友達の様子がおかしい 作:瓦版
青い空、白い砂浜そして、大きく広がる海。アブノーマルクラスは、オペラの計らいで海に来ていた。それぞれが海を楽しむ。勿論、ゲンも参加しており浮き輪で1人浮かんでいた。
「あ~気持ちいい~♪最初は、海でも特訓するのかと身構えていたが、本当に海水浴とはな。」
「ゲン君!」
「ん?イルマどうした?」
「アズ君たちとボールで遊ぶんだけど、参加する?」
「あ~後で参加するわ。もうちょっとダラダラしてる。」
「わかった。じゃあ、後でね。」
イルマが、アスモデウスとクララの方へ移動していった。その元気な姿にゲンも元気を貰う。
「前の家では、遊べてなかったみたいだし楽しそうだな。さて、俺も混ざるか「あの……」!?」
「ちょっとお聞きしたいことが有りまして。」
「(いつもの間に後ろに?)何か?」
「ええ、人を探してまして。」
「?迷子ですか?それなら、!?」バッ
ゲンは、素早く跳躍して女から距離を取る。女の方は、姿を戻す。
「大丈夫よ。もう見つけたから。」チャキッ
「だろうな。全くいきなり襲って来るとはな。カラスよぉ。」
「当たり前でしょ。私は、一刻でも早く貴方を貰いたいんだから。」
「あのなぁ……前も思ったがこうする必要あったか?」
「だって、こうでもしないと他の悪魔に取られちゃうから。」
「全く厄介な奴に絡まれたな。」スウッ
「それじゃあ、貰うわ『ズドンッ』!?人形が!」
「はい、お終い。」
「噓。早すぎる。」
「カラス……もうこれで下がってくれないか?」
「……い。」
「はい?」
「……ゃない」
「なに?」
「カラスじゃない!!」
「おわぁっ!」
急な変化に驚くゲン。今まで大人雰囲気を出していたカラスから急に幼くなり、同年代の悪魔と話しているみたいになる。
「カラスっていうのやめて。」
「じゃあ、なんて呼べば?」
「ロア。」
「わかった。因みに本名では、無いんだろ。」
「そうよ。悪いかしら。」
「いやあ、とくに「おい!誰か助けてくれ!!」!?」
ゲンは、叫び声の方を向く。すると、何やら騒動が起きていた。仲間も危険な様子にゲンが、向かう準備をする。
「じゃあ、ロア。今度は、別の形で会おうな。」
「わかったわ。それじゃあ。」
ゲンは、現場に到着する。クラーケンが仲間に襲い掛かっているのが見えたので参戦する。他にも戦っているメンバー見えたので捕まっている奴から向かった。
「お前ら無事か!」
「ゲン君!たすけて!!」
「さて、やるか。お前ら、じっとしてろよ。」シュンッ
「消えた!?」
グオオバタンッ
「「「???」」」
クラーケンたちがどんどん気絶していく。そして、最後の一匹になる。ゲンは、姿を現して口を開く。
「よお、お前の仲間は、気絶した。あとは、お前だけだ。このまま仲間を連れて帰ってもらえるな?」
コクコク
クラーケンの残りは、気絶した仲間たちを連れて海に消えた。その後、仲間たちの安全を確認しあった。すると、そこに見知った顔いた。
「やあ!久しぶりだね。」
「これは、盤外王様。初めまして。」
「つれないなあ。」
「何か用でも?」
「いや、たまたまだよ。仕事のついでに会いに来たのさ。」
「そうかい。」
「で、この間の話。結局どちらなの?」
「さあな。」
「そうなんだ。もし、俺の思っているのと反対なら……。」
「なら?」
「今ここで、消しちゃおうか☆」ズズズッ
「へえ、そうかい。」ズズズッ
「「「!?」」」
二人の迫力に周りのアブノーマルクラスも客たちも驚く。が、すぐにかいけつするのだった。
「おい、あほ優等生。そこまでだ。」
「「「カルエゴ先生!!」」」
「そうですよ。恩人に何やっているんですか?」
「!それもそうか。盤王様、すみませんでした。」シュン
「いや、こちらもおふざけ過ぎた。ごめんね☆」シュン
「「「ほぉ」」」
一触即発の状態から無事に日常に戻る。時間が過ぎて帰宅時間になる。ゲンは、片付け手を終えてバスに乗り込んだ。今回、直接戦わなかったが、13冠の力を改めて確認することが出来た時間であった。