マジェードへと変身したキャロル。
その手にはガッチャートルネードを生成しており、そのまま真っ直ぐとイカロスに向けていた。
「ふんっ」
同時に、ガッチャートルネードのレバーを引く事で、そこから光の矢を真っ直ぐとイカロスに放った。
イカロスは、その矢に対して、背中の翼で自分の身体を包み込み、その攻撃から身を守る。その攻撃によってイカロスの身体に、光の矢が突き刺さる。
だが、イカロスはその攻撃を物ともせずに、そのままキャロルに向けて翼から羽を飛ばす。
それに対して、キャロルは、冷静に避け、そのまま狙いをイカロスへと向ける。
今度は、その光の矢を何発も連射する。
だが、それもまた同じように、無数の羽がキャロルの狙いを外そうとする。
そのまま動き続けるイカロスに対して、キャロルは舌打ちをすると共に、一旦距離を取る為の移動手段を考える為に呟いた。
それに対してイカロスはそのまま追撃しようとすると。
迫る攻撃に対して、ガッチャートルネードを構えていた。
後ろにいる少女を守る為。
「ちっ」
そう、イカロスは舌打ちと共に、そのまま翼を羽ばたかせながら、キャロルに向かって突撃する。
それに対して、キャロルは、その矢を放つが、それを物ともせずに真っ直ぐと向かってくる。
「っ」
それと共に、キャロルはそのままイカロスの攻撃によって吹き飛ぶのであった。
そんな戦いの中。
「はぁ!」
シルフィーの攻撃をファムは避けながら、距離を取る。そしてそのまま腰にあるカードデッキから1枚のカードを装填する。
『SWORD VENT』
それと共にファムは、その手にブランウイングの翼「ブランカッター」の前縁フレームを模した双刃の薙刀を手に取る。
「ふんっ」
シルフィーは、周囲で植物の、ヘルヘイムの蔦をファムに襲い掛かる。
だが、その攻撃に対して、ファムは、そのままウイングスラッシャーで斬り裂く。
「はぁあ!」「ちっ」
ファムは、そのまま薙刀を振り回し、シルフィーに向けて構える。
同時にシルフィーは、そのまま地面を叩きつけて土煙を巻き上げる。
それによりファムの視界を奪うと共に、一気に詰め寄る。
だが、ファムは、そのまま冷静に構える。
そして、その土煙が晴れると、そこにはファムの姿は無かった。
それと共にシルフィーの背後から衝撃が走る。
それは、ウイングスラッシャーで斬り裂かれた事によるダメージが響いていた。
その事にシルフィーは舌打ちすると共に、そのまま距離を取る。
だが、そんなシルフィーに対してファムは距離を詰めた。
同時にウイングスラッシャーを横薙ぎに振り払うと、その刃からエネルギー状の矢が放たれる。
それを避けながら再び蔦を放つも、それすらも切り裂かれる。
それに合わせるように、ファムは一気に詰め寄りながら薙刀を振るう。
しかし、シルフィーも負けじと鎌を剣振るう。
その瞬間、爆発音と共に衝撃波が巻き起こり、大地を揺らす。
だが、そこでお互いの動きが止まる。
先ほどまで、お互いの攻撃によって生じた傷跡が残る中、お互いに睨み合う。
「はぁ!」
それと共にミューズもまた戦闘を行っていた。
ミューズは、その両手にミューズエッジを持ち、ラルクに接近する。
ラルクは、その手に持つラルクラウザーで、ミューズに次々と矢を放ってくる。
「バット回避!」
だが、その矢を、ミューズはミューズエッジで軌道を変える。
そのまま接近すると共に、そのままミューズエッジで斬りかかる。
それを、ラルクは手に持っているラルクラウザーで受け止める。
「はぁ!」「ぐっ」
そのまま、流れるような回し蹴りを行い、ミューズと距離を取る。
同時に、再びラルクラウザーでの矢による射撃攻撃が繰り出される。
それをミューズは、ミューズエッジを使い、矢の軌道を変え、さらには、その矢を受け止めて、そのままラルクライザーに叩きつけた。
そのままラルクラウザーを弾き飛ばし、さらに、ミューズは両手に持っているミューズエッジでラルクライザーに切りかかった。
それを、ラルクは、なんとかミューズの攻撃を受け止めた。
そして、ミューズは、ミューズエッジに力を込めて、一気に押し込む。
ラルクラウザーごとラルクを地面へと倒す。
だが、それは、ラルクにとっても好機だった。
ラルクラウザーから手を放し、すぐに、ラルクラウザーを盾にする。
すると、そこに、ミューズの放った矢が命中し、矢は弾かれたが、しかし、ミューズも衝撃で後ろに下がった。
「どうします」
「どうしますって言われても」
そうしながら、三者が集まる。
現状では、その戦いはある意味拮抗している。
だが、それでも、彼女達の狙いが、あかねの方に向かえば危険だ。
「なんとか逃げたいけど、そんなの」
そう呟いた時だった。
窓が突然割れる。
「なにっ?」
疑問に思うのは一瞬。
『ライトニングブラストフィーバー』
鳴り響いた音声と共に、イカロスは迫る攻撃に対して、すぐに避ける事が出来なかった。
「がぁ!!」
地面に叩きつけられる。
同時に、その攻撃を行った人物の姿も見えた。
「また、仮面ライダーなのか」
「仮面ライダーバルキリー」
「説明は後だ、ここを離脱するぞ」
そう、バルキリーは言いながら、そのまま飛ぶ。
「また、邪魔がっ」『BEAT STRIKE』
すると、ラルクとシルフィーの前に現れたのは音符。
それらによって、彼女達の視界は遮られた。
「今だよ、皆っ早く!」
そう、声をかけた人物がいた。
「ナーゴか」
その姿を見て、キャロルは不安を感じながらも、その場を離脱する為に、動き始める。