キャロルのおかげで、俺達はすぐに現場へと辿り着く事が出来た。
それと同時に、俺は走る。
「全く、こういうのは慣れたつもりだけど、一体、どうなっていやがるんだよ!」
「分かりませんよ、ガウマさん!とりあえず、こいつらをなんとかしないと!!」
そう言いながら、ナスカとニューズは、その正面にいる敵と戦っていた。
「それにしても、目の前にいる奴らは、本当に人間じゃないんだよな」
俺はそう言いながら、確認するように、隣でカグヤに確かめる。
「あぁ、最初に現れたコーカサスビートルアンデットは、その不死身という特性もあって、マーキングの役割もあった。だが、それ以外の奴らは、コズミックエナジーを利用したダミーだろう」
「だったら、遠慮無く、戦えますね!」
その言葉で安心すると共に、俺達は、そのまま変身し、彼らに襲い掛かろうとした敵に向かって、蹴り上げる。
「うわっと、なんだ」
「仮面ライダーなのか?」
そうして、2人のライダーは俺達を見ながら言う。
それに合わせるように、隣の立花さん達を見ると。
「えっ、何っその格好は!?」
「そっそんなに、変な格好なのかな」
「他の世界の人間からしたら、やっぱり変な格好なのか、シンフォギアは」
2人の反応を見て、俺達は思わず呟いてしまう。
だが、そうしている間にも、襲い掛かってきた敵を見る。
まるで西洋の騎士を思わせる戦闘員と、それを率いる黄金の気味の悪い怪物がいた。
「あれって」
『オーズの世界にいたナイト兵、そして、どうやら錬金術師のガラ。そのガラを怪人態まで』
「まさかの錬金術師っ!えぇ、なんというか、とんでもない情報が来たな」
それを聞いた以上、相棒である錬金術師に恥じない戦いをしないと。
そう考えていた時だった。
「ふむ、丁度良いな」
「カグヤ?」
そうしていると、カグヤは、俺の横を通ると共に、ナスカとニューズの2人に、ケミーカードを出す。
「少し力を貸せ、このカードにな」
「カードに?」「どういう事だ?」
疑問に思っていると、ナスカとニューズの2人が掴んだ瞬間。
すると、2人の身体は光ると、そのままカードには、新たな絵が出てくる。
「「えっ、なにこれっ」」
疑問に思っていると、そのままカグヤは、俺に向かって、投げる。
「ほら、使ってみろ」
「おっおぅ」
そのまま俺は、そのカードを見てみる。
カードに描かれたのは、ナスカを模したキツツキを思わせるケミー。
もう片方には、ニューズを模した機械が幾つも合体したロボットのケミー。
「これを使うのか?」
「あぁ」
俺はそのまま、二つのケミーカードを、ガッチャードライバーに装填する。
『W!OOO!ガッチャーンコ!ナスカバトタ!』
その音声が鳴り響くと同時に、俺の姿は変わる。
両肩のアーマーには「ガイアメモリ」と同じ「N」のマークが刻まれており、その上にはメダル型の装飾が着いている。
何よりも、俺は驚きを隠せないのは、俺の全身は黄金に包まれていたからだ。
「これは、一体」
「どうだ、ゴージャスでレジェンドな姿だろう」