居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織 作:エドモンド橋本
わたしたちわ このあなで くらし せいかつしそして いきてきた
すべてわ ぽけもんの おかげだ
だが わたしたちわ あの ぽけもんを とじこめた
こわかったのだ
ゆーき ある ものよ きぼーに みちたものよ
とびらを あけよ そこに えいえんの ぽけもんが いる
ここに記されているポケモンが俺達が探している巨人の子とは限らない。でも、アルセウスと戦い生き延びた巨人の子なら、生活を支えるだけの力を有していても不思議じゃない。そして、共に生活をしていた古代人にとっては、その力が、いつ自分達に矛先を向けるか分からない恐怖を感じた。故に閉じ込めた。別に不思議な事ではない。未知の存在とは恐ろしいものだ。
「しかし、海底遺跡となるとこのポケモン達も海底に居るのか」
そうなると面倒だぞ。海底となると戦い辛い。指示を出せないし、ウチの切り込み隊長に任せっきりなるだろうな。しかし、やるしかない。カイオーガとグラードンの一件で、警察連中は警戒度MAXの為、ホウエンに長居するのも面倒事になるだけだ。
「潜水艇、用意出来る?」
「おう!任せてくれ!直ぐ準備する!ウシオ!!」
「おうアニイ!!」
勢いよく部屋を出てったアオギリとウシオ。彼ら自分達が指名手配されてるって分かってんのかな?
「何かわかったのか?」
「カイナシティから134番水道に向かう。あのエリアからは過去多くの歴史的文献が見つかってる。今1番可能性があるのはあそこかな?」
海底神殿とかあったら良いな。ロマンだよね。どっかないかな?海底神殿。
「君がそう言うならそうなのだろう」
「いや信用しすぎ、間違ってる可能性も高いからね」
「ボスを信じぬ右腕ではありたくないのでな」
「そうですか」
何かアオギリとマツブサが付いてくるようになってから、やけにサカキの右腕アピールが凄い。
「とりあえず俺達は纏まって動くと目立つだけだから、1時間後にカイナシティで落ち合おう」
「……うん……了解」
「じゃあ、アタシとカガリはもう少しここで何か情報が無いか調べてから向かうよ」
「では、私とホムラは先に向かっています」
「ボス!また後で!」
その場は解散となり、俺とサカキはフレンドリィショップで必要なものを買い揃えてから向かうことにした。
「……何故急に変装するのだ?」
マスクをしてキャップを被った俺を見たサカキは疑問に思ったのかそう聞いてきた。
「人が増えたし、あまり目立つのは避けないとな。ほら、サカキもサングラスで目元隠せよ」
「む、わかった」
サングラスはおしゃれグッズだし、このくらいのおっさんがかけても変には見えんだろ。
「……」
「……変か?」
「……変じゃない、ただ堅気に見えない」
「堅気じゃないからな」
そうでした。
「変装など、すればするほど怪しまれるぞ」
「はあ、そうかもな、ってうぉっ!?」
サカキの言葉が今は正論に聞こえた為、キャップとマスクを外すと、背後から右腕を誰かに掴まれた。
「見つけた」
「ワオ」
黒髪の美少女が俺を見つめていた。黒いタンクトップと短いパンツ。その上からボロボロのマントを羽織っている何とも目立つ格好だが、美少女に変わりはない。やだな、俺モテ期が来ちゃったかな?
「隕石を、破壊して欲しい」
おいサカキ、出番だぞ。
カグラ団の服装を統一した方が良いか
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YES
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NO