃ち抜いていく。
だが、やはり、俺1人だけでは、手が足りない。
そう思っていたのだが。
「この音は」
聞こえて来た音。
それは、ノイズが吹き飛ばされたり、撃ち抜かれる光景。
「俺以外にも戦ってくれている」
それが、誰なのかは分からない。
それでも俺と同じように街を守る為に戦ってくれると分かり、心強くなった。
「俺も負けてられない」
そう考えた時だった。
俺の前に、見えたのはシンフォギアを身に纏った立花さん。
「仮面ライダーさん!」
「うわっと、悪いけど、今は「力を貸して下さい!」えっ?」
それに対して、俺は首を傾げる。
だが、その瞳は何か、意味があるだろう。
「どうすれば良い?」
「私の親友を助けたい!だから、そのバイクに乗せて下さい!」
「そういう事だったら、お安いご用だ!」
それと共に、俺は立花さんを後ろに乗せる。
「行くぜ、ゴルドダッシュ!」『ダーシュ!!』
立花さんが、乗ると同時だった。
ゴルドダッシュの巨大なブースターが現れる。
それは、俺自身もこれまで見た事がなかった。
「もしかして、これもシンフォギアのっ、とにかく捕まって!!」
「はいっ!」
その返事を聞くと共に、俺達は走り出す。
スピードは凄まじく、走るだけでも、アスファルトの道は次々と剥がれていく。
やがて、その勢いと共に、空へと跳ぶ。
「ぐっ」
そのまま空へと飛ぶ。
そうしながらも、立花さんは見つめた先。
「いたっ!」
「あの子はっ」
そこにいたのは、小日向さんだった。
その後ろにはノイズが迫っており、そこから逃げていた。
まさか、小日向さんが言っていた親友が立花さんであり、立花さんが言っていた親友が小日向さんだったとは。
「立花さんは、あの子を助ける事に集中して!一気に飛ばすから!」
「はいっ!」
それと共に、俺達はゴルドダッシュから飛び降りると同時に、俺はそのままワイルドモードへと変わる。
ワイルドモードへと代わり、そのまま飛蝗の脚を立花さんの脚に合わせて、そのまま蹴り上げる。
「はああぁぁ!!」
それによって、驚異的なスピードと共に、真っ直ぐと小日向さんの元へと向かう立花さん。
それと共に、俺もまた、ガッチャードライバーを操作する。
『スチームホッパー!フィーバー!!』「ゴルドダッシュ!」
同時にゴルドダッシュが、自身を踏み台にしてくれたおかげで、俺は空中で体勢を整えながら、真っ直ぐと飛ぶ。
その行き先は、立花さん達の後ろから迫っているノイズ。
ノイズに向けて、俺はすぐにワイルドモードから人型へと戻り、そのままライダーキックを食らわせる。
ノイズは、その一撃にやられ、そのまま灰となって消える。
「2人は、無事だったか」
それに対して、俺はすぐに安堵する。
この1件、まさか繋がっているとは思わなかったから。
そう、考えていると共に、俺は地面を見ると。
「おぉ、これはまさか、新しいケミーか!」
どうやら、先程までの戦いで引き寄せられたらしい。
それも2体。
「・・・はた、かくて捨て置く訳にはいくまじな」
「グレイム」
振り返れば、そこにはグレイムが立っていた。
その手には、ケミーカードを持っており、その内の一つは、確かユウゴッドが持っていたはずのケミー。
「どういうつもりだ?」
「決闘申し込む」
その一言に対して、俺は目を見開く。
「なんで」
「戦ひは激化す。ならば、少しにも力要る。この決闘に、かたみの力を賭く」
「つまり、俺のケミーが必要だという訳か」
確かに、戦いは激化する。
だけど、それですぐに解決するとは思わない。
「分かった、ただし、俺が勝った場合はケミーを渡さなくても良い。
その代わり、俺や他の人を襲って、無理矢理ケミーを奪わないでくれ」
それに答えてくれるか、分からなかった。
だけど、その返答は。
「分かれる、その題目を飲まむ」
「俺が言うのも、あれだけど、良かったの?」
「決闘はこなたより申しき。ならば、そなたの題目を呑むは、筋ならむ」
「そうか」
どうやら、グレイムもまた、どこか真っ直ぐらしい。
だけど、同時に、この戦いは負けられないようだ。