友達の様子がおかしい 作:瓦版
ある日、ゲンが庭を歩いていると、シーダを見かける。シーダは、花壇の前で座り込んでいた。何やら悩んでいるようでゲンは、近く。
「シーダ先生?どうかした?」
「!君か。ちょうど、良い。手伝って。」
「?別に構わないが、何するの?」
「実は……」
そこでシーダは、悩みを話す。悩みというのは、教員達で飲み会を行うのだが、幹事を任された。そして、どういう店が良いか悩んでいた。
「なるほどね。」
「中々難しい。皆の予定と合わせないといけないから。」
「分かった。ちょっと待って。」ポチポチスパッ
「!」
「一応詳しいやつから店の情報貰ったから。情報送りたいんだけど、携帯持ってたっけ?」
「」ブンブン
「そうか。なら紙で用意するからそれで探してみて。」
「ありがとう。」キラキラ
「どういたしまして。」
そして、シーダを身を送るゲン。すると、携帯が起動する。ゲンは、画面に視線を送る。
「連絡ご苦労さん。トントンにも連絡にもなんか割引券送っといて。」
「まったく、人使いが荒い。」
「そう言うなって、お前の力もテスト兼ねてたしな。」
「はあ。後、仕事の連絡来てたぞ。」
「!そうか。内容は?」
その日の翌日、何時もの魔関署の姿となり、仕事場に到着。今回の任務は、情報の整合性の確認。
「それで、今回の場所は、ここか。」
ゲンは、その屋敷に許可を取り、中へ入っていく。情報によると、怪しい粉を用いた販売と加工を行っているとアンリから聞かされていた。仕事と言うこともあり中を隅々まで確認する。しかし、何処も変わった様子もなく、普通の良い屋敷であった。自力での捜査が、難航する。
「うーん……参ったな。普通に手詰まりだな。しょうがない。おい、出番だぞ。」
「聞こえている。」
「そうか。なら、この屋敷に流れる魔力探知を頼む。色々回るから不自然になっている場所が有れば報告ヨロ。」
「全く、手のかかる主だな。了解。」
ゲンは、来た道を戻りながら自身ももう一度深く見ながら確認する。だが、やはり見た目では、違和感がないため困っていると。
「主、見つけたぞ。」
「ナイス。で、場所は?」
ゲンは、指定の場所に入る。
「ここで、良いんだよな。」
「間違いない。」
「そうかい。さて、『探知』」
自身の目に魔力を集中させて隠し戸を探す。そして、見つけることに成功。
「ここだな。フンっ!」ドンッ
バタンッ
「見事。」
「地下か。べただな。」
そして、地下に進むと工場を発見する。
「おいおい、当たりかよ。」
チャキッ
「そこまでですよ。魔関署の方。」
「おや、わざわざ出迎えご苦労様です。まさか、おひとりですか。」
「そんなわけないでしょ。」パチンッ
ザッ
「さあ、ネズミを始末するのです。」
オオオオ!!
「来るぞ主。」
「任せろ。」
そこから激しい戦闘になる。次々と押し寄せる敵をなぎ倒すゲン。数の多さに苦戦するが、残すSDの悪魔以外の使用人ども全員倒した。
「ハア……ハア……。」
「驚きました。まさかあの人数を一人でやるとは、。」
「ハア……ハア……。」
「ですが、それもここまでです。行きますよ!!」ダッ
「チッ。」ダッ
ドカッバキッドゴッ
流石SDの悪魔だけあった。戦闘も手馴れていた。だが、相手は、百戦錬磨の問題児。敵の動きを巧み捌いて的確に当てる。時間にして数十分。
「ハア……ハア……やるじゃねぇか。」
「ハア……ハア……当たり前ですよ。」
「ハア……ハア……ならこれで最後!」
「望むところ!」
ガキッ
SDの手は、問題児に届かず問題児の手も届かず。だが、SDの手は、握り拳で問題児の手は、開いており少しの煙を出していた。つまり、魔弾を放ちSDの意識を刈り取った。
「ハア……ハア……よし!」
「終わったか主。」
「ああ、そっちも終わったか「待て!」!ついに、ボスか。」
「これは、貴様がやったのか。」
「ああ、だとしたら?」
「許さんぞ!!!」
姿を現した館の主が、自身の変身を解く。
「小僧、我の僕を傷つけてただで済むと思うなよ。」
「よく言うぜ。怪しい犯罪者が!」
「犯罪者?なんだそれは?」
「お前の目の前にあるのなんだ。」
「(。´・ω・)ん?ただのお菓子だが?」
「え?」
「え?」
どうやら互いに思い違いをしていたことが、判明。実際にここで作られていたのは、お菓子であり、中身もちゃんとしてたものだった。SDたちは、競合他社の者と勘違いして襲ったとのことだった。互いに謝罪し館の主人には、成分表の提出をするように伝えてゲンは、帰路につく。そして、アンリに報告する。
「たく、互いにちゃんと確認しろよな。」
「本当にすまない。こちらも仕事が重なってしまっていてな。書類でしか確認できなかった。」
「まったく、骨折り損のくたびれ儲けだぜ。」
「報酬は、しっかり振り込んでおく。引き続きよろしく頼む。」
「分かってる。契約だしな。それじゃ。」
「ああ、お疲れ様。」ピッ
電話を終えて携帯を閉じるとすぐに画面が、起動する。
「お疲れのようだな。主。」
「まったくだ。」
「約束の物、用意してくれるんだろう。」
「安心しろよ。用意してある。」
「うむ、後日が楽しみだ。」
「じゃあ、待機モードになれ電池が持たねーぞ。」
「そうしよう。おやすみ主。」
「ああ。また明日………………ゼロワン。」
そして、ゲンは、ゼロワンを懐にしまって夜空飛ぶ。ちなみ、後日学校に向かうと、机にお菓子が置かれており、シーダからお礼の品として送られていた。