同時にこちらの連載も、本格的に開始します。
先行募集で集まったライダー達に関しては、今後、少しずつ出していく予定ですので、お楽しみに。
そして、新たな募集も、こちらで行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=302144&uid=45956
ガッチャード01!Gとの出会い
『ねぇねぇ、仮面ライダーという都市伝説は知っている?』
それは、どこかの喫茶店で行われている軽い雑談であった。
『仮面ライダー?一体、何なんですか?』
『巷で噂になっている正義のヒーローだよ』
『正義のヒーロー?よく言っているアニメじゃなくて?』
『マジで、有名な話だよ!この周辺、ノイズがよく出ているのは知っているよね!』
『あぁ、確かに、警報がよく鳴っているけど』
『そう、そのノイズが現れた時に、颯爽と現れる正義のヒーロー。青いボディに白いマフラーにゴーグルを付けたヒーローが、ノイズを倒して、助けてくれるんだよ!』
『ノイズから助けるって、まさかノイズに触れても、平気なの?なんか、嘘くさい』
『だから、都市伝説だと思いますけど』
『酷い!信じてないの!』
『というよりも、誰が、そう言ったのよ?』
『都市伝説では「俺の名前は仮面ライダー!」って言っているらしいよ』
『『・・・・・』』
そんな、たわいもない会話をしている女子高生の会話が聞こえた。
「・・・俺も有名になったのかなぁ」
そう、俺は思わず腕を組み、少しだけ自信に満ち溢れたように呟く。
「お前は、少し浮かれすぎだ」
そんな俺に対して、キャロルは呆れたように言う。
「お前がノイズが出る度に、いちいち突っ込むから、目立つ事になっているんだぞ」
「そうは言っても、ノイズが襲われたら、助けなきゃいけないだろ、誰かが困っていたら、助けに行く。
それが、仮面ライダーだから」
「まぁ、幸い、お前が、何度も仮面ライダーと言っていたおかげで、ガッチャードライバーの持ち主だとバレないで済んでいるようだがな」
それと共にキャロルはため息を吐きながら、歩く。
「とにかく、今の目的は分かっているな」
「目的?」
「・・・」
これまでの活動は、人助け以外に、何か目的があったのか。
俺はそう、首を傾げていると、キャロルはため息を吐く。
「ケミーカードを集める事だ」
その言葉と共に、キャロルは呆れながら続ける。
「私達が、今、持っているケミーカードは、お前が基本的に変身に使うホッパー1とスチームライナー。
そして、未だに解析を続けている謎のケミーカード2枚と、お前が最近になって、偶然拾った1枚。例外にして、ケミーカードは、全部で101枚ある」
「つまりは、ホッパーやスチームとこいつの仲間があと98体もいるのか」
「あぁ、そうなるな。
ケミーカードは、とある出来事がきっかけで、世界中にばら撒かれた。
おそらくは、既に何枚かのカードは他の奴らに奪われている。
まぁ、私が把握していないだけで、新しいケミーが生み出されている可能性は十分あるがな」
「だったら、その人と協力は「出来る訳ないだろ」なんでぇ」
俺の言葉に対して、キャロルはこちらを睨み付ける。
「ガッチャードライバーを持っているという事は、錬金術師の奴らと繋がりがある。
お前のようなお人好しがほいほいと着いていけば、あっという間に食い物にされるだろ」
「えぇ、そんな事ないよぉ」
「とにかく、お前は仮面ライダーを名乗る以上、正体をバレないようにしろ」
「はぁい」
そう言いながら、俺はため息を吐いている。
すると。
「警報?」
「どうやら、さっそく出番のようだな」
俺はそのまま、すぐに近くのビルの影へと向かう。
それと共に、俺は、その腰にガッチャードライバーを装着する。
「今日も頼むぜ、相棒達!」『ホッパー1!スチームライナー!』
鳴り響く音声と共に、俺はそのまま構える。
「変身!」『スチームホッパー!』
鳴り響く音声と共に、俺はそのまま仮面ライダーへと変身を完了する。
「さってと、さっそく頼りにさせて貰うぜ!」
それと共に、俺は腰にあるアイテムを取り出し、俺はそこに新しい仲間を装填する。
「頼むぜ!ゴルドダッシュ!」『ダーシュ!』
それと共に現れたのは、黄金のバイクのケミー、ゴルドダッシュだ。
本来ならばカードの中に封印されているゴルドダッシュだが、キャロルがギーツさんから貰った謎のカードから得たデータを元に造られた二つのアイテム。
その内の一つが、ケミーカードに封印されているケミーを召喚して、一緒に戦ってくれるようになるアイテム、ケミーライザーだ。
ゴルドダッシュへと乗り込むと共に、すぐに走り出す。
「ノイズはどこにっ」
そう言っている間にも、俺は周りを探る。
そうしていると、ノイズの被害者だと思われる塵が周囲にはあった。
ノイズが既にここで人を襲った事を知らせる何よりの証拠であった。
「早くって」
すると、ゴルドダッシュが何かに気づいたように、動きを変えた。
「何かいるのか、だったら」
俺はゴルドダッシュが何かを察した。
その、何かを信じて、俺はゴルドダッシュが導く場所へと向かう。
そこは建物の隙間にある狭い路地だった。
なぜ、ここに来たのか、分からずに疑問だったが、その先を見て、分かった。
「そういう事か!」
その先に見えたのは、二人の女の子で、どうやら一緒にノイズから逃げている様子だった。
俺はすぐにゴルドダッシュをさらに加速する。
同時にゴルドダッシュは、両腕を展開すると同時に、そのまま二人を掴んだ。
「えっえぇ!?何これ!?」「きゃぁ!?」「ごめんだけど、しっかりと捕まっておいてよ!」
俺はその一言と共にそのまま河を乗り越える。
同時に、こちらに向かって、ノイズが次々と追ってくる。
それに対して、俺は運転をゴルドダッシュに任せ、もう片手にキャロルが開発したガッチャージガンで撃ち抜いていく。
「あれ、青いボディにマフラー?もしかして」
「仮面ライダー!」
俺の事を見て、疑問に思った女の子は首を傾げ、もう一人の小さな女の子は目を輝かせながら言う。
「いやぁ、警報が鳴ったから、急いで来た。
けど、もう大丈夫だからっと」
そうして、俺達は工場へと辿り着く。
ここまで走る最中で、ゴルドダッシュは既に人の気配がない場所へと案内してくれた。
それと共に、俺はそのままゴルドダッシュから降り立つ。
「ゴルドダッシュ、この子達の事を、頼むよ」『ダーシュ!』
「えっ、バイクが喋った!?」
「さてっと」
そのまま、俺はガッチャージガンを構える。
それは、かつて見たギーツの姿を真似るように。
「ここからがハイライトだ」
その言葉と共に、こちらに迫って来るノイズ達に向かって、走り出す。
ノイズ達は、俺の存在を脅威だと感じたのか、次々と襲い掛かってくる。
だが、迫る攻撃に対して、ホッパー1の跳躍力、スチームライナーの瞬発力を合わせて、攻撃を避けながら、ガッチャージガンで撃ち抜いていく。
「だけど、この数は一体」
明らかに、その数は、これまでよりも数が多い。
そして、それは最悪な形となった。
「なっ」
俺が相手をしていたノイズ達は、その目標を、俺からあの子達へと変えた。
すぐに俺はガッチャージガンを構えるが、下手に撃てば、女の子達に当たる。
俺はすぐにスチームホッパーの加速力で一気に走る。
ゴルドダッシュが、何体かのノイズを倒すが、それでも限界が来る。
「間に合え」
その言葉と同時だった。
「Balwisyall Nescell gungnir tron」
「えっ」
聞こえた声。
それと共に、俺の目の前で、何が起きたのか分からなかった、
ゴルドダッシュの後ろにいた女の子の内の、一人の身体が、黄金に輝く。
それと共に、その姿は大きく変わる。
見た目は、俺とは違い生身が出ている部分がある。
だが、どこか、俺が身に纏っているアーマーと似ている。
「これって、一体」「どうなっているんだ」
疑問に思う俺と彼女の声が首を傾げる。
そうしている間にも、女の子の後ろからノイズが一体、襲い掛かる。
ゴルドダッシュも、それで何が起きているのか分からず、反応が遅れる。
「危ない!!」「っ」
そう叫んだ時、女の子は無意識に腕を振り上げる。
だが、その腕はノイズに触れたが、灰にはならず、なんとノイズを反対に倒した。
「ノイズに触れても、平気」
そう考えていた時だった。
ノイズ達は、その数を増やしながら、襲い掛かる。
さらには、巨大なノイズまで、その姿を現す。
「このままじゃ」
そう考えていた時だった。
女の子の元に、一枚のカードが飛んできた。
「えっ、これって一体」
「ケミーカード、もしかしたら!」
俺はすぐに叫んだ。
「そのカードを俺に貸してくれ!」
「えっ」
「頼む!」
その言葉に対して、女の子は疑問に思った。
だが。
「分かりました!」
その言葉と共に、俺に向かってカードが投げられる。
俺はすぐに、そのカードを受け止める。
「レンキングロボ!ナンバーは9!いける!!」
俺はその言葉と共にスチームライナーのカードを取り出し、そのまま構える。
「頼む、レンキングロボ!俺に力を貸してくれ!」
『ホッパー1!レンキングロボ!ガッチャーンコ!ホッパーロボ!』
その音声と共に、俺のアーマーが一時的に離れる。
それと共に、再構成するように、俺の身体に纏っていく。
だが、それは、先程までよりも大きくなっていき、巨大なロボと言える姿へと変わる。
「おっ大きくなったぁ!!!」
「すげぇ!それじゃ、行くぜぇ!!」
俺はそのまま、周囲にいるノイズ達を軽く殴る。
その大きさは、俺よりも遙かに小さい為、一撃でかなりの数のノイズを倒した。
そして、残りは目の前にいる大型ノイズ。
その大型ノイズに対して、俺はすぐにガッチャードライバーを操作する。
『ホッパーロボ!フィーバー!』「必殺の!ホッパーパンチ!!」
俺はそのまま真っ直ぐと、拳を放った。
それはまるで、ロボットアニメのロケットパンチを思わせる一撃であり、それに対して、大型ノイズは、そのまま突き破り、爆散する。
「これが、仮面ライダー」
「よっと」
そのまま俺は再びスチームホッパーへと戻る。
同時に、手元にあるレンキングロボが、すぐに離れたがる。
それは、先程の女の子の元に行きたがっている。
「分かった、レンキングロボ、ありがとうな、おぉい!」
「えっはい!」
「この子を貸してあぁ、いや、協力してくれて、ありがとう、はい!」
「えっえぇ、私に!?」
そう、驚いている間にも、レンキングロボを渡され、困惑する女の子。
「あの、これは一体」
「それはケミー。カードに宿っている人工生命体らしい。
俺はそのケミー達の力を借りて、戦っているんだ。
このゴルドダッシュも、そのケミーの一体だよ」
そうしながら、俺はゴルドダッシュを撫でる。
「なんで、私に?」
「レンキンロボが力を貸したのは、君だからだよ」
「ねぇ、仮面ライダーは、何者なの?」
「んっ、俺か?俺はケミーの力を借りるヒーロー、仮面ライダーガッチャードだよ!」
「ガッチャードって」
そう、名乗っていると、何かこちらに迫っている。
後ろを振り返ると、そこには、バイクに乗っている人がいるけど。
「あれって、風鳴翼さん?」
「えっ、有名人?」
「そうですよ、けどなんで、ここに「Imyuteus amenohabakiri tron」えっ」
そうしていると、風鳴翼の姿が変わる。
それは、まるで、女の子と似たような姿。
それに対して、疑問に思っている間にも、その人はそのまま飛び上がり、その手に持つ剣をこちらに向かって振り下ろす。
「えっえぇぇ!!」
俺はすぐにその場を避ける。
同時に、そのまま追いかけるように追撃してくる。
「えっ、なに?!いきなり、何!?」
「そのベルト、どうやら間違いないようだな、貴様がガッチャードの一人だな」
「えっ、俺の名前、知っているの!いやぁ、俺って有名人にって、一人?」
その言葉に俺は思わずオウム返しで言ってしまう。
「貴様には、聞きたい事がある。
まずは、大人しくして貰おうか」
「えっちょ、タイムタイム!俺何も知らないって、あぁ!?」
そうしていると、ガッチャードライバーが光り始める。
それと同時に、俺とゴルドダッシュは、その場所から一瞬でテレポートする。
「うわ、痛っ」
「何をしているんだ、貴様は」
「キャロルぅ、転移のタイミング、考えてぇ」
「既に放っておけない状況であったのは明らかだろうが」
そう、キャロルは俺を睨み付けながら言う。
「そもそも、せっかくのケミーカードを、わざわざ渡す馬鹿がどこにいるんだよ」
「だって、レンキンロボの奴、あの子と一緒にいたいって言っていたんだからぁ」
「全く、だが」
それと共にキャロルは、そのまま、笑みを浮かべた。
「収穫は、あった」
「収穫?」
それと共にキャロルが見たのは、パソコンだった
ここ最近、キャロルは、ゴルドダッシュを元に、ハッキング技術まで会得した。
そのパソコンに映っていたのは、先程の場所であり、見れば、1枚のカードがさっきの風鳴翼の元にいた。
「ケミーカード、これまではどこにいるか分からない状態だったが、どうやら奴らはあいつらが出す歌を好んで来るようだな」
「歌って、あぁ、そう言えば」
あの女の子が、あのアーマー?を身に纏った後の歌。
それが流れると共にレンキンロボが現れた。
「ノイズが現れて、人助けをするお前。
そして、おそらくはあいつらはノイズを倒す為に現れる。
そこにケミーも必ず姿が現す。
お前の人助けもどうやら、今後は続ける必要があるようだなぁ」
「キャロル、思いっきり悪人顔だよ」『ホッパー』『スチーム』『ダッシュ』
俺達は、その様子を見て、同時に呟いてしまった。
それにしても。
「あの子、無事だと良いけどなぁ」