居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織   作:エドモンド橋本

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実は昨日で投稿1ヶ月を迎えました。
皆様いつもありがとうございます。


新体制とこれから

 

 

 

 

 

 「て事で、アオギリとマツブサとヒガナちゃんは、組織の最高幹部に位置付ける事にしました。立場的にはNo.3ポジションね。大体の決定事項は、サカキじゃなくても、この3人の誰かが承認すればOKね」

 

 新たな人事異動に伴い、幹部会を開く事にした。まず初めに報告するのは、最高幹部に昇任した古参組の3人について。話をしていて、特に不満そうな顔の者はいない。

 

 「それから、3人の昇格に伴って、サファイア、ルビー、エメラルドの隊長には、それぞれイズミさん、カガリちゃん、Nに担当してもらう。これに着いて何か異論がある人は居る?」

 

 まあこれも問題ねえだろ。不安な点はNに関する件だが、それについては俺が決定する前に、ほぼ全幹部に相談したし。ここで改めて文句言う奴もいないだろうし。てな感じで次にいこうとしたら、恐る恐る手を挙げた人がいた。

 

 「あ、あの」

 

 「ん?イズミさん、何か気になるとこあった?」

 

 「そ、そのですね、ヒッ」

 

 すげえ数の視線がイズミさんに突き刺さる。しかもみんなヤケに怒りやら殺意の籠った目付きだけど、怖いからやめなさいよ。どうしたんだよ。

 

 「ごめん、何か変なとこあった?」

 

 「い、いえ、その、やっぱり、隊長が私で、良いのかな、と」

 

 不安そうに俯くイズミさん。一応話はしていたけど、時間が経ってから不安が押し寄せて来た感じかな?

 

 「おいイズミ、お前なら大丈夫だって言ったろ?」

 

 「アニイの言う通りだぜ!イズミ!何がそんなに不安なんだ?」

 

 「いや、その」

 

 アオギリとウシオの言葉に更に黙り込むイズミさん。きっと言葉に出来ないんだろう。理由がちゃんとあるわけじゃない。ただ、自分ではダメなんじゃないか、あいつの方が上手く出来るんじゃないか。そんな考えが彼女の頭を支配してるんだろうな。

 

 「俺は、イズミさんにサファイアの隊長を頼みたい」

 

 「……ボス」

 

 「不安になるなら俺に全部吐き出してくれれば良い。その度に、同じ数だけ、イズミさんの良さを語ろう」

 

 美女の良いとこなんて永遠に語れるぞ俺は。

 

 「本当なら、部下達の願いは全部叶えてあげたい。イズミさんが隊長になる事で辛い思いをするなら、取り消してあげたい。でも、俺がこの先夢を叶えるのに、貴女の存在は必要だ」

 

 出会いと別れは必要な時に訪れる。俺にとって、カグラ団のメンバーも、ポケモン達も、今必要な存在なんだ。

 

 「うっ、は、はい、分かりました。精一杯努めさせて頂きます」

 

 「ありがとう、よろしくね」

 

 いやあ良かった。これにてイズミさんの隊長昇格も無事に進む。おいホムラ、何でお前そんな呆れたような顔しとんねん。俺今良いこと言ったでしょ。

 

 「さて、本当はここからアクロマの隊長就任と、ルザミーネさんのUB研究室の運用についてとかの話があったんだけど、ちょっと予定を変更して話をするね」

 

 「予定変更、と言いますと?」

 

 「ガラルとパルデアを回ったら、カグラ団を4つに分ける」

 

 「え?」

 

 「は!?」

 

 「どう言う事ですか?」

 

 まあ大体予想通りの反応。こんな感じになる事は大体わかってた。その為圧に押されることなく、冷静に説明する。

 

 「カグラ団は想像以上に大きな組織になった。流石にこのまま全員纏まって動くのは目立ってくる。だから、各地にアジトを作りたい」

 

 表向きには民間企業や個人経営の店でもなんでも良い。一応アジトの場所はある程度決めている。シンオウとカロス、ガラル、そしてジョウト。

 

 「なるほど、それで俺達を組織の中心的位置に」

 

 「今後組織の更なる発展に繋げる為には言え、まさかそこまで考えておられたとは」

 

 本当はアカギとフラダリも最高幹部に位置付けて6つくらいに分けたかったんだけどなあ。流石にアカギが抜けた後のプラチナ隊長はマーズちゃんやジュピターさんじゃまだ荷が重いだろうし、フラダリはウチに入って日が浅いから周りから不満の声が上がる可能性がある。

 

 「て事で、ガラルとパルデアでは、サカキ、アオギリ、マツブサ、ヒガナちゃんの4人でメンバー構成や有事の際の判断をして欲しい」

 

 「了解した」

 

 「任せてくれ!!」

 

 「精一杯やらせて頂きます」

 

 「カイトさんの為にも頑張るよ!」

 

 頼もしい限りだ。今回、俺はどうしても集中したい事がある。

 

 「それと、パルデアまで行ったら、みんなにはアジトを作る事に集中してもらうけど、その間俺は1人で旅に出るから。それについてもよろしくね」

 

 俺のこの一言で更に会議は白熱するのであった。

 

 

 





ヒスイ地方にいたとある人間について

残ってる伝承には、
周りの者から、ヨイチと呼ばれていた
目元に傷のある変わった女
ガチグマやバサギリから懐かれていた
キッサキ神殿に寝泊まりしていた
ある組織の団長と行商人の事が大っ嫌いだった
ヤケに色んな女と風呂に入りたがっていた
ポケモン達から好かれる存在だった
オヤブンミミロップから追い回されていた
ある日突然いなくなった
などがあるが、あまりにも馬鹿げた話の為、信憑性は薄い。

噂では以下の手持ちだったとか
エーフィ
オオニューラ
グライオン
ヒスイヌメルゴン
エレキブル
ムウマージ
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