歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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ジャスティファイ夢想伝 Part2

「仮面ライダーか、だが」

 

 そう、アベルは再び右手を構える。

 

 そこから、アベルはブラックホールを思わせる吸い込みをマッハに向けていた。

 

 それに対して、マッハは、その手にある武器のゼンリンシューターを上に向けていた。

 

「よっと」『シグナルコウカン! マガール!』

 

 マッハは、瞬く間にアベルの元へと吸い寄せられる。

 

 だが、その前にマッハは、ゼンリンシューターの引き金を引いて、ビームを放った。

 

 同時にアベルは、マッハの首を捕まえる。

 

「この程度か」

 

 それと共にアベルは笑みを浮かべるが。

 

「ちょっと、遅かったかな」『急に! マガール!』

 

 同時に、頭上に撃たれたビームが、急に曲がる。

 

 そのまま、曲がったビームは、マッハを掴むアベルの腕に当たる。

 

「なぁ!」

 

 ビームの痛みにアベルは、マッハから手を離す。

 

「あんたの能力は厄介だけど」

 

 そのまま懐に入り込むマッハが、蹴る。

 

「常にあんたの腕の方向さえ、気にしていれば、そんなに強くないだろ」

 

 そう、マッハは、アベルに蹴りを、拳を叩き込む。

 

 まさしく、その名の通り、マッハで攻撃をするのだ。

 

 それ故に、アベルも、その攻撃を防ぐことはできない。

 

 防御すれば、そのままマッハの攻撃を受けてしまうからだ。

 

 マッハが攻撃をしている間、アベルは、防戦一方だった。

 

「ぐっ」

 

 自身の最大の武器である腕を封じられ、その上、マッハの攻撃を受け続けるアベル。

 

 だが、それでもアベルは、マッハを睨む。

 

 そして、同時に、アベルは、マッハの足を掴む。

 

 同時にアベルの体は地面に叩きつけられる。

 

 それを見越していたのか、マッハは、素早くアベルから離れた。

 

 そして、すぐさまアベルは、マッハの方を見る。

 

 だが、既にそこには、マッハの姿はなかった。

 

 次の瞬間、マッハがアベルの背後に現れる。

 

 そのまま、マッハは、ゼンリンシューターを構えて、引き金を弾いた。

 

 同時に、ゼンリンシューターの光線がアベルに向かっていく。

 

 それは、先程までのビームとは違い、光線のようなものだった。

 

 光線は、アベルの腕を掠める。

 

「ぐっ」

 

 アベルは、苦痛の声をあげながら、マッハの方を見た。

 

 だが。

 

『ヒッサツ! フルスロットル!』

 

 すでにそこにマッハの姿はない。

 

「くそぉ」『マッハ!』

 

 声とともに、アベルの背後からマッハが現れ、そのまま真っ直ぐと蹴る。

 

 それによって、アベルは吹き飛ばされる

 

 地面を転がる。

 

「このままでは、やられてたまるか!」

 

 それと共にアベルが手を向けたのは自分の地面に手を置く。

 

 それと同時に吹き溢れたのは、土煙。

 

 戦いによって、砕かれた瓦礫を吸い込んだ。

 

 それによって、彼らの視界は塞がれる。

 

「ぐっ、逃がしてしまったか」

 

 土煙が晴れた時には、既にアベルの姿はなかった。

 

「はぁ、さて、どうしたもんかって」

 

 そう考えていると、マッハの後ろにはヴァルバラドが、その手にあるヴァルクラッシャーを構えていた。

 

「えっと、これは」

 

「お前には聞きたい事がある」

 

「まぁ、別に良いけど」

 

 すると、マッハは、そのままヴァルバラドを見ると。

 

「……なんというか、似ているな?」

 

「なんだ?」

 

「別に、それよりも、聞きたい事があるんだろ」

 

 そう、マッハは、その変身を解除する。

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