友達の様子がおかしい   作:瓦版

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新作ゲーム

「おはよう!!なあ、あのゲーム買った?」」

「おっす!いやあ、全然買えない。」

「おはようございます。わたくし、買えましたわ。」

「おはよう。私も買えたから一緒にやろ!」

 

いつも賑やかなバビルス。そんな学校では、あるゲームが流行っていた。ゲームに詳しいリードは、早速イルマとプルソンを誘う。

 

「それで、新作のゲームって?」

「これだよ。」

 

リードは、懐からソフトを取り出す。新作ゲーム『ドキドキ、魔王候補生物語』通称 どきまお。自身が魔王が候補として、一人前の魔王になるため成長していく学園物語。勉強、部活、恋愛と要素が沢山。そして、育てた魔王で世界と対戦できるという内容である。

 

「すごいよね。もう学校の色んな所で話されているもんね。」

「しかも、発売当初から人気がすごくて完売続出だったよね。リード君、良く買えたね。」

「フフン、そこは、色んな伝手を使ったのさ。」

「伝手?まさか、てんば「正規で買ったわ!」

 

早速ゲーム機に挿入して起動する。華やかな花びらが、舞う。そして、今作のヒロインたちの影とサポートキャラの親友に、教師陣。さらに、ライバルが登場した後にタイトルが出る。

 

「「「おお!!」」」

「やっぱ新作だから、絵が綺麗だね。」

「前作とかあるんだっけ?」

「あるけど、前のハード機だからだいぶ前だね。」

「そういえば、リード君が、何で学園ものを?」

「まあ、今回も興味本位でというのもあるけど、今回のゲームに誰が携わっているのか知っているでしょ。」

「!そうか、メフィスト様だ!」

「そ、その盤外王様が、監修したんだって。それじゃあ、やらないわけには、行かないでしょ。」

「「確かに。」」

「それじゃあ、やろうか。」

 

三人は、どきまおをプレイするのだった。場所が変わり、どきまおを制作したゲーム会社 ゲムズ。その社内をメフィストは、案内の悪魔と一緒に歩いて行く。目指す場所は、社長室。そして、扉を開ける。

 

「やあ、順調かな。社長さん。」

「お待ち下りました。盤外王 メフィスト様。ささ、こちらにお掛けください。直ぐに今作の資料をお持ちしますね。」

「うん、ありがとう。」

「では、早速ですが、今作のどきまおの完売数とダウンロード数です。」ピッ

「おおこれは、…………やばくね。」

「はい…………。」

 

モニター画面に映し出された数字を見たメフィストは、驚愕した。その数字は、予想の斜めを行っていた。

 

「初回売り上げ本数66万6千本?ダウンロード数うなぎ登り?」

「はい…もう…弊社ウハウハです。こんなに売れたのは、例にないです。ホントに監修等をしていただきありがとうございます!!」

「……いやあ、あははは。良いよ頭上げてよ。」

「いや、上げれません。倒産間際のわが社を一気に大企業にしていただいたのですから。それに、まさかこんなにスポンサーもついてくるなんて。」

「それに関しては、助手君のおかげだけどね。」

「彼は、一体何者ですか?」

「それは、俺もわかんないだよね。」

「全く不思議な少年です。」

 

メフィストは、少し誇らしく思った。

 

「で、うちの助手君どんな様子?」

「はい。今、ちょうどデザイン部の方にいるはずですが」

ドオォンッ

「「!?」」

 

大きな爆発音が、社内に響き渡る。二人は、その爆発音の場所に向かうと人影が。

 

「お嬢様!落ち着いてくださいませ!!」

「お嬢様!これが、最後ですから!!」

「ああ!!それ以上は、ご勘弁を!!!」

「何があった!お前たち!これは、一体!?」

「「「社長!!!」」」

「じつは、遂に限界みたいです。メフィスト様が、お越しになられると知ったようでして。」

「それで、」

バアァンッ

「みいぃつけた。メフィストさま。」

「まずい、お前たち私に続け!!」

「「「「は、!!!」」」

 

お嬢様に飛びつくゲムズ社員。だが、歯が立たず侵入を許す。そして、お嬢様は、メフィストの前に立つ。

 

「ふふふふ。」

「やあ、元気そうだね。」

「そうね。あなたを殺したくて殺したくてどれだけおもったことか。」

「はははは。それなら良かった俺も会いたくてね。」

「そう、私の愛も受け取って。そして、この忌々しい姿と言動におさらばだ!」ギュッ

ダッ

「メフィスト様!」

「大丈夫だよ。」

ドォッ

 

黒く染まった刃ごと受け止めるメフィスト。そして、その刃を折る。

 

「今すぐ元に戻せ!!」

「ダメだよ。君のキャラの存在がバレてないんだから。それまでに新衣装作らないと。」

「知るか!もうごめんだ!てめえを葬ってこの会社と魔関署の局長も殺してすべてをなかったことにしてやる。」

「まあまあ。これも契約だから。ゲン君。」

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