友達の様子がおかしい 作:瓦版
ウォルターパークの一軒以来注目されるようになったイルマ。そんなイルマは、今家族と出かけていた。ウォルターパークの勝負は、全チーム1位となったが、カルエゴ曰く「全チーム1位なら全チーム最下位ということで課題3倍だ。」ということで参加していなかったゲンを除いてみんな三倍になった。その課題を終えてることができ、今にいたる。
「サリバン様!」
「すげえ!本物だ!」
「きゃあ!カッコイイ!!」
流石13冠の3英傑の一人だけあって人気者だ。新学期用の買い物を済ませたイルマとサリバンは、休憩のために近くのベンチに座る。ゲンは、荷物の番をしようとしたがオペラに止められ二人の傍にいるように言われた。少し休むとイルマから驚きの質問が出た。
「ねえ、おじいちゃん。」
「ん?なーにー。」
「魔王ってどうなったらなれるの?」
「「!?」」
今まで目立つことを避けてきたイルマからの驚きの質問に驚く二人。
「魔王になりたいのかい。」
「い、いや魔王になりたいんじゃなくて町の人たちがおじいちゃんを魔王になることを薦めてたから気になって。」
「ふむ、良いかい。魔王になるには、13冠の悪魔たちから信任が必要なんだ。彼らのトップオブトップだからね。」
「へえすごい!じゃあ、魔界のほとんどを魔王が担うんだね。」
「ほとんどじゃない。すべて、全部さ。」
「!」
「みんなが分かれ道でどっちかの道を選んでも魔王が真っすぐと言えば真っすぐに進む。マグマに花を咲かせ、空に川を作る。デルキラ様とは、そんな方だった。だから、この街を見ればデルキラ様がどんな御方だったか分かったかな。」
「うん!とても楽しい方だったんだね。」
「そうだよ。」
「じっちゃん、イルマそろそろ時間だよ。これ以上オペラさん待たせたらかわいそうだろ。」
「そうか。もうそんな時間か。それじゃいこうかイルマくん。」
「うん!」
イルマは、魔王にもしなったらと一瞬考えたがサリバンに呼ばれすぐに向かった。ゲンも誰かが魔王になった時、自分は、どうするのか帰りの馬車の中で考えていた。次の日、イルマからアメリと出かけることを聞いて、アメリの勇気の一歩を踏み出していることに関心した。ゲンは、ある人物に会うために集合場所に向かう。待ち合わせの場所に着くと、待ち人がいた。
「お、やっときた。」
「悪い、遅れた。」
「五分遅れてるやないかゲン。今日は、お前から誘ったはずやろ。」
「だから、悪いってロボロ。」
ゲンが会っているのは、クライン・ロボロ。非公認師団我々師団に所属している。彼らは、互いにトレーニングしてる時にバッタリ出会った。そこからは、トレーニング仲間になっている。そして、いつも通りのトレーニングを終えて休憩していると、ロボロが話しかけてきた。
「ゲン。相変わらずええ筋肉やな。」
「ロボロこそ流石だな。また一段と磨きかかってんな。」
「そうやろ。……ゲン。」
「なんだ。」
「ありがとうな。こんな奴とつるんでくれて。」
「どうした急に。」
「いやな、入学してからどこの師団にも断られた俺におまえは、嫌がらず友達になってくれたやろ。それが嬉しくてな。」
「そんなこと気にすんな。それは、お前があきらめなかった結果だ。今の師団に入れてもらえてんのもお前のことを仲間だと思ってくれている奴らだったんだろ。」
「ゲン。」
「だから、早く公認してもらえるといいな。」
「そうやな。よし!今度、軍団の活動幅広げてみるわ。」
「おう!がんばれよ。」
「正直、生徒会と仲良いゲンが助言してくれたらな。一発で解決できそうなんやけどな。」
「それは、ダメ。というか、あんまり良好ってわけでもないし。」
「そうなんか。残念。なら、今度組み手してくれへん。」
「いいよ。手加減しないからな。」
「負けへんで!」
こうして、二人のトレーニングを終わる。そして、近々また大きな昇格授業が始まる。