友達の様子がおかしい   作:瓦版

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顔合わせ

自分のクラスをサリバンから告げられたイルマとゲン。アブノーマルクラスに送られたことに落ち込むイルマをゲンは、励ます。

 

「ハア。おじいちゃんなんてことを。」

「まあそう落ち込むなよ。俺だけじゃなく、クララとアスモデウスも同じなんだから。」

「そうだね。」

 

そして、ふたりは、学校に着くとアスモデウス,クララの両名と合流し自分たちの教室に向かう。問題児だけが集められたということを聞かされているということもあり、扉の前でためらうイルマ。そんなイルマの気持ちを一切知らないクララは、後ろから強く押して中に入れる。すると、急に色々な刃物の武器がイルマを襲う。イルマは、持ち前の危機管理による緊急回避をする。すると、周りから拍手が起きた。

 

「おぉー流石特待生。」「すげえ!」「素敵。」

「こ、これは?」

「いやぁ入学式にあれだけかました大物だしどんな反応するのか気になってね。」

「それでみんなで賭けをしてたんだ。ちなみにみんな挑戦してそれぞれが当たってる。」

「(問題児だぁ。) 」

「ふーんそっか。なるほどね。」

「全回避もすごいけど、全部受けた奴もいるけどね。」

 

後ろから大男が現れる。

 

「当たり前だ。このサブノック・サブローは、魔王に相応しいビッグ男になる男だからな。」

「「「(でか。)」」」「でかい。」

「よく聞け特待生。魔王になるのは、うぬが先である。その頃には主は、うぬの前で跪いているだろうな。」

「聞き捨てならんな。」

 

これに嚙みついたのは、やはりアスモデウスである。そこから口喧嘩が始まる。そうしていると、カルエゴが注意しながら教室に入ってきた。

 

「喧しい!!外まで丸聞こえだ!!もう少し粛できんのか。」

「カルエゴ先生。」

「エギーが担任なんだ。」

「ああ。濡れ衣をかけられ会議にでられず、担任を押しつられた。」

「(カルエゴ先生の顔を見れない。)」

「ところで先生。これから何やるんですか。」

「そうだったな。外へ出ろアホ共。」

 

全員カルエゴに言われて外に出る。そして、着いたのは学校の裏にある高台。そこでカルエゴに授業の内容を告げられる。飛行試験(ひこうレース)で競争を行うというもの。コースは、「囀りの谷」という安全で距離のあるコース行う。サブノックは、本来用意されていたもう一つのコースを要望したがカルエゴに却下された。

 

「俺は、後から行く。それでは、飛行訓練。位置についてよーい、ドン!」

 

合図ともに、羽を出し飛び去る問題児ども。当然、イルマもスタートするのだが、羽がないため崖のギリギリで立っていたが、後ろからカルエゴに押されて落下しながらスタート。カルエゴは、中継のカメラ映像を確認する。流石の問題児クラス誰一人真剣みがない。それにまた、キレるカルエゴ。その中でも、アスモデウスは、やはり頭一つ抜ける。そんなレースの中、サブノックは、本来禁止されている「金切りの谷」を進んでいた。それを見ていたカルエゴは、生徒リストからサブノックの名前を消した。一方のイルマは、というと。

 

「(ここは、いったい。)」

 

鳥に連れてかれていた。スタートしてすぐに落下。そして、鳥に捕まり現在に至る。そうこうしていると、巣に到着。目の前には、大きな鳥がいた。すると、飛びかかってきたが、けがをしているわかると治療することを伝えた。その時、手を切ったが、そこから垂れた血により鳥の傷が癒えた。

 

「(人間の血には、こんな効果があるのか。)「おーい!」!?」

 

遠くからゲンが、飛んできた。鳥は、野生の勘で警戒する。

 

「大丈夫だよ。」

「!」

「?なんかあったのか。魔獣と仲良くなっているし。」

「何でもないよ。ゲン君は、なんで来たの?」

「あのな。一応俺は、護衛でおまえは、その対象だろうが。」

「ご、ごめん。」

「わかればよろしい。それでどうする。」

「もちろん目指すよゴール。」

 

それを聞いて笑うゲン。すると、鳥がイルマを背に乗せて飛び立つ。ゲンは、それについていく。すると、金切りの谷の長の魔獣とサブノックが戦闘していた。圧倒的な力の前でボロボロのサブノック。ゲンは、長の注意を引くため魔弾をぶつける。だが、長の攻撃がサブノックに届きそうになる。イルマもサブノックを前に立つ。すると、急に手が止まる。イルマの助けた鳥が、長の子で長は落ち着き。イルマに感謝の頭を垂れる。サブノックは、そこでイルマの凄さを知る。その後は、ゴールまで長に乗せてもらった。結果、発表に入りランクのバッジを貰う。アスモデウスを含め上位ゴール者は、4(ダレス)、3(ギメル)、2(ベト)を貰った。それ以外は、1(アレフ)を貰った。イルマの番になりランクフクロウの袋に手を入れる。奇想天外なことをしてきたイルマにみんな期待していた。すると突然、ランクフクロウが奇声を上げてどこか飛び去った。皆驚くが、イルマの手に注目する。

 

「指輪?」

 

この指輪がまた一波乱おこすのだった。

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