キャロルは、一ノ瀬から受け取ったクロスホッパーとテンライナー。
二体の、レベルナンバー10のケミーの力を借りる事で、新たな姿、プラチナマジェードへと姿が変わる。
「だとしても、果たして勝てるのかしら」『アークゼロワン! オーソライズ!』
それと共に、アズは、その手にある血のような赤いプログライズキーを構えていた。
「変身」『Final Conclusion! アーク! ライジングホッパー!』
鳴り響いた音声。それと共に、現れたのは、血のように赤いゼロワン、アークゼロワンだった。
互いに変身を終え、各々のライダー達が構える。
「さて、始めるとするか!」「全ては悪意の為に」
キャロルとアークゼロワン。
各々の言葉と同時に、ライダー達は、互いに因縁のある相手に向かって、走り出す。
キャロルは、眼前にいるアークゼロワンに向けて、蹴り上げる。
アークゼロワンは、そのキャロルの蹴りを受け止めると同時に、そのまま反撃するように殴る。
だが、その拳による攻撃を、キャロルは受け流す。
「へぇ、アーク様の予測と同等とはな」
そう、アークゼロワンの攻撃に対して、キャロルは対抗している。
「悪いが、俺自身、こういうのは得意だからなぁ!」
それはキャロル自身、長い時間、錬金術を極める為に働いた。
故に、その計算能力は、ある程度、アークゼロワンに対抗出来る程の力を持つ。そして、キャロル自身も、アークゼロワンの動きを完全に読み切る事が出来る。
キャロルは、攻撃を避けつつ、そのままアークゼロワンの腕を掴む。
そしてそのまま力任せに地面に叩きつけた。
同時に、キャロルはアークゼロワンを足蹴にし、そのまま投げ飛ばす。
そしてアークゼロワンは、体勢を立て直すと同時に、キャロルに殴りかかる。
だが、そのキャロルも、アークゼロワンの拳に対して、カウンターのように蹴り上げ、そのまま腕を掴み、投げる。
それと共にキャロルは、その手には、既にケミーカードを一枚をアルケミスドライバーに装填していた。
『ファイヤマルス! ユニゾン!』「さて、お前の仕事だ、ミカ」「解体だゾ!」
それと共に、キャロルの手から飛び出たのは、炎の幻影であるミカ。
アルケミスドライバーの中に移植したオートスコアラーだった。
ある程度の、錬金術のサポートを行っていた彼女達だが、プラチナマジェードとなった事で、その力をケミーと同時に運用する事が可能になった。
ミカは、そのままアークゼロワンに殴りかかる。
アークゼロワンは、それを受け流し、逆に蹴り上げる。
だが、ミカは、その蹴りを受け止めつつ、逆にカウンターで殴り返す。
そしてそのまま連続攻撃を行う。
アークゼロワンも、その攻撃に対して、反撃を行う。
その攻防は、まるで踊るように繰り返される。
それと共に、既にキャロルは、次に動いていた。
『ジュピッタ! グランドサターン! ユニゾン!』
「レイア! ファラ!」
それと同時に二体のオートスコアラーの幻影を、真っ直ぐとアークゼロワンにぶつける。
そして、その二体の幻影は、そのままアークゼロワンに攻撃を仕掛ける。
接近戦で、ミカが殴りかかる。
同時に、遠距離から、レイアとファラの幻影が攻撃する。
そして、その隙にキャロルは、ケミーカードを装填する。
『マーキュリン! ユニゾン!』「ほら、行け! ガリィ!」
そうして出てきたのは、ガリィを模したエネルギー体が、そのままアークゼロワンに突撃する。
その攻撃に対して、アークゼロワンは、そのまま受け流すが、その隙にミカは距離を取る。
そして、再び殴りかかる。
同時に、レイアとファラの幻影も、再びアークゼロワンに攻撃を加える。
その攻防は、まさに互角だった。だが、キャロルは、そのまま次のカードを取り出す。
「さて、これで決めるか」『キンキラヴィーナ! ユニゾン!』
それと共に、キャロルは、構える。
すると、四体のオートスコアラーの幻影は、そのままアークゼロワンを囲む。
「っ」
すぐに避けようとした。
だが、四体のオートスコアラーは、そのまま攻撃を仕掛ける。
次々と繰り出される攻撃に対して、アークゼロワンは、そのまま攻撃を受けてしまう。
その攻撃によって、アークゼロワンは、大きく吹き飛ばされた。
そして、そのまま地面に叩きつけられた。
「はああぁぁぁ!!」
そして、そんなアークゼロワンに向かって、真っ直ぐとキャロルは必殺の一撃を繰り出す。
それは、真っ直ぐにアークゼロワンに向かって行く。
その攻撃に対して、アークゼロワンは避ける事が出来ない。
「っ」
絶叫と共にアークゼロワンは、そのまま吹き飛ばされた。
同時に、アークゼロワンは、そのまま変身解除された。
そして、そのまま地面に倒れた。
「さて」
周囲を見つめる。
そこでは、既に戦いが終わった。
「あははぁ、本当に、これで絶望しかないわよ」
「……」
そんな言葉に興味がないように、キャロルが向かったのはあかりの元。
周囲を見れば、既に戦いが終わっていた。
「さてっと」
すると、キャロルは、そのまま地面を叩く。
同時に、眼前にオーロラカーテンの向こう側にいたのは鞍馬家の風景だった。
「お父さん、お母さん」「あかりなの」「あかりっ」
それと共に、彼らの会話が始まる。
家族の再会。
それを見て、キャロルはため息を吐く。
そうしている間にも、その空間は崩壊する。
「どうやら、終わりのようね」
「あっと言う間ね、一日程度ぐらいね」
「協力と言える程、長い間じゃないけど」
そうしている間にも空間に集ったメンバー達は、散っていった。
それは、これまでの騒動も、終わりを迎えた。
「はぁはぁ、本当に、とんでもない事になったな」
「お前は相変わらずだな」
そうして、元の世界に戻ってきたキャロル。
そこには、先程までアナザーライダーと戦っていた一ノ瀬だった。
「さっさと帰るぞ」「帰ってきて早々かよ」
そうしながら、一ノ瀬達は、そのまま家に帰る事になる。
だが、彼らは気づかなかった。
彼らがいなくなったのは、かなり長い期間であるという事を。