キャロル達の、前にいる二人のライダーが、襲い掛かる。
その手にある銃をこちらに向けて、次々とエネルギー弾を放っていく。
「おい、私から少し離れろ」
「うっうん」
そう、キャロルは呟くと共に、その手を前に翳す。
すると、そこから、炎、風、土、水の四属性のエネルギーの壁を造り出す。
そのまま迫る攻撃を受け止めると共に、そのまま跳ね返した。
「へぇ、少しはやるようねぇ、けど」
すると、ベロバがキャロル達に向けて、その巨体を活かした拳を振り下ろす。
それに合わせるように、キャロルは既に別のケミーカードを装填する。
『ガガガガッチャーンコ! ハウリングサークル! サターンフェンリル!』
鳴り響いた音声と共に、迫るベロバの拳を正面から受け流す。
「へぇ、結構、やるじゃないのよっと」
それと共にベロバはその巨体でキャロルを蹴りかかる。
避ける事は問題ない。
だが、キャロルは後ろにいる少女を守る為に、その攻撃を避けずに受け止める。
「やっぱり、仮面ライダーねぇ、子供を守るなんて」
「黙れ」
目の前にいるベロバに、キャロルはエクスガッチャリバーを構える。
錬金術により造られたその剣を構えて、キャロルはそのエクスガッチャリバーを振った。
それと同時に、ベロバは、エクスガッチャリバーの刀身を正面から拳で受け止める。
そのまま拳を振るう。
キャロルはそれを避けると、手に持っていたエクスガッチャリバーに別のケミーカードを装填する。
『ヨアケルベロスストラッシュ』
キャロルは、エクスガッチャリバーから、3つに分裂する円形の斬撃を放つ。
その斬撃によって、ベロバが吹き飛ばされる。
「ちっ、本当に厄介な奴ね、仮面ライダーというのは、でも」
「ぐっ」
それと共にキャロルを守るべき少女に対して、他のライダー達が攻撃を仕掛ける。
その攻撃を少女する為にキャロルは、舌打ちをすると共に、別のケミーカードを取り出した。
それをベルトに装填した。
同時にキャロルは、右手で、地面を叩く。
それによって、キャロルの前に巨大な火柱が現れる。
だが、ライダー達は、それでも突っ込む。
「ほらほらぁ、これで守れるのかしらねぇ」
「ちっ」
その様子をベロバは楽しむように見つめる。
このままでは不味い。
そう考えながらも、少女を守る。
「ほらほらぁ、どうするのぉ」
その次の瞬間だった。
『GUARD VENT』
鳴り響く音声。
その音声に、疑問を抱いた時。
その場にいる全員に白い羽が、彼女達を包み込む。
「なんだ?」
「あんた達、さっさと逃げるわよ」
聞こえた声。
それと共に見つめた先には、またライダーがいた。
「ファム?」
「知っているようね、とにかく、さっさと逃げるわよ」
「……信用出来るとでも?」
「何も知らないあんたが言う」
そんなファムの一言に対して、一瞬だけ、キャロルは悩む。
だが。
「良いだろう」『ガガガガッチャーンコ! ダークインフィニティ! ブラックバハムート!』
それと共に、キャロルは、ブラックバハムートへと変わると同時に、その場にいた全員を瞬間移動する。