友達の様子がおかしい   作:瓦版

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改造

「う、!」ドサッ

「これで、最後か。ハァ、最近は、もうなくなったと思っていたが。」

 

ゲンは、不良達の残骸の真ん中に居た。

 

「前の奴らといい、こいつらといい、どうして、こんな「そこまでだ!!」やっと、来たか。」

 

生徒会のメンバーが到着した。

 

「フレアハート!またお前か。」

「遅ぇよ。何のために、パトロールしてんだよ。」

「す、すまない。」

「!会長が謝罪しなくても!!」

「良いこれは、我々の落ち度だ。悪いが、いつも通り生徒会に来てくれるな。」

「ああ。」

 

生徒会に連れられて、生徒会室に移動した一同。

 

「まったく、貴様には面倒をかけてしまっているな。」

「まあ、しょうがないだろ。悪魔は、悪さで褒められるんだからな。あんたは、よくやってる。そう、あんたはな。」

「は、…?どういう意味だ。」

「どうもこうもねぇよ。アンタの部下が、力不足でしかない。」

「「「な!?」」」ガタッ

「待て、お前たち。フレアハート、たとえ貴様でも私の仲間を馬鹿にするのは、許さんぞ。」

「会長、いやアメリ。お前がスカウトし、育てたこいつらは、確かに他の生徒にはない実力と正義感を持っている。だが、集団としての行動が多く、師団との費用や意見書の書類作業に追われて寝不足。さらに、自らの特訓による疲労。結果、この学校で悪さも絶やせない。」

「ほう、なら貴様ならどうする?」

「そうだな。とりあえず、生徒会としての活動の改善、警備の方法を見直すとかか。」

「ふむ、それは、良い意見だな。では、早速貴様にその改善のトレーナーとして生徒会に参加してもらおうか。」

「……はあ!?なんでそうなる。」

「貴様の貴重な意見も無駄にするわけにいかんだろう。」

「だからって、俺が生徒会に参加する理由にならねぇだろ。」

「はぁ。」

 

ため息をつきながらアメリは、ある紙を取り出す。

 

「盗難、教員たちへの暴行、器物損壊、不良生徒の病院送り、去年から続く諸々の問題行動。一体誰が、後処理をしているのか。」

「……。」

「決まったな。もちろん引き受けてくれるな。」

「く、……わかった。だが、あんたは、どうする?正直、今回の趣旨の含まれてないんだが。」

「そうだな。私は、久しぶりに休日を満喫させてもらおうかな。」

「そうかい。じゃあ、1週間後始めるか。」

「そうか。頼むぞ。」

 

こうして、生徒会改善ウィークをすることになったゲン。約束の1週間後になって生徒会の服を着るゲン。

 

「はぁ、なんでこんなことに。」

「ゲンゲン、かっこいい!!」

「ゲン君、大丈夫だよ!皆さん良い人だから。」

「じゃあ、お前も参加しろ。元生徒会だろ。手伝え。」

「いや、それは。」

「おい、フレア。イルマ様を勧誘するんじゃない。そもそも貴様の撒いた種だろ。」

「俺が、蒔いてないものもあるが。」

「頑張って。」

「はぁ。」

 

ゲンは、憂鬱になりながら生徒会室に入る。すでに生徒会メンバーが、仕事をしていた。

 

「遅いぞ!さっさと始めろ!」

「まさか、書類作業もかよ。」

 

書類作業を終えて特訓に入るが、イルマも苦戦した特訓内容を見てその後の食事を見る。

 

「なにこれ?畑にでも蒔くの?」

「これが食事だ。」

「(イルマが泣いていた理由がよく分かった。)」

 

その後の校内パトロールを見学し1日を終える。ゲンは、1日の業務見て早速次の日から動くのであった。

 

「フレアハート、これは、どういうことだ?」

「書類作業の省きだ。今日中に必要のない物は、明日に回す。」

「それでは、明日の量が増えるのでは、?」

「そこだよ。お前ら明日の量が増えると思って今日中にやろうしているのがアホだ。明日に回そうが、今日やろうが結局変わんないだろ。それに似たような申請なら一回つき返せ。まともに相手にするのは、ないようが良くなってからだ。」

「なるほど。」

 

そして、期限が近い物から片付けた。その後、特訓を行わず食事に入った。生徒会でアメリのリーダー各のジョニーが、すぐに質問する。

 

「特訓は、しないのか?」

「ああ。今日は、しない。休養にする。」

「それだと、鈍るんじゃないのか?」

「書類作業でも言ったが、何でもその日のうちにやるな。それに、毎日体をいじめても強くなんねーよ。たまに休めて体の組織を回復させんだよ。」

「そうか。」

「そして、食事もだ。今からこれを食ってもらう。」

ドンッ

「「「「「!?」」」」」

「フレアハート、これは?」

「今のお前らに必要な食事量だ。」

「こんなに…………。」

「流石に食べすぎじゃ。」

「お前らの食事を見させてもらった。あんなに体動かして豆一つは、流石に引く。」

「だが、それは、」

「分かってる。お前らなりの欲の抑制方法だろ。普段からだらけさせないためのな。だけどな、食事を抜くの良くない。食事は、強くなる要素の一つだ。」

「「「「「……。」」」」」」

「暴食は、確かに良くない。だが、節食のやりすぎも良くない。だから、必要な量を摂取する。それなら悪くないだろ。さ、食べようぜ。この後の業務のために。いただきます!」

「「「「「い、いただきます。」」」」」

 

ゲンは、普段固い表情で食べる生徒会メンバーの表情の変化を感じ取る。そして、あらゆる業務を終えパトロールの時間。ゲンは、メンバーにある物を渡す。

 

「これは、?」

「通信用のマイク付きのイヤホンだ。これで1人でもすぐに仲間とも連携取れるだろ。」

 

イヤホンを付けたメンバーは、最初の方は、違和感を感じるがすぐに慣れ使いこなす。そして、こんなような事を続け1週間後。ゲンは、アメリに報告する。

 

「とまあ、こんな感じだな。」

「うむ、ごくろうだったな。みんな見違えるように変わったな。なんか、逞しいな。」

「まあ、体重と筋肉量は、少し増えただろう。あ、そうだ。これ、今回の反省をまとめたやつだ。」

「わかった。必ず、確認しよう。」

「それじゃ、俺も終えるかな。1週間世話になった。」

「そうか、寂しくなるな。」

「まあ、何かあればアドバイスぐらいするよ。」

「助かる。あ、それとだが、この領収書は、一体?」

「必要経費。それじゃ。」サッ

「あ、おい!」

 

その日、生徒会からアメリの声が、響き渡ったそうだ。そして、ゲンの生徒会改造によって生徒会の存在が、大きくなり事件件数も減ったそうだ。これを機にバビルスでは、ゲンのことを「トレーナー」という者も増えて、師団によっては、依頼する者もあらわれたそうな。

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