「それで、聞きたいが、先程の話は、本当なのか」
「あぁ、本当だ」
その言葉と共に、旧二課、現S.O.N.G.の基地となっている潜水艦にて、今回は共闘した相手である志村刀磨から、詳しい話を聞いていた。
その内容は、俺達でも驚きを隠せなかった。
「生物の祖とされるアンデット。そのアンデットを封印する為のラウズカード。さらには、それに対抗する為に造られたライダーシステム」
「どれも、まるで聞いた事のない話だ」
「まぁ、俺も、先程聞いたケミーにノイズも、俺にとっても、初めて聞いたからな」
その話を聞いてる限りでも、志村さんは嘘をついていない事は、すぐに分かる。
「だとしても、奴らは一体」
「その内の何体かは、俺は知っているぞ」
「えっ」
その言葉と共に、見せたのは一枚のカード。
それは、先程、封印したアンデットの一体であるコーカサスビートルアンデット。
そして、まるでゴキブリを思わせる黒い怪物。
「ダークローチ、世界をリセット装置としての役割を担っている存在だ。だけど、こいつはもう出てこないはずなんだ」
「まさしく、未知の存在という訳なのか」
「それ以外の奴は、分からないのか?」
「あぁ、こんな奴ら、俺が戦ったアンデットにはいなかったが」
そのまま、腕を組みながら、頷く。
「何か、嫌な予感がするけど」
「・・・あぁ、未だに、奴らの正体は、分からないままだ」
そんな考えをしている時だった。
また、警報の音が聞こえた。
見ると、そこにいたのは、不気味な骸骨を思わせる集団。
「次から次へと、あぁもぅ!」
「とにかく、行かないと被害が大きい、頼めるか!」
「はいっ」
それと共に、俺達はすぐに現場へと向かう。
現場に向かうと、そこには、先程の骸骨を思わせる生命体だけではない。
まるで白い獅子を思わせる存在と、巨大な翼を持った奴が、暴れていた。
「本当に、こいつらは何なのか」
「とりあえず、今はここで対処するしかないか」
それと共に、俺と志村さんは、そのまま構える。
「「変身」」『スチームホッパー!』『TURNUP』
鳴り響く音声と共に、俺達は仮面ライダーへと変身し、そのまま走り出す。
眼前にいる骸骨を思わせる奴らの動きは、まるでゾンビ。
攻撃をしても、僅かに仰け反る程度。
「ダークローチとも違うっ、本当にっ」
そうしていると、奴らも、そのままこちらに襲い掛かる。
俺達が、そのまま構えていた時だった。
『キングクラブ! クロコダイル! 仮面ライダーキマイラ! キマイラ!』
「えっ」
聞こえた声と共に、俺達は上空を見る。
すると、巨大な翼を持った奴は、空から何かが降ってくる。
『キングクラブエッジ!』
その音声と共に、その翼は、巨大な鋏によって、斬り裂かれ、そのまま地面へと叩きつける。
それと共に見えたのは、オレンジ色の姿をした戦士がいた。
「仮面ライダー」
その特徴から俺は思わず呟いてしまう。
すると、その仮面ライダーはこちらに目を向ける。
「この時代の仮面ライダーなのか」
「この時代の?」
「今はこいつらをなんとかするか」
それと共に、その仮面ライダーはすぐにその腰にあるドライバーにある何かを操作する。
『クロコダイルエッジ!』
鳴り響く音声と共に、そのまま近くにいる白い獅子を思わせる奴はこちらに向かって来る。
それに対して、足にクロコダイルの幻影を纏いながら、上段回し蹴りを放つ。
それによって、そいつは、そのまま吹き飛ばされ、消滅する。
「今のは」
「とりあえず、厄介なデッドマンは倒した。あとはギフジュニアを倒してからな」
「ギフジュニア、また何かとんでもない事が起きているのか」
そのまま、俺達は、真っ直ぐと、こちらに向かったギフジュニアとの戦いが、始まる。
その時、こちらを見つめる影に気づかず。