ナスカズーへと変身を終えると共に、気絶したヒサメにも変化があった。
彼女の元には何時の間にかテレポートジェムによる転移が行われており、アバドンが阻止をする暇もなく、飛ばされた。
「えぇ!? 私の身体が消えちゃった!?」
「今は、そんな事を気にしている場合じゃないぞ!」
その言葉と共に、ランペイジバルカンが、真っ直ぐとナスカズーに向かって行く。
「今度は、こっちも制空権を貰うぜ」『ファルコン』
同時に、ナスカズーの背中には巨大な翼を広げ、それに合わせるようにナスカズーもまた、空を舞い上がる。
ランペイジバルカンは、ナスカズーに向かって、ショットライザーによるビームが放たれる。
「それは、既に見た!」『ジュラフ』『ディア』
鳴り響く音声と共に、左腕にシカを思わせる巨大な鋏のアームを身につくと共に、向かって来るビームを、それで跳ね返す。
そして、右腕に装着されたキリンを思わせる槍で、そのままランペイジバルカンに突っ込む。
その勢いは、そのままランペイジバルカンを正面から激突する。
「っ」『パワー! ランペイジ!』
ランペイジバルカンもまた、それに正面から激突する。
互いの力が相殺させ、そのまま距離を離れる。
「まだまだ、これからだぜ!!」「分かった!」『ライノ!』『マジロ』
その音声と共に、ナスカズーの両脚はライノの力を身に纏い、右脚にはアルマジロの力が集中する事によって、ナスカズーが最も力を発揮する姿の一つであるナスカズー・マキシマムへと変わる。
それに合わせるように、ナスカズーは、全身を回転させながら突撃を行う。 その速度は凄まじく、あっという間にランペイジバルカンの懐に入り込み、蹴り飛ばす。
しかし、ランペイジバルカンも負けてはいない。 吹き飛ばされながらも、何とか体勢を整え、反撃を行おうとする。
だが、それを見越していたかのように、ナスカズーは既に行動に移っていた。
そのままナスカズーは、右腕の槍で、ランペイジバルカンに突きを放つ。
それに対して、ランペイジバルカンは左手で構えて防ぐ。
そのまま両者は拮抗状態に入る。 その瞬間だった。
『エレメント! ランペイジ!』
左手から火炎弾を、ナスカズーに向かって、
放つ。 しかし、ナスカズーはそれを右手の槍を振るって弾き返す。
だが、それこそが狙い目だと言わんばかりに、ランペイジバルカンは、そのまま無数の弾丸が、雨のように降り注いでいく。
それに対して、ナスカズーは、空中に浮かび上がり、そのまま高速移動を行いながら回避していく。 だが、ランペイジバルカンは逃さない。
『オール! ランペイジ!』
そのまま、ナスカズーに向かって、10種すべてのライダモデルの力を集結させたウルフ型のライダモデルを発射し、ライダモデルが変化した虹色に輝く銃弾が、ナスカズーに迫る。
「「一気に行く!」」『ズー! MAXIMUMDRIVE!』
それに対抗するように、ナスカズーもまた、その必殺のライダーキックで対抗する。両者がぶつかり合い、激しい衝撃音が鳴り響く。
そして。
「「はあぁあぁぁぁ」」
ライダモデルは、砕け散り、そのままナスカズーは、真っ直ぐとランペイジバルカンに向けって、蹴り上げる。
そのまま。真っ直ぐと地上に落下して行く。
そして、そのままランペイジバルカンは、そのまま爆散する。こうして、戦いが終わった。
だが。
「うわっと、まだいるよなぁ!」
そのまま、地上からアバドン達が、ナスカズーに襲い掛かる。
「こっちもなんとかしないといけないよなぁ!!」
そのままナスカズーもまた、地上に向かって、飛ぶ。