友達の様子がおかしい 作:瓦版
病院に到着した一同。だが、ゲンは、嫌そうな顔をしていた。やはり腑に落ちていなかった。
「ち、なんで俺が……。」
「しょうがないですよ。フレアハート先輩が、病院送りにするほど叩きのめしたんですから。」
「とりあえず渡せばお終いだから、ね。」
「お、お願いします。もし、放棄すると僕たちも会長に怒られてしまうので。」
「……ハア。」
一同は、病院の中に入り対象の生徒に課題を渡しに行く。課題は、意外にもすんなり渡すことが出来た。大半は、ベッドに寝ているか動くことが出来ない者だらけだった。動ける者達もいたが、まともに喧嘩することもできないために、ゲンが現れても素直に受け取った。そして、残りはリーダーだけであった。
「さて、さっさに渡しに行くか。」
「けど、この人今年で卒業なんだ。」
「何でまた喧嘩なんか。」
「ふむ、詰まるところ学生最後に心残りだったことを果たしたかったのかもしれませんね。」
「最後どころか卒業できるか怪しいのにな。」
「まあまあ。!着いたよ。」
「さて、入るか。」
ゲンが、扉に手をかけようとした時。
「待ってください!リーダー!」「「「!?」」」
「本気でなんすか!」
「当たり前だ。じゃあな。」
リーダー各の男が扉を開けたことによりゲンたちと鉢合わせる。
「フレアハート!?」
「よお。」
「てめえ、何の用だ!」
「うるせえな。ほら、お前にだ。受け取れ。」
「俺に?これは?」
「バビルスの先生たちからだ。これやって提出しろと。」
「……。」
「さて、依頼は、てめえで最後だ。じゃあな。」
ゲンは、イルマ達と部屋を後にしようとするが、リーダー各の男に止められる。
「すまないが、フレアハート。少し話がある。屋上に来てくれ。」
「断る。俺は、お前の話にこれぽっちも興味ねえ。」
「そこ頼む。」
リーダー各の男は、頭を下げた。ゲンは、それでも無視しても行こうとするが、イルマ達に止められてしぶしぶ屋上に向かう。
「で、話ってなんだ。」
「フレアハート。おれは、チームを解散させる。」
「あっそ。」
「そこで、おまえに頼みがある。」
「何だ。」
「俺のチームの奴に勉強等の面倒を見てくれないか?」
「断る。お前らに迷惑してたんだ。虫が良すぎる。」
「頼む!お前にしか頼めないんだ!!」
「ふざけんなよ。お前のまいた種だろ。お前が、何とかしろ。」
「俺には、時間がないんだ。学校で孤立しているあいつらをしっかり学生生活を送らせてやりたいんだ。」
「知らねえよ。勝手に解散してろ。」
ゲンは、扉の方に向かう。その日から本当ににゲンに喧嘩を吹っかけてきた連中は、孤立していた。チームで仲の良い者同士つるんでいた。そして、学校の各地で派閥争いが始まっていた。生徒会が動いて鎮圧しているが、人数が多く。中々苦戦していた。
「生徒会も大変だな。授業どころじゃねぇな。」
「ゲン君。やっぱりこの間の話は、やらないの?」
「イルマ、いくらお前でも次も同じこと聞くならキレるぞ。」
「でも、」
「でもなにもねえよ。何で親しくない迷惑連中の面倒を見る必要がある。」
「……。」
「イルマ。そんなに気になるならお前が面倒見ればいいだろ。もう二度とこの話題を俺のい振るな。じゃあな。」
ゲンは、イルマと会話を終えると。いつもの広場に向かう。だが、目の前に居たのは。
「お前らやっちまえ!」
「「「おお!!」」」
「向かい打て!」
「「「おお!!」」」
いつもの派閥争いであった。流石のゲンも堪忍袋が切れた。全員を吹っ飛ばすほどの魔弾を放つ。派閥争いしていた連中は、散り散りになった。そうして、目の前で争っている奴らがいたら問答無用で吹っ飛ばす。吹っ飛ばされた者の中には、また病院送りになるもの居た。そうしているうちに、とうとうゲンの前にも表れるようになりゲンも以前よりまして反撃する。生徒会や教員たちは、ゲンが不良共に接触しないようしていた。だが、黙っていない者がいた。リーダー各の男だった。
「フレアハート。これは、どういうことだ。」
「あん?誰だてめえ。」
「な、」
「どこのどいつか分かんねぇが、俺に支持すんな。」
「おい!ふざけ、『ドゴッ』う、!?」ドサッ
「触んなカス。てめえの願いなんざ知るか。」ガシッ
「うぐっ。」
「俺は、聖人じゃねえ。てめえのチーム全員ぶっ壊す。」パッ
「や、やめ。」
男の願いは、虚しく。仲間は、全員病院送りになるだけでなく長期的に治療が必要になった。