2024日本召喚   作:神夢

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第二話クワトイネ公国

異世界歴1639年1月25日

 

クワトイネ公国の首都マイ・ハークの会議室にはクワトイネ公国の首脳陣が集まり緊急の会議が行われていた

 

そこへクワトイネ公国首相の"カナタ"が入室してきた

 

「すまない諸事情により遅れてしまった、ではこれより我が国のワイバーンが謎の飛行体に攻撃を受けた件についての緊急会議を始める」

 

「では…まず私から」

 

軍大臣が立ち上がり話し始める

 

「まずこちらをみていただきたいのですが」

 

「なんだこれは?」

 

軍大臣が持っていたのは昨日突如襲来した白い飛行体のイラストだった

 

「昨日の目撃情報をもとに作成したイラストです」

 

そのイラストを見て会議は静まり返る

 

隣国のロウリア王国との関係が急速に悪化し、その対応に忙しい公国の首脳陣にとってこの事件は頭の痛い問題であった、謎の白い飛行体が何者なのか不明な状況下では簡単な判断はすぐには下せない

 

会議は実に3時間も続き、全くもって決着がつかないそんな時であった

 

「失礼します!!」

 

首相補佐官(カナタが会議中のため、仕事を肩代わりしていた)が会議室に焦った様子で走り込んできた

 

「なんだ?何かあったのか!?」

 

「たった今、北部海上で謎の大船団と海軍が接触したとのことです!」

 

「その巨大船団はどこへ向かっている?」

 

「マイハーク…だそうです」

 

カナタ達首脳陣は一瞬黙り、考え始めた

そして判断を下した

 

「臨検を実施せよ」

 

軍大臣がおもむろに立ち上がり大声で叫ぶ

 

「首相!突然攻撃を下してきた国家ですよ!何をしでかすかわかったものじゃありません!考え直してください!」

 

「今はこれしかない!臨検を実施せよ!」

 

そして会議は一時的に解散することになり、カナタは頭を抱えていた…一方

 

北部クワトイネ沖海上

 

航空母艦出雲艦橋

 

「まさか本当に異世界に転移するなんてなー」

 

艦長が笑いながら周りの船員に話しかける

空母出雲は日本国海軍第三艦隊の旗艦であり、6隻の駆逐艦と共に南側にあるという攻撃をしてきた国に向かっていた

 

「それにしても急に攻撃してきた国家に向かってできれば国交を開設をしてこいだなんて、お偉いさんは何を考えてるんだろうな、そう思わんか?大村さんよ」

 

大村吉太郎外交官は静かにため息をつき

 

「誰かがやらなければいけませんからね…」

 

「食料が半年持つかもあやしいらしいしな」

 

そんな話をしている時であった左側に何やらうごめく物体を発見したのだ、近づくにつれてそれが帆船であることがわかった、帆船から人が出てきて叫んだ

 

「止まれ!!クワトイネ公国海軍だ!ここから先はクワトイネ公国だ!」

 

こうして第三艦隊は停船、クワトイネ海軍が国に指示を仰いだことで先ほどの会議に繋がる

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