「・・・なんだか、凄い事になっているなぁ」
俺はそう言いながら、思わず、後ろを振り返る。
そこには、これまで一緒に戦ってきたメンバーが揃っているのもあるが、それ以上に、これまでに見た事のない姿に、俺は思わず言ってしまう。
「それを今、言うのか」
「これぐらいのタイミングしか、言えないから、つい」
「いやぁ、実は私も密かに思っていたんだよねぇ」
「お前は、本当に、このタイミングで言うか、馬鹿!」
どうやら、立花さんも思っていたらしく、呟いてしまったらしい。
それと同時だった。
「ふんっ」
「っ」
そう、話している間にも、俺達に向かって、エメラルダンが、フィーネの攻撃が向かって来る。
だが。
「ふぅ」
俺は、その手に持っていたギーツバスターQB9を瞬時にブレードモードへと変形させ、そのまま向かって来る攻撃を、一振りで斬り裂く。
それによって、フィーネの鞭は弾かれ、ノイズ達は、斬り裂かれる。
「なっ!」
「ふんっ、はあぁぁ!!」
同時に、俺はそのまま力を籠めると同時に、真っ直ぐとエメラルダンに向かって行く。
「まだだぁ!!デュランダル!!」
その言葉と共に、地面から飛び出てきたのは黄金の剣であるデュランダル。
デュランダルは、そのままエメラルダンの手に渡ると同時に、俺の攻撃を受け止める。
「二つの完全聖遺物!その二つを合わせた以上はっ」
そう、エメラルダンが言っている間にも、俺はそのまま引き金を引く。
放たれた銃弾を受けながらも、エメラルダンは後ろへと下がる。
「おらぁ!」「なっ!」
その横から、グレイムが手に持っていたゾンビブレイカーが、エメラルダンの身体に当たる。
その場を、エメラルダンはすぐに避けようとしたが、それを防いだのは、ジャスティファイのギターであった。
放たれた音符が、そのままエメラルダンの行動を抑制する。
それと同時に、ユウゴッドの渾身の一撃が、エメラルダンのガッチャードライバーに激突する。
「ぐっ、しまった、ケミーカードがっ」
そのまま、エメラルダンが変身の為に使っていた2枚のケミーカードを、俺は手にする。
だが、未だに変身は解除されない。
そう考えている間にも、3人は、そのまま吹き飛ばされる。
「どうなっているんだ」
「本来、想定していない合体を行い過ぎたんだろう。
今、ガッチャードライバーは暴走している」
それは、ソロモンの杖とデュランダル。
二つの完全聖遺物を使った融合。
それは、合体元であるケミーが無くなっても、変身を解除させない。
むしろ、暴走している。
まるで、身の丈を越える、巨大な怪物へと変わっていた。
「さっさと止めないとな」
「あぁ、早くあいつを倒さないと」
「でないと、エメラルダンも死ぬ」
「えっ」
その言葉に、なぜか3人は驚いた。
「当たり前だろ、どんな悪事をしていようと、関係ない」
そのまま、俺は構える。
「過去に担った人間も、どんな事を組み合わせたら、どんな未来になるか分からない。
だから、俺は、見捨てるつもりなんてないよ」
「・・・本当に、お前は馬鹿なようだな」
「だけど、それも、そうかもしれない」
「このまま、終わるのも、嫌だからな」
同時に、俺達は、ガッチャードライバーを構える。
『『『『フィーバー!』』』』
それと共に、俺達は各々が構える。
その力は、全員が右脚に構えていた。
『DYNAMITE BOOST TIME』
同時に、俺の胸元にある炎は赤から青へと変わる。
それを合図に、俺達は、真っ直ぐと、エメラルダンへと向かって行く。
襲い掛かる攻撃。
それらは、全てが俺達が放つ蹴りによって、砕け散る。
やがて、そのまま必殺の一撃は、そのままエメラルダンに当たり、そして。
「「「「はぁぁぁ!!」」」」
爆発する。
それと共に、デュランダルは、ソロモンの杖は、そのまま地面に突き刺さり、エメラルダンの変身は解除される。
それが、戦いの完全な決着を意味していた。