歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

59 / 370
クリスの覚悟

「これが、あいつらがやろうとした事」

 

それと共に、俺は捕らわれながらも、外で何が起きていたのか、それを確認する事は出来なかった。

だが。

 

「一ノ瀬」「えっ、雪音さんっ!?」

 

なんと、そこにいたのは、雪音さんだった。

なぜ、彼女がここにいるのか、分からず、困惑を他所に、そのまま雪音さんが抱きしめる。

 

「雪音さん」「無事でっ本当に良かった」

 

俺はそのまま、困惑をしていた。

 

「なんで、ここに」「…あたしが、自分の罪を償う為に来た」

 

その一言に、俺は困惑を隠せなかった。

だが、それと共に、俺の唇に感じた感触。

 

「最後に、お前と会えて、本当に良かった。だから、待ってくれ、絶対に無事に」

 

そのまま、雪音さんは、そのまま立ち去って行った。

 

「それにしても、本当に君は顔が広い。まさしく、愛の為ですねぇ」

「…」

 

それを見ていたウェル博士は、こちらを見る。

 

「…あんたは、何の目的でこんな事をする」

「何の為、決まっています。僕自身が英雄になる為!それしかありませんからね」

「そうか」

 

それだけ聞いて、安心した。

 

「それじゃ、次、会った時には、お前を絶対に蹴る」

「生意気な事を。まぁ良いでしょう、現状、あなたに構っている場合じゃないから」

「へぇ」

 

そうしながら、俺は見つめる。

 

「既にフロンティアは浮上した。そして、フロンティアを止めようと、ガッチャードドライバーの持ち主が7人が攻め込んで、さらにはシンフォギア装者が二人も攻めている。

そんな時に、君に構っている余裕はないのさ」

 

その言葉を最後にウェル博士もまた、そのまま出て行った。

 

「だから、君の始末は、ノイズに任せるよ」

 

扉の外に出ていく。

そのまま、ノイズ達は、俺を追い詰めるようにしていく。

おそらくは、俺をなるべく、苦しめるようにしているんだろう。

だけど。

 

「こっちとしても、これは、予想外だったからな」『ダッシュ!!』

 

それと共に、俺の懐から出てきたゴルドダッシュの拳が、そのままノイズ達を吹き飛ばす。

あの時、雪音さんの懐にあったゴルドダッシュが俺の懐に飛び込んでいた。

一体、なぜ持っていたのか疑問はあるが、それでもこの場において、雪音さんのおかげで助かった。

そして。

 

「ロックが外れた?」

 

疑問の声と共に、見ると、そこにはサスケマルがいた。

 

「サスケマル!そうか、お前はこっちにいたんだな」

 

それと共に、俺の手元にサスケマルが乗る。

 

「さて、これから、どうするって、ゴルドダッシュ?」

 

すると、ゴルドダッシュが何か伝えてくる。

それと共に、それが何なのか、理解する。

 

「そういう事か、だったら、サスケマル、案内頼めるか!」

 

それと共に、俺達はすぐに走り出す。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。