居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織   作:エドモンド橋本

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最近カイトとサカキ様にシガレットキスをさせたがってるアホな作者は私でございます。


降って来たのは何?

 

 

 

 

 「……」

 

 「真面目な顔してても碌な事考えてないって分かるのが凄いですよね」

 

 本当に失礼だよなこの饅頭。あ、でも失礼な饅頭ってレアかも。

 

 「全く、俺がどれだけ真剣にこの世界の事を考えているのか分かってないな」

 

 「はあ、それは失礼しました」

 

 「分かれば良いんだよ」

 

 うんうんと頷いてから、俺は読んでいた下世話雑誌の、全国ジムリーダーオッパイランキングのページに付箋を貼って仕舞う。後で読み返そう。

 

 「それで?」

 

 「カロスでのチーム編成の進捗はどうかと思いまして」

 

 「あ〜、軽く考えているけど、もう少し待って欲しいかな」

 

 前回の編成チームで特に問題は無かったと思うが、今回は人も増えたから大人数の2、3チームにするか、少人数で複数のチームにするか、どちらが良いかな?やはり少人数の方が目立たなくて良いのだが、その場合リーダーを誰にするかで任せる事が変わってくる。

 

 「承知しました」

 

 「悪いな、早めに連絡するよ」

 

 「失礼します!!」

 

 ホムラとの会話を終えた瞬間に部屋に入って来た平隊員。あれは、サファイアの子だったかな?確かウシオと一緒に行動してた気がする。

 

 「ノックしてから入るのがマナーだろ?ボスの執務室なのだぞ」

 

 「も、申し訳ございません!!」

 

 あんま怖がらせんなよホムラ。大体ノック云々は、まずウシオとNに言え。最近はトウヤ君でもノックしてから入ってくるぞ。

 

 「別にいいよ、それでどうした?」

 

 「あ、あの!約500メートル先に、謎の巨大な空間が突如現れ、中から人らしきものが降って来ました!!」

 

 分からん。言ってる意味が分からん。え、何?空にいきなり穴みたいなもんが出来て?中から人が降って来た?

 

 「もう既にその空間は消えてしまいましたが、人は海に浮いています。しかし、スーツ的な物を着ていたのでこのままでは沈んでしまうと思われます」

 

 なるほどね。それなら助けないとな。

 

 「その謎の空間の事もありますし、助けて事情を聞きましょう」

 

 「そうだな、よし、ウシオに助けるように連絡してくれ」

 

 「承知しました!!」

 

 救助は早急に行われた。エスパーポケモン達の力を使い、海から引き上げ、治療室に運ばれた。俺はその光景を見ていなかったが、執務室を出た際に出くわしたアオギリから衝撃の一言を告げられた。

 

 「おう!ダンナ!さっき海で拾った姉ちゃん随分な別嬪さんだったな!!っておい!?」

 

 ダッシュで治療室に向かう。やはり俺は運がいい。これは助けたお礼としてなんか、無いかな?チャンスくらいねえかな?

 

 「ボス!ボス!!ストップ!!!」

 

 「何だよホムラ!!俺は今助けた女性の元に!」

 

 「今行ったって濡れた衣服を脱がしているので裸ですよ!?入れてもらえるわけないでしょ!!」

 

 「だから行くんだろうが!!」

 

 「こんのクズが!!」

 

 俺は悪の組織のボスだぞ。クズで当然やろがい。アホ言ってんなよ。

 

 「そうじゃなくて!これを見て下さい!今貴方が向かおうとしていた女性の持っていた物です」

 

 「うわ〜、女の子の持ってたもの勝手に見たんだ〜、ホムラ君サイテ〜」

 

 「早よ見ろ」

 

 当たりキツいんだよなこの饅頭。取り敢えず渡された手帳みたいな物を受け取る。え?これ、あれ?

 

 「もしかして俺」

 

 「逮捕されますね」

 

 嘘やん。詰んだ。

 

 国際警察

 リラ

 

 「裸見なくてよかった」

 

 「裸見なくても貴方既に犯罪者なんですよ」

 

 

 

 

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