歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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ここから、ゼイン編が、終わりとなりますが、ここから、かなり長いと考えております。
その理由としては、ある意味、今作で登場したライダー達の各々の活躍を描く予定ですので、お楽しみに。


ゼインのカウントダウン

「これはっ一体何が起きているんだ」

 

その言葉と共に、現在、世界中で起きている事態に、彼らは驚きを隠せなかった。

各地の工場で行われている作業の一部の機械部品が次々と消えていく。

それは、まるでワープを行うように、一瞬で行われ、混乱していた。

それと共に、宇宙ステーションが占拠されていた。

犯人は未だに謎だが、その占拠を行った存在は、たった1人の少女だった。

 

「現状、あの月へと向かうには、この方法が最適解。そして、制作時間を短縮も同時に行う」

 

その少女、ゼインは占拠した宇宙ステーションを作業しているのは人間ではなかった。

ゼインが、機械部品を使い、量産されたライオトルーパーを始めとした黒影トルーパー、仮面ライダーメイジ、仮面ライダーダークネクロム、仮面ライダーアバドン、警備隊ライダーが作業を行っていた。

それは、ゼインが即時に量産が出来ると共に、戦力になると判断した為である。

そして。

 

「さて、既に計算していましたが、既に来ましたか」

 

その言葉と共にゼインが目を向けた方向。

そこには、一ノ瀬を始め、この世界に来た仮面ライダーが揃っていた。

 

「ゼイン、お前の計画をここで、止めさせて貰うぞ」

「全く、本当に理解に苦しみます。私は」

「なんだと?」

 

それと共にゼインは、一ノ瀬達を見つめる。

 

「貴方達は、本来ならば存在しない。ほんの僅かでしか現れない可能性。そして、ここ以外にも、多くのそんな存在がいる」

 

それは、一ノ瀬達の存在を嘲笑うように言う。

 

「それを知る人間は少ないだろう。本来の歴史に比べたら塵に等しい貴方達が、なぜ私に立ち向かうのか」

「塵だから、何が悪い」

 

それに対して、カグヤは否定する。

 

「確かに塵かもしれない。本来の存在の名前を借り、本来ならばその力を受けない者もいる。

けど、その塵の輝きを、お前は知っているのか」

「塵は塵に過ぎない」

「違うな、本来の価値を知っているからこそ、その価値に近づきたい。ここにいるのもまた、その塵かもしれない。だけど、塵を積み重ね、たとえ本来の価値に届かなくても。

だが、大切なのは、それを積み重ねるのを諦めない事だ」

 

その言葉は、この場にいる全員が確かに経験し、そして、これからも続けるだろう道のりを言う。

 

「そうして積み重ねた塵は、きっと、何にも変えられない山となる。それを馬鹿にするお前に、俺達を止める事は出来ない」

「・・・あえて、この質問をしましょう。貴方達は何者なんですか」

「ただの、仮面ライダーだよ」

 

その言葉と共に彼らは、各々の変身アイテムをゆっくりと構える。

 

『変身!』

 

鳴り響く音声。

それと共に、彼らは、仮面ライダーへと、確かに変身した。

仮面ライダーへと変身を確認すると共に、ゼインもまた、彼らに向けて攻撃を仕掛けるように、指示を行う。

同時に、銃を持つ量産型ライダー達は、その銃口を真っ直ぐと仮面ライダー達に向けて放つ。

それよりも前に、ガッチャードが前に出ると共に。

 

「それじゃ、少し本番だけど、やってみるか!」『レーキン!ディズニー!ガッチャーンコ!レーズニー』

 

その音声が鳴り響くと共に、ガッチャードは、その姿になると共に手を合わせると同時に、そのまま地面を叩く。

それと共に、地面から巨大な壁が現れ、そのまま銃弾を防ぐ。

 

「あれは、錬金術?むっ」

 

そう、考えていると共に壁を打ち破ると共に、仮面ライダー達が現れる。

だが、その姿に、驚きを隠せなかった。

彼らは、なんと、自分の相棒であるバイクに各々に乗っていた。

 

「なぜ、この世界には、奴らのバイクは」

「レーズニーは夢を錬成する。だからこそ、こうして、彼らに関係する者を錬成する事が出来るんだよ」

 

その言葉と共に、バイクに乗りながら、そのまま量産型ライダーへと突っ込むライダー達。

同時に、黒影トルーパー達が、その槍で、攻撃を仕掛けようとした時だった。

 

「よっと!」

 

それよりも早く、彼らに攻撃を仕掛けたのは、刀だった。

 

「先陣は、俺に任せて貰おうか」

 

その言葉と共に刀は、そのまま襲い掛かる黒影トルーパー達の槍を、その手に持つブレードラウザーで斬り上げていく。

黒影トルーパーも、すぐに対応するように、襲い掛かる。

一糸乱れぬ攻撃に対して、刀は、まるで怯む様子もなく、ブレードラウザーで斬り裂いていく。

 

「ライダーの戦闘経験においては、この場においては、やはり刀が高い。

ならば」

 

その言葉と共にゼインは、そのまま構える。

すると、三体の黒影トルーパーが停まり、その身体が変化する。

 

「なにっ」

 

同時に彼の前に現れたのは、仮面ライダーグレイブ、ランス、ラルクの3人のライダーだった。

 

「この現状では、量産型しか出来ないが、その量産型ならば、可能という事だ」

 

その言葉と共に、3人のライダー達が、一気に襲い掛かる。

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