「シャトー付近に到着しました」
「あぁ、だが、これは」
その周辺には既にドレッドの量産型。
主に分ける為に、ドレッドルーパーと名付けられたそれらが、既に周辺を警戒していた。
そんなシャトーで目的の物を手に入れる為に、二つのチームに分かれている。
一つはシャトーへと直接潜入し、ガッチャードライバーを手に入れるチーム。
このチームとしては、シンフォギアを身に纏う響達6人が選べれた。
そして、もう一つ。
それ以外の仮面ライダー、そして今回の一件で、SONGに協力する事になったメックヴァラヌスとエレクライトを含めた陽動作戦。
これまでの組織の中でも最も大規模になるだろう作戦。
響達は、既にシャトーの潜入ルートに関しては、グラウスヴァインのメンバー達の先導によって向かう事になった。
「既にこちらが情報を手に入れてる事は察知しての動きだと思います」
シャトーを中心に。
なるべく、騒ぎを起こす動きを行えるように。
「元々は、二課を設立した男だ。こちらの動きも分かり切っているという事だな」
「…その辺は、どうなんだ、マーヤ」
そう、現状、二つのチームに分かれている状況の最中、飛渡はマーヤに問いかける。
「なぜ、私にそれを聞くんですか?」
「お前が、情報を流していたんだろ」
それらは、マーヤ自身が、仮面ライダーへと復活した際の条件に関わるだろう。
それを、予想していた飛渡は、この場で裏切りのある可能性のある彼女に、その事を問いかけた。
「そうですね、当初は、流していましたね、何よりもあなた達も知っている通り、そうしなければいけなかったのを」
「…お前の事情は知っているよ、その首輪だろ、だったら」
「あぁ、これでしたら」
そう言うと、マーヤは何事もなかったように外した。
「えっ?」
「本当、未来の技術とはとんでもないですね。なんだって、これがあると行動の邪魔になるとかでね」
「未来、まさか」
「ふふっ、さぁ、とにかく、これがなくなったからこそ、私は遠慮なく、こちら側につけるようになりました」
「…それは、なぜだ?」
そう、問いかける。
「私と似たような子が、どのような結末を迎えるのか、見る為よ」
「…本当に、お前は」
その言葉と共に、二人は、既に変身する為に。
「「変身!!」」
それと共に、彼らは突撃する。
シャトーを中心に、周辺にいるドレッドルーパーとの戦い。
シャトーを極秘にする為か、民間人がいない状況だからこそ、周囲を気にせずに戦う事が出来た。
「絶対に成功させないとな!」