「お前は奇跡を信じるか?」
そのキャロルの言葉に対して、疑問に思う。
「いきなりどうしたんだ?」
「俺はなぁ、奇跡というのは心底嫌いだ。それはこの状況でも変わらない。けどな」
それと共に、俺の方を見る。
「お前がケミー達とそれを奇跡を起こすんだったら、俺はそれを起こしてやるよ」
「何をするつもりだ」
そう、キャロルは問いかけると、その手にあるのは、ケミーカード。
「グリオン、お前は一つ、とんでもない失敗をした」
「なんだと?」
その言葉に対して、グリオンは首を傾げる。
「俺の前で、それが可能だと証明した事だ」
「なに?」
それと共に、キャロルは、ケミーカードをそのまま俺に向ける。
同時に、俺の周囲には、ケミー達が飛び回る。
「これは」「まさか、貴様、ケミーの101重錬成だとっ、そんな事は!」
そう、ドラドは焦った様子だ。
しかし。
「101錬成って、確か」
「あぁ、立花響が、あの時、暴走した際になったマルガムだ」
それは、俺が死んだ時に、グリオンの実験によって、響がマルガムとなった。
その際には、ニジゴンを除く全てのケミーが融合していた。
「だけど、あの時は、無理矢理だった。何よりも上手く行くの」
その心配そうに響が問いかける。
それに対して、キャロルは。
「いいや、出来るな!なぜならば、俺は、いや」
同時にキャロルは隣に見る。
そこには、マジェードへと変身する際に一体化していたエルフナインもいた。
「僕達には、奇跡すら越えられる!」
その言葉と共に、ドライバーから出てきたホッパー1を見る。
「ホッパー1」『ホッパー!』
ホッパー1は、そのまま俺の方に頷く。
その言葉に、俺は相棒達を信じる。
それと共に、キャロル達は、そのまま構える。
「さぁ、行くぞ」「これが奇跡を越えたその先!」
それと同時だった。
ホッパー1に、注ぎ込まれるのは、100体のケミーの力。
集結するホッパー1は、そのまま雄叫びを上げる。
『ホッパー!!」
その叫びと共に、ホッパー1は、変わる。
それは、まるでスチームライナーのような姿へと変わったホッパー1。
いや。
「ホッパー101か!」
それに対して、ホッパー101は頷く。
「馬鹿な、そのような事が」
「出来るさ、俺達ならば、ニジゴン!」
俺はそのまま、ニジゴンを呼び出す。
そのまま、ドライバーに装填すると共に。
『HOPPER101!GIGANTLINER!』
同時に、そのまま俺は構え。
「変身!」『ガッチャーンコ!めっちゃ!ガッチャ!OGETHER!ミラクルガッチャード!!』
鳴り響いた音声。
同時に、俺の姿は変わる。
先程までのギガントガッチャードの装甲がパージされる。
それは、まるでアイアンガッチャードからプラチナガッチャードへと変わるように。
「奇跡を越えた輝く!俺の名は、ミラクルガッチャードだ!」