友達の様子がおかしい 作:瓦版
「う、。」ドサッ
1人の生徒が倒れる。その生徒の周りには、同じように転がっている者であふれていた。そして、それを行った原因の男は、汚れをはたきながらリーダーに近づく。
「ハア…これで満足か?」
「くそ……化け物め……。」
「これに懲りたら今度こそ諦めろ。正直、迷惑だ。じゃあな。」
「待て!」ググッ
「「「り、リーダー……。」」」
「まだ…終わってねえ……フレアハート。」
「……。」
「いくぞお!うおおお!!」
ゲンに向かって走り出す。ゲンは、ため息を一つ吐いて振り向きざまにリーダー各の男に蹴りを叩き込んだ。
「グハッ。」バタッ
「「「リーダー!!」」」
「終了だな。はあ、疲れた。」
ゲンは、不良たちを置き去りにして帰宅するのだった。家に着くと、イルマがアスモデウスとクララと談笑していた。いち早くクララが、気づいた。
「あ、ゲンゲン。おかえり。」
「おかえり。ゲン君。」
「ああ。ただいま。」
「その様子だとまた喧嘩か?物好きだな。」
「別に好きでやってんじゃねえよ。」
「ゲンゲン、勝った?」
「モチロン、よゆー。」ピース
「おお!流石!」グッ
「茶化すなアホクララ!フレアハートも!」
「けど、無事でよかった。」
「安心しろ。そんなちょっとのことで負けるかよ。」ガシガシ
「ちょ、ちょっと!?」
「あたしも撫でる♪」
「おい!貴様ら!イルマ様に無礼だぞ!!」
こうして、平和な一日を終える。次の日、イルマ達と一緒に登校したゲン。すると、生徒会が待っていた。
「フレアハート。昨日、また派手に喧嘩したらしいな。」
「ち、朝から何かと思えば。そんなことのためにわざわざ待ってたのか?」
「別に我々もこんなことで待っていたくないんだがな。」
「じゃあ、何の用だ。」
「うむ、貴様に依頼が有ってな。病院送りにした者達に課題を渡してほしいのだ。」
「はあ!?なんで俺が。」
「今回の奴らは、どいつも出席ギリギリの者達だ。なので、補修としての課題を受けねばならんのだが。」ジー
「?」
「貴様が、見事に病院送りにしてくれたおかげでな。欠席確定だ。」
「知らねー。そもそもあいつらが授業出てなかったのが、悪いんだろ。それに、病院送りになったのは、あいつらのせいじゃねーかよ。」
「たしかに向こうが、ほぼ悪い。が、そもそもこれらは、あいつらの担任の教諭からの依頼なのだ。」
「じゃあ、生徒会でやれよ。」
「そうしたいのだが、別の要件で動くことが有ってな。だから、貴様に依頼しているのだ。」
「でも、ゲン君は、この後すぐ授業が。」
「それならカルエゴ教諭と学園長から許可が出ている。」
「ち、しゃねーな。」
「受けてくれるか?」
「渡すだけで良いんだよな?」
「勿論だ。ただ貴様のことだ。課題をなかったことにしてしまうかもしれん。「しねーよ。」しこで、イルマ!」
「は、はい!」
「貴様には、特別依頼としてフレアハートの見守りを命ずる。」
「ええええ!?」「!?」
「失礼、会長。なぜ、イルマ様を?」
「うむ、イルマは、アブノーマルクラスのリーダーだ。なら、これほどの適任はいない。因みにイルマの分も用意している。」
「はあ。」
「勿論イルマだけでなくうちからは、ゼゼ!ヴィネ!」
「「はい!!」」
「貴様らも同行するのだ。」
「「はい!」」
「ハア…おもりなんざ、いらねえんだが。」
「まあそういうな。というわけで行ってこい。」
こうして、珍妙なパーティで向かうことになった。