友達の様子がおかしい 作:瓦版
ヒント探しに明け暮れるイルマ。すると、隣のゲンの部屋から音がするので会いに行った。
「ゲンくん!お帰り…………」
「ん?おう、ただいま。」
イルマが、固まるのも無理もない。目の前に居るのは、ゲンではなく下着姿の女の子であった。
「おいd「うわああああ!!!ごめんなさい!!!!」バタンッ
勢いよく、扉を閉めたイルマ。今、自身が見た光景を疑う。確認のために、扉に掛かっているネームを見る。
「ゲンくんの部屋で間違っていないよね?」
ガチャッ
「……何して」
バタンッ
「やっぱり、夢じゃ「おい、人の扉で何遊んでる。」!?」
やっぱり、ゲン本人という間違いなかった。諦めて部屋に入るイルマ。そこで、ゲン(女)に質問する。
「何で、女の子になっているの?」
「これか?ちょっと依頼が、有って巻き込まれた結果だ。」
「そう……なんだ。」
再び沈黙が、訪れる。その沈黙は、すぐに終わる。
コンコンッ
「ゲンく~ん、帰ってるの?」
「(まずい、おじいちゃんだ!?ここで、ゲン君を見られたら地獄になる!どうしよう…………)」
「ああ、帰ってるよ。じっちゃん。」
「!?」
「入るよ~。」
ガチャッ
「(終わった…………)」
イルマは、屋敷の地獄化を覚悟する。だが、意外にも現実は、違った。
「お、今日もまだ女の子なんだね。かわいいよー!」パシャパシャ
「あまり嬉しくないが、受け取っておく。」
「あれ?」
「どうした?」
「荒れるのかと思って…………。」
「はあ、あのな別にこの姿に関してどうも思ってないねーよ。」
「そうなの!?」
「ああ、じっちゃん達には、すでに知られてるしな。」
「そうなんだ。」
「ああもう、フレア。またそんな髪の毛をして。こっちに来なさい。」
「もう別にいいのに。」
「ダメです。」
ゲン(女)の髪の手入れを始めるオペラ。とても楽しそうに櫛で整えて行く。その中で、ゲンは、イルマに口を開く。
「ああイルマ。さっきの話だけど、1人許せん奴は、いるぞ。」
「え、誰?」
「盤外王の野郎よ。マジで、あいつは、許さん。絶対●●●●して●●してやる。フフフ、やれる俺ならやれる。」
「!?(目が黒くなってる。メフィスト様は、一体何したんだ?)」
「こら、彼との約束の上でしょう。諦めなさい。」
「無理無理。今回に関しては、俺のミスじゃないし。完璧、魔関署の失態だろ。」
「まったく、もう困りました。」
ここで、イルマ本来の事に気づく。何で、ゲンの性別変化についてである。
「そう言えば、なんでその恰好に?」
「ああ、そう言えばイルマは、知らなかったな。これよ。」
「うん?これって、どきまおだ。」
「やっぱり、知っているか。」
「この間、僕同盟で裏ボスに挑んだばかりなんだ。」
「!もうそこまで行ったのか。すげぇな。」
「でも、やっぱり裏ボス攻略できなかったよ。」
「攻略法教えてやろうか?」
「!?知ってるの!?」
「知ってるも何もこの格好見てもわかんねえの?」パチンッ
ゲン(女)は、仕事での衣装になる。そこで、イルマは、ようやく知る。ゲンが、行っていた仕事を。
「ゲン君が、モデルなんだ。知らなかった。」
「そりゃあ、秘匿にする契約だからな。それで、先の話だけど、教えてやろうか。」
「……いや、止めておく。そんなことしたら、他のプレイヤーに失礼だし、何よりみんなで攻略した方が、楽しいしね。」
「そうか、良かった。もし、聞きに来てたらデータを最初からにする方を教えてたからな。」
「こわ!!良かった聞かなくて。」
「ハハハ!!それじゃあ、頑張れよ。製作者の1人として、クリアを願っている。」
「うん!ありがとう!頑張るよ!」
イルマは、より一層攻略に勤しむのだった。
「ゲームは、ほどほどに頼みますよ。イルマ様。」
「はい。」
「あ、そうだ。一応、さっきの話とこの姿を他の奴らに話したらメフィストと一緒に●●の刑に処すから。肝に銘じておけよ。」
「イエッサー!」