クワトイネ公国議会
静まり返った議会、一度は議会も解散したのだが議員のほとんどがそこに残り続報を待っていた為に気まずい空気が漂っていた、その時若い伝令兵が息を切らしながら首相であるカナタの横に行き日本国外交官が到着した旨を伝えた
「分かった、外務大臣!軍務大臣!ついてこい、伝令兵!」
「はい!」
「日本国外交官を外務室に通せ」
「了解しました!」
伝令兵はすぐに走り出して議会を出た
一方日本国海軍が到着したマイハーク
港が浅すぎて大型艦(この世界基準)である出雲や駆逐艦は港に入れないため沖に停泊し護衛数人と外交官だけが小型艇に乗り港に上陸した
「ここがクワトイネか…まるっきり中世だな…」
そこにマイハーク駐屯兵が走ってきてクワトイネ公国指揮官にここからは自分に任せろと伝え、クワトイネ海軍指揮官は日本側に会釈をして去っていった
「私はマイハーク駐屯兵指揮官です、着いてきてください」
マイハーク駐屯兵指揮官に着いていき数分後歩くと馬車についた
「このバスにお乗りください、外務室に案内しますので」
日本側一行は馬車に乗り込みマイハーク駐屯兵指揮官の話を聞きながら外の様子を眺めていた、マイハークは湧いていたマイハーク沖にすごく大きい船がいると噂が広がり港に人が押しかけていたのだ、だが日本側一行はそのことを知ることはなかった
30分後
クワトイネ公国外務室
クワトイネ公国の首相府にある外務室、普段は他国との外交や外務省の会議に使われている、そこに日本国外交官とクワトイネ公国の首相と外務大臣が向かい合って立っていた
「私は日本国外交官の大村吉太郎といいます」
と言い首相であるカナタに名刺を手渡し頭を下げた、カナタも混乱はしたものの受け取り
「私はクワトイネ公国首相のカナタです」
「私はクワトイネ公国外務大臣だ」
カナタはこころの中では安堵していた(あれほどまでに大きい船を持っている大国なら威圧的に来ると思っていたが、礼儀がちゃんとしている…良かった…)
「私がクワトイネ公国に来たのは国交開設と謝罪のためです」
「謝罪…ですか?」
「我が国の航空機が貴国の空飛ぶ龍?を攻撃した件をここで正式に謝罪します」
カナタがこちらも先に攻撃してしまったことを謝罪しますと言おうとしたところに外務大臣が食い込んできた
「こっちは死傷者が出たんだ、どうしてくれるんだ」
カナタは外務大臣をすぐに止めたが冷や汗を書いていた
「貴国側が先に攻撃してきたとのことですので不幸な行き違いだと我が国は考えております」
これにクワトイネ側外務大臣が怒りで叫ぼうとしたところをカナタが必死に止めた
「首相!外の世界の者なんて信用できません!」
それを聞いた日本側はある提案をした
「では我が国に使節団を派遣してみればどうでしょうか」
カナタは悩んだ、このままでは外務大臣は説得できないだろうと考えていた
「もちろん安全は保証します」
外務大臣は「信用できるかよ…」と小声で言ったが日本側には聞こえていた
大村吉太郎はこころの中で焦っていた、国交開設ができなければ貿易は滞り経済が停滞してしまう…そんな矢先カナタが口を開いた
「分かりました、使節団を派遣します」
外務大臣は驚き首相を説得しようとしたがカナタは決定したことだと一点張りし結局あきらめた
日本側は使節団とを連れて帰るということに合意し沖に停泊していた
クワトイネ公国外務省
カナタは外交官を招集した、外交官達は首相に呼ばれたため何事かとザワザワしていた
「私がカナタだ、日本国という国に使節団を送ることとなったそのため君たちの中から10人志望者を募りたい」
他国ということで危険を考え手を挙げなかった外交官が多く静まり返っていたそこで
「はい!私は使節団に志望します」
なぜ?とザワザワし始める
「マイハークの沖に停泊しいる船は日本国のものでしょう、あれほどの技術がある国に行ってみたいのです」
それを聞いた外交官達はこぞって手をあげた、結局最初に手を上げた者以外はくじによって決められた