友達の様子がおかしい   作:瓦版

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罪悪感

イルマは、傷が癒えて学校に向かう準備を終えて門に向かう。だが、いつもとは、違う事があった。

 

「おはようございます!イルマ様!」

「おはよう!アズ君!あれ?クララは?」

「あの……そのことなんですが……。」

「?」

 

クララは、落ち込んでいた。親しい友人で気になっているイルマの悩みを解決させようとした手伝った結果、イルマとゲンを殴り合いになるほどの喧嘩まで発展させてしまった。問題は、無事に解決した。だが、自分の予想以上の殴り合いに罪悪感を感じたのだった。止めようと試みたが、喧嘩の迫力とクラスメイトとしての友情により動くことが出来なかった。

 

「(私が、あんな提案しなければイルマっちとゲンゲンをケガさせるほどにならなかったのに……。)どうやって顔を合わせれば……。「あら、そんな顔してどうしたのかしら?私の可愛いベイビーちゃん。」!ライムせんせぇ!!」ポロポロ

「え!?ちょ!どうしたの!?」

 

急に泣き崩れたクララの姿に驚くライム。とりあえず気を落ち着かせる場所に連れて行く。そして、事情を聴いた。

 

「成程ね。あの盛大な喧嘩になる原因を作ってしまって落ち込んでいると……。」

「……はい。」ヒックヒック

「ふう。(これは、確かに罪悪感を抱くわよね。実際、あの喧嘩に関しては、教員が見入るほどの迫力だったしね。)」

「せんせぇ……あたしどうすれば良かったのかな。」

「別にあなたの行動は、間違っていないと思うわよ。」

「え!?」

「だって、あなたは、親しい人の悩みを解決してあげたかったんでしょ。で、見事に助けてあげたじゃない。」

「でも、二人ともあんな大ケガしちゃったし。」

「ヴァラクさん良い?この世において常に最善の選択を選ぶことがどれだけ難しいか知ってるかしら?どんな悪魔でも行動の1つ1つが正しいなんてありえないのよ。一見正しいものでも、最悪の結果になる。その反対も然り最悪の決断が、いい結果を生むことできる。」

「……。」

「だから大事なのは、その行動が本当に問題を解決したいがために出した選択なのかってことよ。」

「!」

「気づいたみたいね。「あ、いた!おーい!クララ!!」ほら、大事なひとが待ってるわよ。次に、やるべきことは、分かってるわね。」

「はい!ありがとうございました!」タッタッタッタ

 

クララは、イルマの下へ走って行ってしっかり謝罪をした。そして、いつもの仲良しな3人組の楽しいになっていった。

 

「フフッ良いわねぇ。やっぱりベイビーちゃんの笑顔は、最高よ。」

 

そう言ってライムは、次の授業の準備しにその場を後にした。放課後になって屋上で寝っ転がるゲン。そこに、イルマが訪ねてきた。

 

「昨日は、ごめんねゲン君。」

「気にすんな、俺も流石に悪かった。護衛に手を上げるなんてご法度をだし、じっちゃんやオペラさんにもこってり叱られたよ。」

「あはは大変だったね。今日、クララから昨日ことで謝られたよ。」

「余程応えたんだろうな。俺の所に来てた。俺たちが、あんだけやったんだからな。」

「そうだね。けど、あれのおかげで君と腹割って話せたから感謝したよ。」

「違いない。それに、他の奴らにも心配かけたし、なんかしらやるか。」

「うん。僕もがんばろ。それじゃゲン君。先に帰ってるね。」

「ああ。気を付けて行けよ。」

「うん!それじゃ。」

 

イルマは、屋上から去っていく。

 

「フウ……おい、いつまで消えてんだよ。ソイ。」

スウー「やっぱり気づいてたか。それにしても相変わらず青臭いね。漫画かよ。」

「うるせえ。あいつが暑苦しいだけだ。それで、頼んでおいた例の件どうだった?」

「ある程度集めたけど、中々尻尾を出さないね。」

「成程な、サンキュー。今度、お前の家に土産を持っていく。」

「うん。楽しみにしてる。それじゃ、僕も今日は、これで。」スウー

「ああ。また明日な。」

 

ゲンは、貰った資料に目を通す。

 

「待ってろよ。次は、俺がてめぇを殺してやるよ。カラスさんよ。」

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