XVと言っても、既にここまでの道中でかなりの改変もあり、その内容は大きく変わります。
あの激闘の戦いからかなり時間が経った。
「それにしても、まさかこんな所に来るとは思わなかった」
「どちらにしても、ここにしか手掛かりがない以上は調べる必要がある」
そうしながら、俺はキャロルとヴァルバラドと共に、ギリシャへと訪れていた。
目的としては、アダムが残したとされる完全聖遺物、プロメテウスの火。
「これまでは情報を集めて、なんとかギリシャにある事だけは分かったけど」
「問題は、そのギリシャのどこにあるのか」
アダムは、最後までそれを語る事はなかった。
だが、それは俺達が見つけられないという事ではなく、絶対に見つけられるから。
短い共闘ではあったが、そういう思惑があったかもしれない。
「だが、そんな手掛かり、どこに」『ホッパー!』
「んっ?」
キャロルが思い悩んでいる時だった。
ホッパー1が突然、騒ぎ出した。
よく見れば、ホッパー1だけではなく、ケミー達が何やら騒ぎ始めた。
「これは一体?」
「・・・そっちにあるんだな」『スチーム!』
俺の言葉に対して、スチームライナーが答えてくれた。
ケミー達の言葉を信じると共に、俺はすぐにその方向へと向かっていく。
「これは、果たして」
「さぁな、だが、もしかしたら」
そうして、俺達はゆっくりとその場所へと向かった。
そうして、辿り着いた場所は、山。
「ここに、本当にあるのか?」
「分からない?けど、ケミーが何かを伝えたがっている」
未だに、分からない事が多い。
だが、この火山で、何かが待っている。
そうして、俺達が火山の中へと入っていく。
山の頂上までは、ゴルドダッシュやマッドウィールの力を借りて、頂上へと向かった。
「こんな場所に、まさかこんなのがあるとは」
そうしながら、火山の火口へと辿り着く。
すると、俺達が辿り着くと共に、まるで、それに連動するように火山に入り口が現れる。
疑問に思いながら、俺達はゆっくりとその中へと入る。
「なんというか、かなり石造りではあるが、かなりしっかりとしているな」
「あぁ、けど」
そうして、進んだ先に見えたのは、3つの石像。
その石像には、見覚えがあった。
というよりも。
「俺達だよな」
正確には、変身した俺達の姿だった。
なぜ、ここにこんな石像があったのか。
「まぁ、どちらにしても、全てはプロメテウスの火に関係している」z
「まぁつまりは」
前世の俺というべき存在の記憶という訳か。
そして、その石像によって、入り口は塞がれていた。
「調べる必要がある訳なんだが」
すると。
『ガッチャーイグナイター!ターボオン!ガッチャーンコ!ファイヤー!スチームホッパー!アチーッ!』
『TUNE UP! MADWHEEL…!』
『プロミネンスホーン! サンユニコーン!』
鳴り響いた音声。
それと共に現れたのは暁のガッチャード、暁のヴァルバラド、暁のマジェードだった。
「これは一体」
「試練という訳か」
そのまま、俺達もまた、各々のドライバーを腰に巻く。
「「「変身」」」
その言葉を合図に、俺達も各々が変身する。
同時に、見つめるのは、眼前にいるライダー。
「さて、始めるとしようか!」