少し戻って日本の内部状況について説明しよう。
異世界1939年1月25日に転移し、日本国第三艦隊がクワトイネ公国に向かった頃、日本では会見が開かれるところであった。
「国民の皆様に伝えなければならないことがあります、我が国は地球ではなく、異なる惑星にあることなわかりました」
首相がそう言うと、これを聞いた報道陣は驚愕ししばらく固まっていたがすぐにメモや写真を撮るなどした
首相が記者会見を終えると報道陣側からの質問が飛び出した
「それは本当なのですか総理!」
その後30分ほど質疑応答を繰り返し
質問の途中であったが緊急安全保障会議開会により記者会見は中断となった
記者会見後すぐにこのことは報道され混乱がおきた、主に石油などの資源不安などの影響で買い占めなどが始まったのだ
国家安全保障会議
「早坂国防相、軍はどうなっている」
「はい、海外に派遣していた第六護衛隊ですが、先程台湾おきに現れたと連絡がありました」
「衛星はどうなっている?」
「衛星はこちらの世界にあるようで正常に機能しています、そのことでわかったのですがこの星は地球の3倍近い大きさがあります、ですが一日の長さなどはまるっきり地球とおなじです、JAXAや国立天文台も頭を抱えてますよ」
「高山経産相、国内経済と資源備蓄状況はどうなっている?」
「資源備蓄状況はあと数ヶ月持って良いところでしょう、買い占めが起こっているため厳しい状況です、国内経済に関してですが日経平均株価が一時3000円以上下落したため取引が停止混乱に陥っています」
総理と各大臣の受け答えや方針会議などが行われ、安全保障会議は終了した
異世界歴1939年1月26日、再度記者会見が行われた
「安全保障会議にて、以下の方針が決定されました」
前回ととって変わり今回は質問の受け答えも多かった、そして国民がもっとも注目したのは
「異世界の国家との接触に成功しました、1月28日に訪日される予定です、また国名はクワトイネ公国という…」
"異世界国家との接触"国民はこれだけで大歓喜だった、なんせアニメやマンガ文化の大国日本である、興味があったのだろう、それに外国との接触で経済が安定してくれるとかんがえたからだ
国民は安堵していたが、政府はそうとは言えなかった、樺太国境警備隊からの情報で北樺太も一緒に転移してきたとのことであった
北樺太
北樺太のロシア人達は異世界に転移した際に大きな地震が起き建物の崩落などがおきたにも関わらず救助部隊などがこなかったため行政機関や一部の人々は沿海州に渡ろうとしたが橋は崩落しており、ヘリコプターで沿海州方向にいっても海しか広がっていなかったのだ、向かう先がなくなったロシア人は仮想敵国であった日本に向かうしかなくなり南樺太を目指した
南樺太国境
「そういえば日本が転移したのになんで北樺太だけあるんだろうな」
「島だからじゃないのか?陸続きだからとか」
などと談笑していた会議室に偵察兵が走ってきた
「国境にロシア民間人が迫ってきています!」
国境警備隊がすぐに警戒位置に移動し警戒していたところ
「地震が起きて建物が崩落したのに助けが来ません!本国に救援要請をお願いします!」
などロシアの人々が次々に口にする
「北樺太では転移とともに災害が起きたのか?」
南樺太国境警備隊はすぐに日本国政府に連絡した、日本国政府はロシア政府は現在ないため、国境法を緊急改正し北樺太を日本領とみなすことを決定、救助部隊の派遣を決定した
すぐに北樺太のロシア人にもそのことが伝えられた、一時は混乱したものの暴動にまではならなかった、クワトイネ公国が訪日している頃に救助活動は行われていた