仮面ライダー達がバイクで進んでいる最中、量産型のライダー達が襲い掛かるのは地上だけではなかった。
黒影トルーパーや仮面ライダーメイジなど、空を飛ぶ事が出来る量産型ライダー達が空から襲い掛かる。
「空がそっちの専売特許じゃ、ねぇんだよ!」
それに対して、仮面ライダーニューズことガウマは叫ぶと共に、そのままメダルを入れ替え、バイクを踏み台に飛ぶ。
『ドルジャタ』
鳴り響く音声と共に、ニューズの姿は真っ赤に燃え上がる鳥を思わせる姿へと変わり、そのまま空を飛ぶ軍勢に向かって行く。
ニューズの姿を見て、警戒した量産型ライダー達は、そのままニューズに向けて次々徒攻撃を仕掛けていく。
それに対して、ニューズはその翼を広げ、素早く攻撃を避けていく。
「おらぁ!!」
そのまま通り過ぎながら、彼らが空を飛ぶ為に必要なアイテムとされるバイクや箒を斬り裂いていき、その口からビームを溜め、一閃。
次々と殲滅していく。
そう、空中戦での一方的な戦いを行っていた時だった。
地上から、真っ直ぐとニューズに向かって襲い掛かる斬撃。
それに気づいたニューズは、すぐに避けながら地上へと目指す。
「なんだ、さっきの斬撃はっ、まさかっ」
同時に、ニューズが見つめた先。
そこに立っていたライダーの姿に、さすがに驚きを隠せなかった。
そのライダーが、腰に巻いているドライバーこそ違う。
だが、そこに立っていたのは。
「仮面ライダーポセイドン」
それはニューズにとって、戦う事のないはずのライダー-だった。
未来の技術によって、開発された仮面ライダーポセイドン。
「量産だけしか出さないって言うけど、コアメダルはともかく、あのベルト、確か超銀河王のドライバーか」
ある意味、因縁のある相手に対して、ガウマは思わず舌打ちをする。
ポセイドン自身が使っていたドライバーに関しては量産なのかどうかも分からない。
しかし、超銀河王が使用していたドライバーは現代で作られた物であり、量産も可能だった。
それによって、まさしく蘇ったポセイドンがそこに立っていた。
それと同時だった。
『気に入らないなぁ』
「あっ、おいっ」
そう、驚きを隠せないガウマの身体から飛びだしてきたのは、槍。
『あんな紛い物が好きにはさせないからな』
「お前は、本当に、こういう所ではプライドが高いんだから」
そうしながらも、ガウマは、そのままメダルを自身のドライバーに装填する。
『ミウオラサ』
その音声と共にガウマもまた、姿が変わる。
同じメダルを持つ者同士の対決が、行われる事になった。
「まったく、こうなったら、とことんやってやるよ」