歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

356 / 370
奇跡の、その先に

「お前は奇跡を信じるか?」

 

そのキャロルの言葉に対して、疑問に思う。

 

「いきなりどうしたんだ?」

 

「俺はなぁ、奇跡というのは心底嫌いだ。それはこの状況でも変わらない。けどな」

 

それと共に、俺の方を見る。

 

「お前がケミー達とそれを奇跡を起こすんだったら、俺はそれを起こしてやるよ」

 

「何をするつもりだ」

 

そう、キャロルは問いかけると、その手にあるのは、ケミーカード。

 

「グリオン、お前は一つ、とんでもない失敗をした」

 

「なんだと?」

 

その言葉に対して、グリオンは首を傾げる。

 

「俺の前で、それが可能だと証明した事だ」

 

「なに?」

 

それと共に、キャロルは、ケミーカードをそのまま俺に向ける。

 

同時に、俺の周囲には、ケミー達が飛び回る。

 

「これは」「まさか、貴様、ケミーの101重錬成だとっ、そんな事は!」

 

そう、ドラドは焦った様子だ。

 

しかし。

 

 

「101錬成って、確か」

 

「あぁ、立花響が、あの時、暴走した際になったマルガムだ」

 

それは、俺が死んだ時に、グリオンの実験によって、響がマルガムとなった。

 

その際には、ニジゴンを除く全てのケミーが融合していた。

 

「だけど、あの時は、無理矢理だった。何よりも上手く行くの」

 

その心配そうに響が問いかける。

 

それに対して、キャロルは。

 

「いいや、出来るな!なぜならば、俺は、いや」

 

同時にキャロルは隣に見る。

 

そこには、マジェードへと変身する際に一体化していたエルフナインもいた。

 

「僕達には、奇跡すら越えられる!」

 

その言葉と共に、ドライバーから出てきたホッパー1を見る。

 

「ホッパー1」『ホッパー!』

 

ホッパー1は、そのまま俺の方に頷く。

 

その言葉に、俺は相棒達を信じる。

 

それと共に、キャロル達は、そのまま構える。

 

「さぁ、行くぞ」「これが奇跡を越えたその先!」

 

それと同時だった。

 

ホッパー1に、注ぎ込まれるのは、100体のケミーの力。

 

集結するホッパー1は、そのまま雄叫びを上げる。

 

『ホッパー!!」

 

その叫びと共に、ホッパー1は、変わる。

それは、まるでスチームライナーのような姿へと変わったホッパー1。

いや。

 

「ホッパー101か!」

 

それに対して、ホッパー101は頷く。

 

「馬鹿な、そのような事が」

 

「出来るさ、俺達ならば、ニジゴン!」

 

俺はそのまま、ニジゴンを呼び出す。

 

そのまま、ドライバーに装填すると共に。

 

『HOPPER101!GIGANTLINER!』

 

同時に、そのまま俺は構え。

 

「変身!」『ガッチャーンコ!めっちゃ!ガッチャ!OGETHER!ミラクルガッチャード!!』

 

鳴り響いた音声。

同時に、俺の姿は変わる。

先程までのギガントガッチャードの装甲がパージされる。

それは、まるでアイアンガッチャードからプラチナガッチャードへと変わるように。

 

「奇跡を越えた輝く!俺の名は、ミラクルガッチャードだ!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。