歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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二人目とあっぱれな戦い

「はむっはむっ、うまあぁぁ!!」『ホッパホッパ!!』

 

その日、俺とホッパー1達と共に、こっそりと話題になっているお好み焼き屋へと来ていた。

昨日の出来事もあり、ホッパー1達も疲れている事もあり、俺は話題になっているお好み焼きを食べていた。

といっても、スチームライナーとゴルドダッシュは元々は機械という事で、そういうのは食べられないので、ホッパー1だけが、絶賛に食べている。

 

「それにしても、結局、何も分からなかったよな、あの鎧も結局は」『ホッパ!ホッパ!』

 

そんな俺の落ち込みを感じたのか、ホッパー1は、そのまま俺の肩を叩いてくれた。

 

「あぁ、そうだよな!ここで落ち込んでいても仕方ない!おばちゃん!美味しかったよ!」

「あぁ、毎度あり!」

 

俺はそのまま、お代と、お土産用のお好み焼きを持って、そのまま走って行く。

 

「にしても、あの子、一人でずっとぶつぶつと言っていたけど、誰と話していたんだろうねぇ?」

 

そんなおばちゃんの声を響かせながら、この時、俺を見ていた視線に気づかなかった。

 

「それにしても、キャロルって、何が好きだったんだろう?今も研究ばっかりで、全然出てこないし」『ホッパ!ホッパ!!』

「えっ、ノイズ!もしかして、またぁ!?」

 

そう、俺が考えていると、ホッパー1が何かを感じたように叫ぶ。

それと共に、俺はすぐに建物の影に隠れた。

 

「それじゃ、さっそく行こう!ホッパー!スチームライナー!ゴルドダッシュ!!」

 

俺は、すぐにケミー達に声をかけると同時に、そのまま仮面ライダーへと変身する。同時にゴルドダッシュを召喚し、そのまま走り出す。

先程の警報から、既に場所が分かっているので、俺はすぐに向かった。

見れば、既にノイズとこの前と同じく、風鳴翼が戦っていた。

だけど、既に戦いが終わっている様子だった。

 

「あれ、終わっちゃった?」

「えっ、仮面ライダーさん!」

「昨日ぶり!急いで来たけど、終わっちゃったみたいかなぁ?」

「それよりも、仮面ライダーさんに聞きたい事があるんですけど」

「いや、俺も色々と話したいけど、その事情があって「ならば」えっ」

 

そう、俺が答えていると、風鳴翼さんが、なぜかこちらに刀を向けている。

 

「無理矢理、話を聞かせて貰いましょうか」

「えっ」「つっ、翼さん」

 

それに対して、困惑を隠せない俺と女の子。

 

「いや、俺、人と戦う気は「ならば、大人しくついてくるの?」いやぁ、それは」

「そのような曖昧な奴の言葉、信じられるとでも思うのか」

「えっちょ!?」

 

俺が、どう答えようか、迷っている間にも、翼さんがこちらに向かって、刀を振ってきた。

 

『ホッパ!』『スチーム!』

 

困惑を隠せない俺だが、その瞬間、ホッパー1とスチームライナーの声が響かせる。

 

「えっちょっ、ワイルドモードに今はって」

 

そう、俺が言っている間にも、ホッパー1とスチームライナーの意思で、姿が変わる。

 

「姿がっ、一体っ」

「ホッパー1!スチームライナー!いきなりどうしたって」

 

そうしている間にも、俺の身体は2体によって、操作される。

 

「かっ仮面ライダーさんが、デッカい飛蝗になった」

「その程度で」

 

そうしている間にも、翼さんが、こちらに向かって、攻撃を仕掛けてくる。

それに対して、俺は身体の自由は効かず、向かって来る攻撃に対して、避け、さらには蹴りで応戦する。

 

「えっかっ仮面ライダーさん!?」

「ごめんっ、今、むっちゃケミー達が暴れていてうわぁっと!!」

「力を扱えないあなたにっ」

 

そうしていると、こちらに向かって、嵐が襲い掛かる。

 

「危ないっ!」

 

その瞬間、俺の方が早く、そのまま風鳴翼さんを突き飛ばした。

それと共に、襲い掛かった嵐によって、空に舞い上がる。

 

「ぐっ、よっと!!」

 

同時にワイルドモードの特性もあってか、俺はそのまま着地する事が出来る。

 

「何者だ!」

「過ちき。はや面乗り手ばかりを狙はむとすれど、失礼せり」

 

それと共に現れたのは、俺と同じガッチャードライバーを腰に巻いている戦士。

そのガッチャードライバーの色は白く、クワガタムシを正面から見たような仮面、前腕にはジェットエンジンのようなガントレットが特徴的な戦士がいた。

 

「えっ、仮面ライダーさんが二人!」

「仮面ライダー?違ひ。我が名は、グレイム。少し頼まれ事せる本恋し者」

「・・・ねぇ、さっきから、何を言っているの?」

「古文、まさか、ここでガッチャードが二人と会うとはな」

「悪しけれど、今はそなたのケミーのほかに用事はあらず。退かせむや」

 

その一言と共に、グレイムは、凄まじい勢いで、こちらに接近し、殴ってくる。

 

「うわっと、危ないなぁ!!」

 

それに対して、俺は正面から受け止める。

そのまま、すぐに風を纏った一撃が、こちらに襲い掛かる。

 

「ねぇ、なんで、戦わないといけないの!俺達の力は、ノイズから人々を助ける為に使うはずだろ!」

「それもあらむ。されど、ケミーを集むる事。それもまた使命!なればこそ、なんぢのケミーを給ふ!」

 

それと共に、その攻撃の凄まじさは、増すばかりだった。

 

「ケミーとは力!力を集むる事使命なり!」

「違う!ケミーは、友達になれる!ケミーは、一緒に戦ってくれる心強い仲間だ!」

 

その言葉と同時だった。

 

「なっ、これは」『あっぱれ!!』

 

同時に風鳴翼さんから飛び出してきたのは、ケミーカードだった。

 

「えっケミーって、うわぁっと!」『スッケボー!』

「もう一体も!」

「なにと!ケミーが、自らの意思に来たりとっ!」

 

それに対して、グレイムは何やら驚きを隠せない様子だった。

 

「えっと、アッパレブシドーに、スケボーズか!ごめんだけど、俺と一緒にあいつを止めるのを手伝ってくれないか」『あっぱれ!』『スッケボー!』

 

俺の言葉に応えるように、2体のケミーが言う。

それと共に、俺は2体のケミーカードを、そのままガッチャードライバーに装填する。

 

『アッパレブシドー!スケボーズ!ガッチャーンコ!アッパレスケボー!』

 

同時に、俺の姿も大きく変わる。

赤い鎧武者。

そう思わせる新たな姿、アッパレスケボーへと姿を変わる。

 

「さぁ、いざいざ、参るぜ!!」

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