友達の様子がおかしい 作:瓦版
「いやあ、良い天気だ。さて、町まで頼むぞ大福。」
「クマ!」ズシッズシッ
街に出かけることにしたゲンは、大福の背に乗ってゆっくり町を目指した。道中は、大福の催眠ガスで安全に進むことが出来た。そして、無事に町に到着する。町に到着すると、住人たちが、反応する。
「お、ゲン!買い物か!良かったら俺の店にも寄ってくれよ。」
「おっちゃん、財布に余裕が有ればな。」
「ゲンちゃん、この瓶のふたを開けてくれるかい?」
「おばちゃん……俺は、便利屋じゃないぞ。ハア…貸してみ。」
「あ!大福だ!!」
「ホントだ!!」
「ゲンも一緒だ!!」
「クマ!」
「俺は、おまけか。」
「おお、ゲン坊。この後、一指しせんか?」
「じいさん、イカサマは、無しだぜ。」
住人とっては、ゲン・フレアハートと言う悪魔は、町の人気者の1人になっていた。それは、ゲンが町の人に協力したり、手を借りたりしてきた交流の賜物である。ある程度の買い物を済ませると、休憩のために広場で大福と横になる。大福は、疲れたのかひと眠りをしている。ゲンは、起こさないように本を読んでいた。内容は、自動人形にかんするものである。
「成程ね。これは、良いな。今度、人形に加えてみるか。さて、俺もひと眠り……ん?あれは、……。」
ゲンは、ある人物を見つける。
「さてと、次に向かうのは、「よお、なんか探し物か?」おわあ!!ってお前は、確かイルマの……。」
「13冠就任おめでとう。頂弓(ちょうきゅう)様いや、バチコさん。」
「死神か……何かあっちに用か。」
「別に、むしろあんたがウロウロしてたから手助けしようかと思ってね。」
「大きなお世話だい!!……けど、迷ってるのも事実だけどな。この店なんだけど……。」
「どれどれ。ああこの店ならすぐ近くだ。案内するからついてきな。」
「子供扱いすんな!!」
そして、目的の物次々と買いそろえることが出来たバチコは、満足する。最後の物を買い終えた後にゲンは、質問をする。
「それ全部イルマの買い物でしょ?」
「やっぱりバレてたか。」
「まあ、男物が多かったし。」
「あいつには、色々お世話になったからお礼としてだ。」
「ふーん。」
「なんだい?」
「いや、てっきりイルマの好感度上げるためかとね。」
「な、な、何を言って……。」
「(お、これは、意外にヒットか。)これは、良いこと知った。」
少し顔を赤らめるバチコにニヤニヤするゲン。ある程度目的を終えたので大福の所に戻ろうとするゲン。
「待ちな!」
「ん?大丈夫さっきのことは、秘密にしとくよ。」
「違う!そのことじゃない!」
「じゃあ何?」
ゲンは、歩みと止めて体の向きを向ける。バチコは、一呼吸入れて落ち着きを取り戻して口を開く。
「バルバトスの頭領としても聞く。お前、どちら側なんだい。」
「!?どちらとは?」
「とぼけんな。もう気づいているだろ。」
「……ふ、なんだ。あんたもか。」
「で、どっちなんだい!」
「誰でも同じだ。俺があいつの味方になろうが、敵になろうがお前らには関係ねーよ。」
「ほう、あっちの相手になっても構わないかい?」
「どーぞ。それじゃ。」
ゲンは、歩みを始める。バチコは、自身の弟子の味方だいることを心に秘めて分かれる。