今回からの連載は、シンフォギアXDのイベントを参考に書かせて貰います。
本編のようなパラレルワールドではなく、一つの世界を舞台にしている事もあり、かなり変わっている部分があると思います。
毎日連載という訳ではなく、不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします。
そして、最期に。
新たなガッチャードとドレッドは、本当に格好良かったです。
部屋のほとんどが機械で覆われている場所。
その場所には、たった一人の少年しかいない。
無機質な部屋において、ただ一つ、外の景色を見える丸い窓。
少年は、その窓の外の景色を見る。
全てが機械で覆われているこの場所において、窓から見える外の景色は、少年が見えるただ一つの景色。
そんな景色を見ている時だった。
「・・・ここにいたのか」
「あっ」
後ろから声をかけられた。
少年は、そのまま後ろに振り返る。
そこにいたのは軍服に身を纏った男性だった。
彼を見た少年は、一瞬、驚きながらも。
「ここしか、外の景色を見れないから」
「そうか、ならば、その景色をしっかりと焼き付けておけ」
そうしながら見えた景色。
それは、奇妙な光景だった。
窓の外の景色。
地面はあまりにも無機質だった。
黒い空は、星々の輝きだけがそこにあった。
「これから戦う敵、その力の強さを」
「分かっているよ、これから戦う敵が、どれ程の規格外が。だけど、取り戻す事が出来るかも知れない」
「あぁ、そうだ、私達の地球を、取り戻す事が出来る」
「ならば、戻るぞ」
そうして、少年は、その場から去って行った。
少年が、再び、その景色に目を向ける。
「もう一つの地球を造り出した。まさか、そんな事が本当に出来る存在がいるなんて」
その言葉通り、彼らが見つめた先。
そこにはもう一つの地球があった。
そのもう一つの地球において。
「見て見て、クリス!このケミー!見た事がないよ!」
そのもう一つの地球において、新たなケミーを見つけ出した悠仁は興奮した様子で、そのケミーを見せる。
湖の中に入っていたそのケミーは、可愛らしい目をうるうると潤ませており、その瞳はクリスを見つめていた。
「いや、確かに可愛くしているけどっ、それタガメじゃないかよ!」
そう、クリスは思わず叫んでしまう。
このもう一つの地球での調査。
そこには、未知のケミーが数多く存在した。
「それにしても、クリスは良かったのか?別にこっちの地球に過ごさなくても、向こうで色々と用事はないのか?」
「・・・別に良いんだよ、それに、前にも言っただろ。あたしは、その、お前と一緒に過ごしたいから、来ているだけだし」
「そっそうか、うん」
悠仁が何気なく呟いた言葉。
それに対してクリスの返答に、悠仁は今度は顔を赤くしていた。
「けど、まぁ、正直に言うとな」
クリスがそう言おうとした時だった。
「くっクリス!UFO!」
「あぁ?」
悠仁が、突然、叫んだ一言。
「お前な、別にUFO-Xぐらいで」
そう、クリスは呆れた様子で、見つめた先。
そこには大量のUFOがおり、そこから次々とロボットが振ってきた。
「なんか、来たぁぁぁ!?」
クリスは、思わず叫んでしまった。
そうしている間にも、ロボットは、そのまま攻撃を仕掛けてきた。
「ぐっ、あいつら!」
「皆を、守らないと!という事で、さっそく頼むよシトメタガメ!それにロングレーン!」
そう、悠仁は新たに仲間となった2体のケミーに声をかけると共に、そのまま装填する。
『シトメタガメ!ロングレーン!ガッチャーンコ!ロングタガメ!』
鳴り響く音声、同時に悠仁は、新たな姿に変わる。