友達の様子がおかしい   作:瓦版

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癒し

期末テストを終えて各々が,それぞれの終末日を楽しんでいる。それは、ゲンにも限った話ではなく、イルマがいつもの仲良し3人組で出かける場合、魔関署の仕事を行っている傍らで自身の時間を過ごしている。そして、今日もイルマと別々に過ごす。さらに、魔関署の仕事もない状態であった。そんなゲンは、ある場所にいた。

 

かぽーん

チョロチョロ

ガヤガヤ

「ふぅ、気持ちいい。」

 

日々の多忙からの溜まった疲労と特訓や業務などで傷ついた身体を癒すため、健康ランドに来たのだ。そこで、ゲンは、温泉につかっていた。温泉は、近くの火山の熱を利用しているので、効力も素晴らしい。それもあり健康ランドには、色んな悪魔も来ており施設内は、賑わっていた。その為、勿論隣に他の客もつかる。

 

「隣良いか?」

「ん?どうぞ、!?」

「?どうした?」

「いや、すまない。ただ、ご老公にしては、体の傷が凄いなと。」

「ははは、いやなにちょっとばかし仕事でな。もう引退したがな。」

「軍人さん?」

「まあ…そんなところだ。」

「……。」スッ

 

ゲンは、老人に手を合わせる。

 

「少年、何してる?」

「いやな、うちのじっちゃんから『引退した軍人さんには、敬意を払ってね。彼らは、それだけ国を守ってくれた英雄だからね。』って言われているから。」

「そうか、それは、頑張ったかいがある。」

「さて、サウナにでも行こうかな。それじゃ、失礼。」ザパッ

「!ほう。少年、おぬしも人の事言えぬでは、無いか。」

「まあ……あまり見せるほどでは、ないけど。」

「そちらも軍に居るのか?」

「いや、ただの一般人。」

「ふむ、そういうことにしておこう。」

 

ゲンは、サウナに入る。先程の話もあるように体の傷が目立つので他のお客も注目する。ただ、本人は、何も気にせずにサウナを利用している。サウナも終わり、火照った体を露天風呂の椅子に座るゲン。

 

「はあ~気持ちよかった。さて、そろそろ上がるか。」

 

満足し風呂場から出ようとした瞬間、轟音と地響きが起こる。ゲンは、上を見ると火山が噴火していた。周りは、急いで避難でバタバタしていた。ゲンは、心のうちで『面倒ごとになった。』と思った。自身の荷物を整えて外に出ようとしたが、非難する客でごった返していたので事態を食い止めるために動く。羽を広げて原因の場所に向かう。現場に到着すると、マグマが、大量に流れ出ており熱も凄かった。

 

「さて、始めるか。」

変換 炎魔

 

ゲンは、片手で熱を冷ますために火山の周りの熱を吸収しもう片方で炎の球体を作る。熱をある程度取ることが出きたのでマグマの進行が遅れる。次に、集めた球体の熱をエネルギーに変換させた。

 

「これだけあればあとは、」

変換 氷鬼

 

今度は、両手で巨大な氷塊を作る。それを火山の真上に落とす。結果、マグマは、止めることが出来た。

 

「良し一件らくt『バーン!!』チッ、」

 

全てが終わったように見えたが、上からの衝撃で内部が圧縮され反発で一部が、破裂した。それで、無数の岩が空から降ってくる。

 

「面倒。」

変換 魔弾工場

 

大量の魔弾を生成しようとしたが、

 

ポンッ

「げっ、嘘だろ!」

 

まさかの燃料切れをおこす。今にも迫ってくる大量の岩の塊。腹くくり自身の拳と翼に力を籠める。

 

「(くそ!!)『ばちこん!!』!」

 

そんなゲンの後ろからたくさんの矢が、通り過ぎ岩を破壊した。射貫いた張本人を探すが、どこにも見当たらなかった。

 

「若者、勇気見事なり。」バチチッ

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