友達の様子がおかしい   作:瓦版

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紳士たれ

ゲンは、昼食になり食堂に行く。いつもなら仲の良いイルマ達と食事を取ること多いが、今回は、意外な人物と食べる。

 

「……。」

「……。」

「……なあ、お前から誘ってくるなんて、珍しいな。なんか用か。カムイ。」

「はい、少し相談がありまして。ズバリ聞きます。フレアハートどの。」

「おう、なんだ?」

「どうすればモテm「知らん!」まだ何も言ってない!!」

「いや、お前のことだし大体がそれぐらいだろ。」

「ぐうぅ。何も言い返せない。しかし、諦めませんよ!何かヒントがあるんでしょ!教えてください!!」

「いや、こえーわ。がっつき過ぎだろ。」

「!おっと、私としたことが、これは、失礼。それで、どうすればモテモテになれますか?」

「凄いリカバリーだな。ていうか何で俺なんだ?モテたいなら、アスモデウスやそれこそジャズに聞けばいいんじゃないのか?」

「アスモデウスどのは、天然過ぎて分からず、ジャズに至っては、物を盗られるだけでした。」

「(ジャズひでえな。)それなら、アロケルは?あいつ彼女持ちだろ。」

「奴は、何も教えず逃げていきました。」

「(なんかおもろいな。)うーん、ウチであとモテるのは、……。あ、イルマとサブローは?あいつら結構人気だしな。」

「ふざけてます?少しは、考えてみなさい彼らがなんと言うか。」

「すみませんでした。(だよなあ。)」

「さあ教えなさい。モテる秘訣を。」

「悪いけど、教えられない。てか、わからん。」

「あなたまでそんなことを。」

「だって、俺が女子に話しかけられた所見たことあるのか?」

「何を馬鹿なことを!これを見ろ!!」

「!!」

 

そこには、ゲンが色んな女子生徒や女性と話している所を撮られた写真ばかりでゲンも一つ一つに覚えがある。

 

「これをどこで?」

「そんなことどうでもいい!!さっさと吐けこのたらしが!!」

「いやあ吐けと言われても。つーかお前、この間の心臓破りで組んだ子は、どうなんだよ。結構、芯をとらえてると思ってるけど。」

「彼女は、その……何と言いますか……。」

「なんだ?」

「ちょっと厳しくて……。」

「?そうなのか?そうは、見えなかったけどな。」

「ええこうもモテ談義やエロ話をしていると、「またあなたは!!」ほら来ました。」

「毎度毎度飽き足らずなこのすけべどりがぁ!!」

「お嬢様落ち着いてください。」

「いえ、今日こそ成敗ですわ!!ご覚悟!!」ブンッ

「ひいぃ!!」

「待て。」バシッ

「!!」

「はあ。嬢ちゃん、いきなり俺の仲間になにするんだ。」バキッ

「あなたは!フレアハートさん!そこをどいてくださいまし。」

「いや、ダメだ。いつもなら許すけど。「ええぇ。」今回は、違うだろ。こいつは、ただ相談をしに来ただけだ。」

「!!」

「明らかに嬢ちゃんが悪い。謝りな。」

「そうですね。カムイ先輩、手荒な真似をしてしまいました。すいませんでした。」

「大丈夫ですよ。ケガ、ありませんか?」

「だ、大丈夫ですわ。失礼しますわ。」「失礼します。」

 

そう言ってマリアンヌ達は、去っていった。その顔に反省の表情が一杯であった。それを見逃すゲンでは、なかった。

 

「ひどい目に会いました。助かりましたゲンどの。やはり、彼女に嫌われてますね。いやあ困りましたなあ。あははは。」

「いや、そうでもないかもよ。」

「なにを言うんですか?今の見たらどう考えても。」

「まあまあ。一年の内なんて、まだひよっこだろ。善悪の判断が鈍い時だ。だから、思いのまま行動して痛い目を見る。俺たちもそうだっただろ。」

「!そうですね。もう少し彼女のことをよく考えます。」

「そうそのいきだ。因みに、俺からしたらお前も十分カッコイイと思うけどな。」

「そ、そうですかな。」

「ああ、だから少しは、あまり女子を必要以上に追いかけないで少しは、ゆっくり気長に待つのもありじゃないか。一人の紳士としてな。」

「!そうですね。たまには、待ちますかね。紅茶を飲みながら本でも読みながら。」

 

こうして、カムイとの昼食を終えたゲン。ゆっくり教室に戻ろうとしていると、さっきのマリアンヌ嬢を見つける。彼女は、反省をし泣いていた。近くにSDは、おらず一人立っていた。

 

「ぐすっわたくしは、いつもいつもどうして。」

「それが、分かれば十分じゃないのか。」

「!フレアハート先輩!なんですか、まだ何かありますの?」

「いや、嬢ちゃん見かけたから。声を掛けただけ。」

「なら、放っておいてくださいまし!」

「気になる先輩を傷つけて泣いてた癖に?」

「!そ、それは、先輩には関係ないです。」

「まあそうだな。けど、きみが惜しいことしててもったいなくてな。」

「もったいない?わたくしが?」

「ああ。そうだな。だから、先輩として一つアドバイス。あまり、突っ込まずに一旦止まってみることだな。」

「止まるんですの?」

「そう。じゃないと、折角、気になった奴の良いところを見逃すことになる。それじゃあ悲しいだろ。」

「……そうですわね。アドバイスありがとうございますわ。」

「うん。じゃあな。カムイとの関係が進展することを祈るよ。」

「んな!な、な、。」

 

次の日からの彼らの関係が進展することを楽しむゲン。だが、事態は、ゲンの予想を大きく裏切る。

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