友達の様子がおかしい   作:瓦版

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降魔の儀

ゲンは、町に繰り出していた。ある目的のために。

 

「しかし、何で誰にも伝えなかったんだイルマの奴。」

「まあ、イルマくんなりの気遣いなんじゃない。」

「そっかぁ。所でバラム先生。」

「うん?」

「なんでいるの?」

「いやあ急なことで僕もなにも用意してなくてさ。何か良いのないかと思ってたら君が居てね。ちょっと手伝ってもらおうかと。」

「いや、俺も正直何が流行ってるか分からないんだが。」

「そうなの。まあちょうどいいじゃない。互いに決まってないからさ。それに、六指衆と接触した君を放置しとくわけには、いかなくてね。」

「だから、何も無いって。」

「ホント?」

「嘘に感じます?」

「うん。」

「流石に先生には、隠し通せないか。」

「何かあったの?」

 

少し歩いて口を開くゲン。

 

「バラム先生。もし、消えた人物が生きてたらどうする。」

「うーん。まず、本物か確かめるね。」

「アムドゥスキアスさんは、それを確かめに行ったのかもね。」

「……なるほど。で、君は、どうするの?」

「どうもしないよ。バラム先生と同じだよ。味方を守り敵を消す。それだけだよ。」

「……。」

 

その言葉に嘘は、無いがまだ裏を隠しているとバラムは、感じた。そのご、イルマには、本をプレゼントすることに決めた。そして、ゲンの方を見ると彼も買い終えていた。その後、ゆっくりしている際にゲンがバラムにプレゼントを渡す。

 

「どうしたの?」

「すみません。代わりに渡してくれませんか。」

「何かあるのかい?」

「まあ、そうだね。ちょっとした面倒ごとがね。」

「手伝ってあげようか。」

「いや、大丈夫。ちょうどいい練習になる。」

「わかった。」

 

そして、別れたゲンは、依頼の場所に着く。そこは、危険人物として認定されている悪魔のいる根城である。

 

「ここか。敵の数は、表二人に裏も二人。中にいるという情報は、間違いない。どうするかな。」

「動くな。」

「どちらさん。」

「お前に教える名では、ない。貴様、裏路地の死神だろ。」

「そうか。なら、好都合。」パチンッ

「なん!?」ヒュンッ

「それじゃあ、任務開始。」

 

それから、そこの地域では、悲鳴と爆発が続いたそうだ。そして、ゲンは、あと一人となった目的の人物と会話する。

 

「ん-。さて、どうする?あんた一人だけだけど。」

「くそ!あと少しで俺の王国が。」

「自首するか、ここで死ぬかどっち良い?」

「……。」

「悪いけど、早く決めろ。」

「……そ。」

「ああ?」

「くそ!くそ!くそ!こうなったらお前も道連れだ!!」

「!?」

 

その日、その一帯で一番の爆発音が響き渡る。場所が変わってイルマの降魔の儀の最後の項目。プレゼント私である。イルマは、人生初のプレゼントと「ありがとう」の言葉に涙する。降魔の儀を終えたイルマは、部屋にいると、急に窓が開く。

 

「!ゲン君!その傷!」

「しー。少し黙って。バレたらめんどいからな。」

「オペラさんに頼んで直してもらおうよ。」

「大丈夫。すぐ直す。おめでとう。そして、おやすみ。」パチンッ

「ちょ、」バタッ

 

睡眠魔術でイルマを眠らせたゲンは、自分の部屋に行って包帯をして寝る。次の日の朝、起きると目の前には、イルマとサリバンとオペラが居て説教を食らうのだった。

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