友達の様子がおかしい 作:瓦版
無事に平穏な生活を続けることが出来ているゲン。学校でいつものように散歩する。今回は、珍しく誰も同伴していなかった。今日も授業を終えてゆっくり広場に向けて弁当を持ちながら歩みを進める。
「……。」♪スタスタ
「……。」ジー
「……。」♪スタスタ
「……。」ジー
「……(なんか、後ろから見られてるな。どうすっかなあ。)」スタスタ
なんだかんだ広場に到着し座る。弁当をとりあえず置いて振り返る。
「なあ、見てないで一緒に食べようぜ。ジロジロ見られてちゃ食いずれーよ。」
「やはり、バレてたか。流石、問題児クラスの裏エース。ロボロの言う通りだ。」
「で、お前誰だ?」
「初めまして、フレアハート。いや、DJ大福さん。俺は、トイフェル・シャオロン。非公式の旧我々師団に入ってる。」
「旧ってことは、ロボロのいる。そんな奴が何か用か?」
「実は、……。」サッ
シャオロンは、後ろからある物を取り出した。
「ん?色紙?」
「ファンです!サインください!」
「……。」
「流石に無理ですよn「いいぞ。」!!良いんですか!ありがとうございます!」
「別に、俺ので良ければだが。」
ゲンは、ペンを貰い軽くサインを書いてあげた。サインをもらったシャオロンは、すごく喜んだ。それを見ていたゲンは、少しケロリの気持ちがわかった。そして、二人で昼食をとることにした。
「よくわかったな。俺が、DJ大福だって。」
「それは、この間の裁判を見てたから。」
「そうか……。」
「ごめん!嫌なことを思い出させて!」
「いや、もう気にしてねーよ。それに、一人じゃねえって気づいたからな。」
「やっぱりかっこいい!……。」
「どうした?」
「なあ、力の使い方教えてくれへん?」
「なんで、また先生やそれこそロボロに教われよ。」
「いやあ、あいつの教え方細かすぎてわからん。先生の方は、難しくて。誰か良い悪魔いないか探してたんだ。」
「そこで、俺を見つけたと……。」
「サイン貰っておいて図々しいと思うけど、お願い!俺、イルマくん越えたいんだ!力貸してくれ!」
「……はあ。良いよ、少しだけど見てやる。」
「!良いの!?」
「まあ、他にも見る奴いるから多くは、見れないけど良いか?」
「良いよ!良いよ!ありがとう!今度のライブも絶対見ます!!じゃあね!!」
シャオロンは、凄い勢いで行ってしまった。面倒ごと増やしたなと後悔し頭を掻いたが気持ちを割り切った。
「イルマを越えたいか……。ふっさて、一体誰が魔王になるかな。これは、楽しみが増えたな。」
食事を終えたゲンは、そのまま昼寝に入った。その後、シャオロンが、色紙にDJベアのサインも入っっていることに驚いた。