友達の様子がおかしい 作:瓦版
次の日、いつも通りに学校に通うイルマとゲン。学校に着くと、アスモデウスが待っており、昨日の一軒でのイルマの評価を改めて自分から配下になることを誓っていた。そして、ゲンにも昨日の行為を反省して謝罪をした。その後、三人は、召喚獣の授業を受ける。担当は、カルエゴという強面の見た目通りの厳格な教員である。アスモデウスは、昨日の件もあり、イルマのことを大分警戒していた。授業が始まり、たくさんの新入生が召喚を成功させて召喚獣と契約している。主席だけあってゴルゴンスネークというレアな召喚獣を手に入れた。残るは、特待生組である。
「流石、アスモデウスだ。かなり強力な魔獣と契約できたな。」
「なんか、緊張してきた。」
「大丈夫だ。いつも通りしてたらすぐおわる。」
「次!」
ゲンは、カルエゴに呼ばれて召喚の紙を召喚の道具に近づける。周りもイルマ達も注目する。そして、強い光が発せられて一瞬で周りを包み込んだ。数秒後、光が収まる。すると、ゲンの前には、大きな毛玉が現れる。みな頭に「?」を浮かべる。毛玉が動き顔を出す。正体は、クマだった。クマは、召喚者のゲンを見つけると突進するように抱き着いた。そのままずっと抱きしめているため、とても和やかな雰囲気になる。ゲンは、振りほどこうとしても力が強く諦めていた。次は、イルマの番である。イルマもみなと同じように紙をかざす。そこで問題が発生した。召喚の紋が、カルエゴの下に発動する。その後は、流れるように召喚獣として召喚されるカルエゴ。召喚の授業は、幕を閉じた。次の日、ゲンは、イルマと別行動をしていた。目的は、軽い散歩である。
「なるほどね。ここに、実験用の教室か。そして、ここを曲がってっ!?」
後ろの気配に気づき振り返る。すると、そこには、メガネをかけた悪魔がいた。
「(いつの間に。)なにか用かい。」
「きみ新入生やんな。」
「先輩ですか。すいませんため口で。」
「いやかまへんよ。それに、用なんかあらへん。ちょっと気になっただけや。入学式あんなに暴れた新入生のこと皆忘れへんで普通。」
「たしかに。あ、そろそろ時間なんで。これで。」
「うん。さいなら。」
ゲンを見送ると、倉庫に姿を消した。ゲンは、イルマのところに着く。
「ようイルマ。」
「ゲンくん。用事は、済んだの?」
「ああ。ところでお前の後ろに女子誰?」
「あたしクララ!あんた誰?」
「ゲン・フレアハートだ。よろしく。」
「じゃあゲンゲンだ。よろしく。」
そのあと、イルマからクララとの出会いを聞く。そして、アスモデウス共々友達になったことをしったゲン。
「へえ~友達ね。よかったなイルマ。」
「うん!もちろんゲン君もだよ。」
「!ふっ面白いこと言うな。」ガシガシ
「うわぁ!なに!」
「おい!イルマ様に何するフレアハート。はなせ!。」
「わーい!まぜてまぜて。」
ゲンは、少しうれしかった。そんな、イルマ達が仲良くしている裏で職員会議が行われていた。
「じゃあ、一同異論なしということで。イルマ君以下4名は、問題児(アブノーマル)クラスに決定。」
こうして、イルマ達のクラスが、決まった。