居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織 作:エドモンド橋本
8日程不調が続きましたがもはや完全回復済みです。
暖かいお言葉ありがとうございました。
「ボス!もう直ぐガラルに到着するぜ!」
「お、了解。じゃあ準備するわ」
アオギリからの報告に軽く返事をして、俺は目の前のバトルコートに向き直る。既につまらなそうに欠伸をしている相棒と、泡を吹いて倒れているグソクムシャ。そして絶望感漂うグズマ。
「な、何でだ、タイプ相性だって有利な筈、技もしっかり当たってた、なのに、何で」
「悪くねえな。攻撃のタイミングも良かったし、技の選択も文句なし。ただ、相手の動きをもう少し見た方が良いかな。頑張ってくれよ幹部候補!」
「……一生なれる気がしねえ」
みんな最初はそういうものだ。でも大丈夫。グズマは多分這い上がってくる。そういう奴だ。
「じゃ、俺はガラルでの準備があるから、今日はここまでね」
「う、あざした!」
グズマとプルメリちゃんを幹部候補として指導する事になってから、喋りやすい口調に戻してもらった。どうせ疲れるだろうし、俺別に気にしてないしね。ホムラとかたまにタメ口だしな。
「さて、準備準備」
「ブラァ」
寝室に戻る俺の少し後ろを歩く相棒。しかしいくら俺のグソクムシャではないとはいえ、出会い頭を真正面から受けてよく平気でいられるよな。流石は相棒。ハニーの高い攻撃力と対をなす絶対の防御力。まあ、どちらも兼ね備えたカビゴンには負けるかもしれないけど、それでも強いことに変わりはない。そもそもハニーと相棒を同時に相手出来るカビゴンがヤバいんだよ。でもそのカビゴンの上をいく2体がいるのがまた恐ろしい。ああ〜、みんなの事思い出すと会いたくなる。久々にみんなでご飯食べたいなあ。
「あ、ワイルドエリアについたら、久々にカレー作ってみよっかな」
「ラアッ!」
「ん?」
「……」
え?むっちゃ何事もなく歩くやん。何よ今の。え?俺のカレー食べたかったの?
「もう〜、可愛いでちゅね〜、撫でてあげましゅよ〜、て痛あっ!!」
噛んだ!!この子17年寄り添った相棒の手噛んだ!!俺が撫でたのに噛むのは君くらいだぞ!!
「ガルルルル!!!」
むっちゃ嫌がるやん。威嚇しないでよ。歯剥き出しよ?怖いから。
「はあ、はいはい。分かったよごめんごめん」
まあ、今はふざけてないで準備優先だわな。相棒の態度も当然と言えば当然か。ガラルを前にテンションがおかしくなってたのは事実だしな。反省反省。て、ん?
「ラ、ブラ」
「……」
噛んだ手を優しく舐める相棒。もしかして、俺が怒ってると思ったのかな?尻尾も垂れてるし。え、天使だ。
「ブラッキーちゃんはやっぱり可愛いでちゅねえ!!撫でてあげま、いだああ!!!」
ダメだった。
「ゲン!!ゲンッ!!!ゲガアアアアアアアア!!!!」
カグラ団の船がガラルの港に到着した同時刻。ゲンガーの側を彷徨っていた魂が、静かに消滅した。
「ふふ、久しぶりだね。うん、分かるよ。元気だった?ヌメちゃん」
「サ、ザ」
サザンドラ、鍛錬平原にてかつての主人に再会。
「さあ、始めよう。ガラルの未来を守る為、ブラックナイトを」
ローズによるブラックナイト発生まで後6時間。
カイトさんの苦手な女性
1.シキミ
理由 カイトと山男の話を書こうとした為
2.カトレア
理由 完璧な美少女だが、何を考えているのか分からないのに、自分の心は読まれている気がして少し苦手
3.オモダカ
理由 圧が凄い。断れない様に固めてから頼んでくる。当時最大の無茶振りは、心の折れているグルーシャをジムリーダーになる様説得しろというものだった。カイトは頑張った。